2022年、田中みな実さんにも紹介され話題だった「ニコ・エ・レ・ショコラ」のシェフが翌年、自身の名を冠した新ブランド「ポール・オキパンティ」で、改めてチョコレート催事「サロン・デュ・ショコラ」にて日本初上陸!
詳しくご紹介します。
「ポール・オキパンティ」について
「クリスチャン・カンプリニ」や「オテル ドゥ キャップ エデン ロック」などで研鑽を積んだM.O.F.(日本でいう人間国宝のようなもの)シェフによる自身の名を冠したチョコレートブランド。
2020年に創設した「ニコ・エ・レ・ショコラ」を信頼できる会社に任せ、新たにスタートさせたブランドです。
ご家族に好評だったヘーゼルナッツを乗せただけのタブレットからヒントを得て、商品展開はタブレット中心。
シンプルな味と追及しています。
カカオ豆以外はフランス…それもできるだけ近場の素材を採用しているそう。
現在、日本とフランスのみで販売。
指原莉乃さんのTwitterにて、チョコマニア田中みな実さんに紹介され話題に!
今回体験したのは
タブレット エクアドル49% メランジュ グルマン
ヘーゼルナッツ、アーモンド、オレンジ、イチジク、レーズンをトッピングしたタブレット。
土台のチョコレートは、蕎麦やシナモンっぽい独特の風味。
49%のミルクチョコレートなんですが、しっかりとしたカカオ感と苦みも楽しめます。
テクスチャはシャラッと細かな粒子を感じて、そこからスッと溶けていきます。
いくつか乗っかってるフィグとの相性がすごくいい!
キャラメリゼされたナッツとあわせたときは蜂蜜のような風味に。(ナッツの食感がやや悪いがちょっぴり気になったけど…保存が悪かったのかも)
オレンジと合わせると前述のスパイシーな風味が増します。表面にお砂糖が浮いていてシャリッとした食感も面白いです。
多分これは、ちょいと良さ目のウヰスキーと合いますね。
ボンボンショコラ
■パクレットシトロンレ
レモン風味のヘーゼルナッツのプラリネ、レモンジュレ。
フルーツとプラリネの組み合わせは何度か経験がありますが、その中でも特に「きっちり酸味!」な一粒でした。
だけどもプラリネがまるでクリームのようにエアリーで滑らか。優しいイメージなのでバランスがいい。パワフルでフレッシュ!
■パクレットノワール
アーモンドのプラリネ、オレンジのジュレ。
一方、オレンジの方はビターチョコを使った苦味を楽しむための一粒。キャラメルもかなりしっかりと焦がしています。
振り返ると、こちらのブランドはタブレットしか食べたことがなくてボンボンの美味しさに気づいてませんでした。おすすめです。