2015年、パリで開催された「サロン・デュ・ショコラ」で、ひときわ可愛らしいパッケージと、おいしそうな試食で目を惹いた「MAZET(マゼ)」。
古くからの伝統を守りつつ、その美麗な見た目で日本でも大人気のコンフィズリです。
このページではそんな「マゼ」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報(追記あり)などお届けしたいと思います。
目次
「マゼ」とは?
1903年、パリから南へ100kmの位置にある小さな街 モンタルジーで創業されたマゼ。
100年以上の歴史を持つ老舗メゾンで、1636年にプララン公爵に仕えた料理人により考案された「プラズリン」が代名詞です。
「サロン・デュ・ショコラ」への出店などから、日本では、ショコラトリー(チョコ専門店)として注目されがちですが、フランスの伝統菓子、糖菓を作るコンフィズリーでもあります。
2016年、フランス政府よりEPV(無形文化財企業)認定。
2020年より「ユーゴ&ヴィクトール」の創設者であるユーグプジェ氏が引き継ぎ、その後2023年、日本再上陸!
「マゼ」おすすめ商品
プラズリン
フランス人なら知らない人はいない、国を代表する菓子「プラズリン」。
ローストアーモンドをカラメルがけしたプラリズンはマゼの代名詞、スペシャリテ、看板商品です。
実はこのお菓子、17世紀ごろ、Plessis-Praslin(プレシ・プララン)伯爵の料理長だった人物が発案者だといわれていて、後世、そのレシピをマゼが買い取り、当時のレシピのまま今でも熟練の職人たちの手によって作り続けている、というワケなんです。
↑日本のバレンタイン催事でも人気。デモンストレーションも見目楽しい。
飴の味わいとカリカリとした食感、それにアーモンドの香ばしさが加わり、手が止まらなくなる美味しさです。
モンタルジー街中のショップをモチーフにした、中世風?のイラストのパッケージも、なんとも可愛らしい。
フリアンディス
プラリズンを含むマゼの人気商品4種(パッション アーモンド・パッション ヘーゼルナッツ・カルージャ)を詰め合わせた特別プロダクト「フリアンディス」もおすすめです。
KARIKAシリーズ
ユーグプジェシェフが手がける新しいチョコレートのレシピシリーズ。
アーモンド&ヘーゼルナッツダークチョコレート、ヘーゼルナッツジャンドゥーヤ、アマンダの3種。
タブレット プラリズン ノワール
前述のプラリズン(プラリーヌ)を使ったタブレット(板チョコ)も人気です。
シンプルな風味のダークチョコに細かく砕いたプラリズンのカリッとした食感がきています!
タブレットチョコレートの中でも人気のフレーバー。
もちろん、マゼには他にも様々なタブレットがありますのでチェックを♪
「マゼ」店舗&通販情報
マゼのショップは、創業の地モンタルジーの他、現在はパリなどに数店舗あります。
43 Rue du Général Leclerc, 45200 Montargis, フランス
37 Rue des Archives, 75004 Paris, フランス
お取り寄せ、ネット通販
【2019年追記】残念ながら日本に実店舗はありません。
片岡物産との契約が2018年に満了になった後は、同社オンラインショップでも取り扱いが終了。また、それ以降、日本のバレンタイン催事にも出展していない様子。
【2023年追記】日本再上陸!
バレンタイン催事などで「マゼ」の商品を購入するコトができるようになりました。
グルメライターケイのひとりごと
2015年パリのサロンデュショコラに参加しました。
冒頭にも書きましたが、数多くのブースの中でも、とにかくパッケージがキュートな「マゼ」は、「わぁ♡」と目を惹くブランド。
試食もいろいろとさせていただき、お買い物も数点。
オーナーのブノワ・ディジョン氏にサインまでいただき、ほくほく会場を後にしたのでした。
また行きたい!
ブノワ・ディジョン氏写真:ライターケイ
パリ サロンデュショコラ写真:ライターケイ
商品写真:ライターケイ
プラリズン サロショ会場写真:ライターhitomi