「パティスリーカメリア」オープニングシェフとして人気絶頂のタイミングでフランスへ渡り、さらなる研鑽を積んだ遠藤 泰介シェフが、満を持して帰国&自身の店をオープン!
そんな「Taisuke Endo(タイスケエンドウ)」のボンボンショコラを購入しましたので、シェフの事やお店の詳細、食レポなどお届けしたいと思います。
遠藤 泰介シェフ
「ピエール・エルメ」イクスピアリサロンドテ スーシェフの他、「ザ・ペニンシュラ東京」ショコラ部門シェフドパルティエ、「パティスリーカメリア」オープニングシェフなどを経験し、国内外の受賞歴も数多くお持ちの実力派パティシエ。
2022年、渡仏。
2024年、自身のお店「TAISUKE ENDO」を東京・学芸大学をオープン!

(写真左)「フランスパティスリーウィーク取材会」にて。2021年7月撮影

「フランスパティスリーウィーク取材会」にて。2021年7月撮影
今回体験したのは…ブランド初のボンボンショコラ6P
6種類のパティスリーのお菓子を、一ボンボンショコラに落とし込んだ6Pアソート。
■マリーアントワネット(スペシャリテガトー)
下に薄くピスタチオのパートダマンドを敷いて、中央に滑らかなローズのガナッシュ、その上にピンクグレープフルーツのパートドフリュイを乗せた3層のボンボンショコラ。
バラとピスタチオ、グレープフルーツ…全部ちゃんと感じるんだけどそれぞれ主張しすぎてないっていう奇跡のバランス?
ピスタチオの香ばしさとジャラリとしたアーモンドの食感、そして柑橘の酸味とぷにゅりとした食感を、ローズ由来でしょうか、洋酒やトンカ豆のような色っぽいクセが包んでいるような…。表現がとても難しいのですが、とっても美味しいボンボンです!
■テンダンスカフェ
アルザスのコンクールで準優勝したガトーをボンボンショコラに。
2種類のテクスチャーの異なるガナッシュカフェに塩味の効いたカシューナッツを合わせて。
■ミルフイユバニーユ
タヒチ産バニラビーンズのガナッシュにサクサクのフィユタージュ。
バニラのパァッとした幸せな風味。これ、ここまでバニラが主役のボンボンは、ありそうで結構珍しいかもしれないです。
繰り返しになりますが、これはまさに幸せの1粒。バニラバニラバニラ。
ミルフィーユがモチーフなので、ちゃんとフィユタージュが入っていて香ばしく、食感も楽しいです。
■パリトウキョウ
パリブレストを遠藤シェフのスタイルでボンボンに。
自家製ピーナッツプラリネとショコラ、ガナッシュを軽くムースに仕立て2層構造にしています。
しゅるる~と粘膜に摩擦感じるピーナッツの油脂!
濃厚なナッツの味わいと、フィヤンティーヌのようなシャリッシャリの食感がたまりません。
リッチなんだけど、最後はなんだかフルーティーなイメージもあって、素材の良さを感じます。
ちなみに↓こちらは「パティスリーカメリア」時代にシェフが作ったパリブレストです。
■タルトシトロン
砕いたタルト生地とシトロンのガナッシュとシトロンヴェールのパートドフリュイの2層仕立て。
シッカリとパワフルなパートドフリュイ!シャリシャリとしたナッツの層、ビターなチョコレートのバランスがとってもいいです。
ライム由来かな?なんとなくシナモンのような風味もあります。
全部全部美味しいのですが、あーーーこれがいちばん好きかも!
■フォレノワール
アルザスの伝統菓子フォレノワールをショコラに。
キルシュで漬けたグリオットとガナッシュノワールの二層仕立て。
ビターでスモーキー、シルキー、ちょっぴりアーシーな1粒。腐る直前のフルーツのような癖が楽しめます。
チェリーの皮の食感も面白いです。
店舗詳細
住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目4−7 鷹番マンション(グーグルマップで開く)
公式サイト
管理人のひとりごと
パティスリーカメリア時代のスイーツの写真、置いときます!