カフェ文化発祥の地と知られるイタリア トリノにおいて、その土地を代表するカフェ、チョコレートブランド「BARATTI & MILAN(バラッティ エ ミラノ)」。
160年前に創業し、今なお人気の同ブランドの秘密に迫りました。
特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします!
目次
「バラッティ エ ミラノ」とは?
「バラッティ エ ミラノ」のオリジンは、1858年にフェルディナンド バラッティとエドアルド ミラノの若者2人によって、トリノのドーラグロッサ通りに開かれた菓子とお酒の店。
初代イタリア国王にも愛された名店で、トリノを代表する老舗店です。
長い歴史の中、徐々に事業を拡大しながら、現在も、トリノ旧市街の中心部に歴史ある店舗を擁しています。
イタリアで最高に権威のあるグルメ・旅行ガイドブック「ガンベロ・ロッソ(2009年版)」で、最高ランクの評価を獲得。
こだわりの素材
「バラッティ エ ミラノ」には、エクアドル、コートジボワール、ガーナなどに協力者がおり、カカオの栽培や収穫に携わる農家組合のコーディネートをしています。
しかも、カカオの収穫から発酵、乾燥といった原産地で行われる工程すべてに同社の技術者が関わり、より品質の高い素材を獲得。
乾燥したカカオ豆はイタリアの工場に運ばれ、ここで焙煎、精製、そして最後にコンチングが行われます。
また、洗練された味わいとタンパク質を豊富に含むノルマンディー牛乳を使用。
さらに、ヘーゼルナッツは、ピエモンテ州産。独特の香りと繊細な味わいで特に価値があります。
「バラッティ エ ミラノ」おすすめ商品
「バラッティ エ ミラノ」では、ピエモンテの伝統的な特産品である「ジャンデュイオット」、「クレミーニ」、「クネージ」、その他プラリネを生産しています。
さらに、高級キャンディー「バラッティ」や、リグーリア州アペニン山脈の代表的なお菓子「アマレッティ・モルビディ」や「カネストレッリーニ」の生産にも力を入れています。
以下、勝手にピックアップしたおすすめ品をご紹介。
ジャンデュイオット
ヘーゼルナッツに砂糖を加えて細かくすりつぶし、そこにチョコを加えて練った、イタリアを代表するジャンデュイオッティ。
コチラのブランドのモノは、最高品質のカカオとヘーゼルナッツを使用。それぞれの貴重な甘みが絶妙にブレンドされています。
クレミーニ
「バラッティ エ ミラノ」の生産の原点である3層構造のプラリネ「クレミーニ」。
ピスターシュ(ピスタチオ)やカフェ(珈琲)、リモーネ(檸檬)などの種類があり、いずれも、その繊細さとクリーミーさが評価されています。
ピスターシュは特に人気だそうです。
クネージ
チョコレートドリンク「ヴィチェリン」を再現した「スパルビーノ」。
ヘーゼルナッツチョコの中に、コーヒーをアルコールが使われたガナッシュが入っています。
その他、ラム、
レモンのクネージも人気です!
「バラッティ エ ミラノ」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗
カフェは、1875年に移転したカステッロ広場に面した場所に。
住所:Piazza Castello, 27, 10123 Torino TO, イタリア(グーグルマップで開く)
電話:+390114407138
URL:caffe.barattiemilano.it
店内は、ブロンズのレリーフや大理石の床など、1875年当時を思わせる素敵な雰囲気。
メニューは、ものすごい種類のコーヒー…エスプレッソ、カプチーノ、デカフェももちろん
紅茶、ハーブティーの類も、セイロン、ダージリン、アールグレイ…
チョコレートドリンクも当然、数種類用意されています。
軽食メニューは、サンドイッチ、クロワッサン、スコーン、トースト、ブリオッシュ、マフィン、パイなど。
ちなみに、300メートルほど南には「カファレル」、さらに1キロほど南に「ヴェンキ」、2キロほど北西には「ビチェリン」…と、周辺にはイタリアを代表するカフェが集まっています。
ネット通販、お取り寄せ
「バラッティ エ ミラノ」は、各百貨店で開催される「イタリア展」の他、バレンタインシーズンに、日本からもGET出来る可能性があります。
該当する百貨店のオンラインショップをこまめにチェック。
また、楽天市場やヤフーショップに出店している輸入食材の販売店などからもお取り寄せできるかも。ぜひ確認をば!
グルメライターケイのひとりごと
イタリアのナッティーな味わいのチョコが好きな人は、要チェックかと!