33年の歴史を持つ、大阪のショコラトリー「エクチュア」の、古いお屋敷の「蔵」を改装したお洒落な本店。
ここでは、軽食の他、和の素材に本場ヨーロッパのエッセンスがバランスよく組み合わされた「日本で食べて美味しい」「日本人のためのチョコレート」が楽しめます。
このページでは、そんな「Ek Chuah(エクチュア)」について、その特徴、店舗訪問レポ、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報など、お届けします。
目次
「エクチュア」とは?
「エクチュア」は、1986年に創業した大阪の老舗チョコレートショップ。
大阪初のチョコレート専門店としても知られています。
店名の由来、そして、不思議な姿のショップマークは、マヤ文明の古文書に出てくるチョコレートの神様「エクチュア」。
父である創業者の植松 秀王(よしお)さんと、フランスやベルギーでの修行経験を持つ息子 植松 真央(まさお)さん、2人のシェフが手掛けるチョコは、ベルギーのクーベルチュール(カレボー社)を使いつつも、日本の風土、気候の中で美味しく食べられるお味。
植松 秀王シェフ(写真左):日本人の味覚にあうミルクチョコレートを生み出す。和素材を生かした和のチョコレートがお得意。
植松 真央シェフ(写真右):チョコの本場ベルギーとフランスの両国で修業。
エクチュアとは別に、「フレッシュさ」と「洋の素材」をテーマにした「Cru de M(クリュドエム)」というブランドを、販売期間、販売店舗を絞って展開しています。こちらもぜひ注目をば。
私は、阪急うめだ本店の「チョコレート博覧会」で購入しました!
エクチュア からほり「蔵」本店に行ってみた!
さて今回、そんな「エクチュア」の空堀にある本店を訪ねました。
最寄は、地下鉄長堀鶴見緑地線の「松屋町駅」。
3番出口から出ます。
古い建物が多く並ぶ通りを歩き、数分で到着!
外観工事中…!でわかりにくいのですが、こちら、大きなお屋敷ごとリノベして作られた複合ショップ「練(れん)」で、エクチュアの本店はこの一画(蔵)にあります。
↑こちらが入口。
中に入ると、1Fはカフェスペース、それからショーケースがあるショップコーナーと、
その奥にアトリエ、
ちょっぴり急な木の階段で上る2Fは、フロア全体がカフェスペースという構成。
(一般的な「蔵」がどんな作りなのかは知らないのですが)さすがに面白い作りで、こんな風↑に吹き抜けになっていて2Fから1Fを眺める事が出来ます。
吹き抜けスペースに沿うホールには、お一人様にも嬉しいカウンター席も。
「あの席も素敵だな~」と迷いながら、大きなテーブルに案内され、着席してメニューをチェック!
ランチをいただきます
「えーと?」とまごまごしていたら、植松 真央シェフ自らが親切に対応して下さって、スルリとオーダー出来ました。
いわゆる、”有名イケメンショコラティエ” なのに(?)、気取ったところが全くなく本当に感じが良い…地元で愛されているローカルな(大阪は都会ですが)ショコラトリーなんだな、と改めて実感します。素敵。
さて、この日のランチの内容は、素朴ながらめちゃくちゃ美味しいチキンサンドイッチをメインに、きゅうりとトマトのマリネ、ピクルス、やさいスープ、チョコケーキ、コーヒーor紅茶…という充実の内容。
「お腹に余裕があったら、スイーツメニューも追加オーダーしようかな」と思っていたのですが、ケーキがついてるならコレだけで十分ですね。
と言いつつ、せっかくなのでプラス100円して、コーヒー紅茶をチョコレートドリンクに変更しました。
ボールチョコもついてきた♪
朝、ホテルを出てから何も食べていなかったこともあり、すべてを驚くほど美味しくペロリと完食。
ちなみに、もちろん、カフェタイムのデザート単体メニューも充実していますので、お食事以外の利用も◎
ショップでお買い物
ランチの後は、1Fのショップへお買い物に。
ショーケースの中には、1粒から購入可能なボンボン(今まで、デパート催事でしか見たことがなかったので、数の多さにビックリ)の他、オランジェット、生チョコレート、人気の塩チョコ、
ルビーチョコレートを使ったモノや、ミント味のモノなども。
ここでもまた、スタッフの方の対応が本当に感じがいい…。
オープン以来人気が絶えないのも納得の、素敵な場所を、ニコニコと後にする事が出来たのでした。
…というワケで、ここからは個人的におすすめのチョコレート菓子をピックアップ↓
「エクチュア」おすすめ商品
塩チョコレート
定番で、一番人気だという「塩チョコレート」は、うすく形成されたクーベルチュールに、室戸産の海洋深層水天然塩を使った商品。
一般的な塩×チョコレートの組み合わせは、ほんのりとした優しいお味が多いですが、エクチュアの塩チョコはまわりに(も?)塩がまぶしてあるタイプで、わりとキッチリと塩味が利いていて美味しい。
「これくらいパンチが欲しいのよ!」という塩スイーツファンの方、多いんじゃないでしょうか。
クーベルチュールの種類は、ミルクとビターの2種類。
私はどちらかというと、甘いミルクチョコの方が好み!
