「セバスチャン・ブイエ」などにいらした、M.O.F(フランス国家最優秀職人章。日本でいう人間国宝みたいな感じだしそうです。)シェフ、BERTRAND BALAY(ベルトラン・バレー)さんのショコラアソートを体験しました!
「BERTRAND BALAY(ベルトラン・バレー)」のこと
アルデシュ地方の出身の、ショコラティエ(チョコレート菓子職人)、コンフィズール(砂糖菓子職人)。および、そのブランド名。
冒頭に書いた通り、「セバスチャン・ブイエ」や「エリック・カイザー」などで修業し、コンサルタントとして活躍しているM.O.Fシェフで、今回ご紹介したボンボンアソートは、2024年、「サロン・デュ・ショコラ」のために立ちあげた自身のブランド「ベルトランバレー」のもの。
インスタグラムでも「輸出向けのチョコレートブランドを立ち上げました。この冒険を、最高のチームと共に共有できることを嬉しく思います。」と投稿してらっしゃいました。
*Puratos France | Rencontre Privée 2024 avec Bertrand Balay & Xavier Berger, Meilleurs Ouvriers de France Chocolatier-Confiseur 2023
「2024年プライベート交流会」~MOFショコラティエ・コンフィズール2023受賞者 ベルトラン・バレ & グザビエ・ベルジェとともに~
今回体験したのは…「アソルティマン 6P プラリネ
2025年、日本開催の「サロン・デュ・ショコラ」にて購入。4,212円(税込)
シェフの得意とするプラリネを味わいや食感の違いにこだわった、以下6種6色の特徴的なプラリネのアソート。
・ピエモンテ産ヘーゼルナッツのプラリネ
・スペイン産マルコナアーモンドのプラリネ
・カカオニブ入りアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
・洋梨のパートダマンドと洋梨のジュレ
・クレープダンテル入りアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
・砕いたガレット入り蕎麦の実のプラリネ
・ピエモンテ産ヘーゼルナッツのプラリネ
滑らかでムースのようなイメージがあるプラリネ。しっかりと甘く、爽やかでバニラのような香りをチリリとした塩味がフォローしてバランスよく。
・スペイン産マルコナアーモンドのプラリネ
こちらも同じくムースのようにエアリーで滑らかなプラリネ。ヘーゼルナッツの次にいただくと、一つ落ち着いたトーンでなんだかホッとするお味です。
こちらもチリッとタイミングよく塩味がきいていて、最後まで新鮮な気持ちでいただけます。
・カカオニブ入りアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
ミントのようなハーブのイメージがあるカカオ。
カカオニブのチャリッと感と、サクッとした食感があり、ハンサム。爽やかな苦味。少しの塩味。
・クレープダンテル入りアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
ねっっとりと柔らかなプラリネ。
バニラのような香り。甘めでオイリーですが、フィヤンティーヌにしっかり塩味がついててバランスが良いです。もちろん食感もサクサクしててそれもアクセントになってます。
ありそうで、あまり食べたことがないお味です!
・洋梨のパートダマンドと洋梨のジュレ
口に入れた瞬間、洋梨の香り!
マジパンは、ながくゆっくりと香りと味を楽しめるのがイイですよね。
ネットリしつつ、ちょっとだけサクサクシャクシャクとした食感が残るのもいい。これもあまり食べたことがないユニークな味わいです。
・砕いたガレット入り蕎麦の実のプラリネ
ふわっふわっエアリー、ですが、一粒一粒はしっかりとした硬さがあって、カカオニブのプラリネよりもチャリチャリとした食感が楽しめるプラリネ。
塩味が蕎麦の香ばしさを引き立てています。
これもまた、他のブランドで体験する蕎麦プラリネと食感も味わいもちょっぴり違う。なんていったらいいんだろう、焙煎した蕎麦の実を齧ったようなプリミティブな味というか。個性的です。美味しいです。