先日、渋谷スクランブルスクエアのバレンタイン催事取材会にお邪魔した際、五反田にある「LES CACAOS(レ・カカオ)」について詳しく伺う機会に恵まれました。
これまで、バレンタイン催事などには積極的に出店されていなかった事もあり「知る人ぞ知る」といったお店になっていますが、そのこだわりを知れば食べずにはいられなくなるはず!
…というワケでこのページではそんな「レ・カカオ」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けしたいと思います。
http://www.les-cacaos.shop/
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目次
「レ・カカオ」とは?
「レ・カカオ」は、2016年 五反田に誕生したビーントゥバー(カカオ豆の状態からチョコレート作りを行う)ショコラトリー、パティスリーです。
その製法からもわかる通り、最大の特徴はカカオへのこだわり。
オーナーシェフ 黒木琢磨さん プロフィール
というのも、この「レ・カカオ」のオーナーである黒木琢磨さんは、自らをcacaofevier(カカオファビエ=カカオ職人)と称し、産地ごとに異なるカカオの個性と向き合い日々、作品を作り出している方。
パリで約7年修業、帰国後は「ピエール マルコリーニ」のシェフパティシエを7年勤めた事もある一流シェフでいらっしゃいます。
「レ・カカオ」おすすめ商品
さて、それらこだわりで生み出されたタブレット、ボンボンショコラ、生菓子、焼き菓子などの商品から、自分勝手におすすめをピックアップしてみたいと思います。
ボンボンショコラ(一口サイズの詰め物チョコ)
まずご紹介したいのは、ガーナ産、ブラジル産、キューバ産の3種類のチョコレートをブレンドして作られるボンボンショコラです。
上掛けタイプではなく、モールド(型に流して作られる)タイプなのが意外なほど、コーティングのチョコは薄くパリッとしています。
中のガナッシュは滑らかで全体的に繊細な食感とくちどけ。
フレーバーは、「カフェオレ」、「パッションフルーツ」、「アールグレイ」、「ミエル」、「オランジェ」、「トンカ豆」など。
個性の強いチョコとフレーバー、どちらも活きるよう計算されたマリアージュがいずれも素晴らしい。
人気の「セル(塩)」は、キャラメルのようなコーヒーのような、そしてそれらをやや焦がしたような風味に、チョコレート生地の少しの酸味、塩のマリアージュがとっても複雑で深い味わい。
説明を読まずにいただいたのですが、「塩」だとは思わないほど優しい塩味で、全体的なバランスをとっています。本当に美味しい!
タブレット(板チョコ)
「ブレジル」、「キューバ」、「トリニテ」、「マダガスカル」、「ガーナ」など種類がある板チョコ。
黒木シェフがこだわるカカオの個性を楽しむなら、まずはこの商品から試すのがいいかも。
基本的には、カカオ分72%で統一したモノがメインで、それに45%、68%、70%などが加わります。
バレンタイン取材会で並んでいた5枚のうち、黒木シェフにオススメを伺ったところ…、
こちらの「Amazonas Brésil 70%」を教えていただきました。
迷ったらコレ。お買い物の参考にしていただければ!
焼き菓子(ビスキュイ、その他)
五反田、オフィス街という土地柄でしょうか、実は手土産需要が多く、売り上げの約6割を焼き菓子が占めるという「レ・カカオ」。
その焼き菓子カテゴリの中でも一番人気なのが、サブレ生地でチョコレートをサンドした「ビスキュイ フーレオ ショコラ」です。
サブレ生地には、灰分量(小麦に含まれるカリウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル=ハード系のパンなどの向いている)が多いフランス産小麦を使用して、粉自体の風味を生かしています。
シンプルな生地なので、油脂分も抑えめで食感はホロホロに。挟まれているガーナ産とブラジル産のカカオを使用したダークチョコレートに合うように仕上げられています。
また、「ノワゼット」も人気。
こちらはヘーゼルナッツのパウダーを練りこんだクッキー生地で、チョコレートを挟んだもの。
中身は、同じくガーナ産とブラジル産カカオを使用したチョコレートになっています。
↑こちらは、2020バレンタイン催事で出された「クラシックショコラ」。
キューバ産とガーナ産のカカオを使ったケーキ型の焼き菓子です。
このほかも、本当に様々なものがありますので、ぜひ店舗でチェックを。
生ケーキ
店舗では、カカオのテロワールを大切にした、カカオ職人らしいチョコレートケーキも。
個性が強いカカオを選ぶことが多いため、生菓子づくりには苦戦する事もあるそうですが、試行錯誤して生み出されたそれらは、やはり必食。
TV番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」の「有識者がガチで選んだ正直ランキング 最先端シュークリームベスト10」にも登場した「シューアラクレーム」は、生クリームとカカオを一緒に煮込んで作られたカカオクリームと、シューの内側に仕込まれたカカオ豆&焦がし砂糖が絶妙な人気商品。
シェフおすすめの「マダガスカル」は、その名の通りマダガスカル産のカカオ使用したケーキ。
ツヤツヤのグラサージュ(チョコソースのコーティング)の中には、酸味の強い数種類の果実コンポートが。
また、「王道のチョコレートケーキ」を意識して開発されたという「チュアオ」は、ベネズエラ産カカオ72%のクーベルチュールを使用。
ムース、ガナッシュ、ビスキュイというそれぞれ食感の違うチョコレートの層が何と9層も!
スポンジ生地には、アーモンドパウダーとコニャックのシロップを入れてます。
「レ・カカオ」原材料名 例
チョコレート、生クリーム、レモン、チェリー、カカオバター、バジル、転化糖、水飴、全粉乳、塩、リキュール/着色料(ウコン色素、黄4、赤40、青1)レシチン(大豆由来)
「レ・カカオ」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗
…というワケでそんな「レ・カカオ」に行ってみましょう!
「レ・カカオ」は、ショコラトリーがあるにしてはやや珍しい場所、五反田駅から徒歩5分。オフィス街に位置します。
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目19-2(グーグルマップで開く)
電話:03-6450-2493
定休日や営業時間に関しては、公式サイトでご確認下さいませ。
ネット通販、お取り寄せ
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