永遠と食べられる気がします…。
ブルージュの石畳
やはり、ベルギーのクーベルチュールを使った、生チョコレート「ブルージュの石畳」。
イチオシが「ミルク」で、そのほか、抹茶、エスプレッソ、ホワイトチョコ+クランベリーなどの種類が。
濃厚でとろける味わいのこの商品には、中世時代の建物が多く残る古都で、石畳の道が有名なベルギーの都市名が冠されています。
プラリネ(ボンボンショコラ)
詰め物をした一口サイズのチョコ、プラリネ(いわゆるボンボンショコラ。エクチュアではベルギー式で「プラリネ」というカテゴリで紹介されています)。
お酒やフルーツなど、さまざまな素材が使われたガナッシュ(チョコレートクリーム)がセンターに使われています。
「ダークチェリー」(写真上):ダークチェリーのガナッシュをホワイトチョコでコーティングしています。
「エクチュア」(写真上):ジャンデューヤとミルクチョコにパユテフィユティーヌ(薄いクレープをサクサクカリカリなフレーク状にしたもの)を入れた一粒。
「ニブ」(写真上):その名の通り、カカオニブをトッピングしたボンボン。ビターチョコのガナッシュをさらにビターチョコでコーティングした大人な一粒。
以上は、高島屋バレンタイ催事「アムール・デュ・ショコラ」で購入しました。なので、定番?人気の味なんじゃないかな。
そして、そのほか、

*2019年夏リーフレット
カフェ味のガナッシュをビターチョコでコーティングした「エスプレッソ」、アールグレイ風味のガナッシュをミルクチョコでコーティングした「テ・オレ」、ジャンデューヤにオレンジピールを入れホワイトチョコで包んだ「テアトル・ノワ」、「アイリッシュウイスキー」、「キャラメル」、「煎茶」、「塩」、
また、夏季限定でしょうか、「シトロン」、「パッション」、「ライム」、「ミントオレンジ」など柑橘を使ったホワイトチョコベースのモノなど、種類多数!
エクチュア 原材料名 例
砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、乳等を主要原料とする食品、ヘーゼルナッツペースト、アーモンドペースト、グリオットチェリー、転化糖、パユテフォユティーヌ(小麦を含む)、バター、レモン、カカオニブ、グルコースシロップ、乳化剤(大豆由来)、酸味料、香料、着色料(黄4、黄5、二酸化チタン、赤40、金箔)、保存料(パラオキシ安息香酸、安息香酸Na、亜硫酸塩)、膨張剤、pH調整剤、安定剤(増粘多糖類)、メタリン酸Na
エクチュア 店舗&通販(お取り寄せ)情報
心斎橋からスタートしたエクチュア、現在の本店は空堀という場所にあります。
■からほり「蔵」本店
住所:〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町6丁目17−43(グーグルマップで開く)
電話:06-4304-8077
営業時間:11時00分~22時00分(日・祝日は21時まで)
定休日:水曜日
■もりのみやキューズモールBASE店
住所:〒540-0003 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1-70(グーグルマップで開く)
電話:06-6910-6670
営業時間:10時00分~21時00分
このほか、大丸心斎橋店、大阪高島屋店があります。
最新情報は、公式サイトからご確認の上、お出かけくださいね。
お取り寄せ
ネット通販、お取り寄せは公式サイトの他、高島屋などの百貨店系オンラインショップからも可能です!