元「パスカル・ル・ガック」眞砂翔平シェフ、と日本橋兜町「ease」の大山恵介シェフがタッグを組み、それぞれの個性を活かしたコラボスイーツを楽しめるチョコレート&アイスクリームショップ「teal(ティール)」。
歴史的にも価値のある建物内に開かれた同店に行ってきました!
おすすめスイーツやお取り寄せ情報などと合わせてご紹介します♪
目次
日本橋兜町のお店へ!
さて、今回のお目当て「teal」は、日本橋兜町の東京証券取引所の北側にある「日証館」という建物の中にあります。
明治21年に建てられた渋沢栄一邸が関東大震災で罹災、昭和33年、東京株式取引所により現在の姿になったそうです。
そんな「teal」の店内は想像よりもすごく広く開放的!
奥はガラス張りのアトリエ。
そのガラスも凝っていて、モザイクのように組み合わされ、一部は手延べガラスを思わせるデザインガラスになっています。
手前の長いショーケースにプチガトー、それからアイスクリーム、ソルベが置かれ、棚にはタブレットやボンボンショコラ、焼き菓子などが並びます。
イートインのスペースも素敵で、ズラリと並んだ大きなアーチ型の窓に沿うように、当時を思わせるテイストのテーブル、椅子が置かれていました。
「teal」の人気スイーツ
ジェラート
旬の食材を生かしたアイスクリーム。
素材の味や香りが濃厚で滑らかなのに、くどくないのが特徴。
チョコ好きにはたまらないアマゾンカカオのジェラートの他、フルーツを主役にしたものなど。
ボンボンショコラ
滑らかなガナッシュをチョコレートでコーティングした一口サイズのチョコレート、ボンボンショコラ。
■ほうじ茶×ヘーゼルナッツ
一枚幕がかかったようなスモーキーな入りから、ハッとするほどの酸味へ。
ヘーゼルナッツが使われてるそうなんですが、全然重い感じはなくって、あくまで主役はほうじ茶。
ほうじ茶独特の風味や香ばしさをフォローするみたいなノリで使われてるっぽいです。
そして、トップに乗せられた茶葉からは、お茶の渋みやえぐみすらも感じることができます。
■ラム×バナナ
口に入れた瞬間、「ラムだ!」。そして、まろやかなバナナの「酸」ッ。
意外なほどにしっかりと甘いのですが、お砂糖というよりはこれもバナナの甘みによるのかな、と。
あまいカクテルとか好きな人!
ちょっとベタな言い方ですが、遊び心感じる1粒です。
■あまおう×八朔
爽やかな柑橘の香り、ピールの苦みを感じた後に、「そういえば苺もあるな!」という味が来て、最後はやっぱりヒールの苦みで終わるっていう、行ったり来たりが楽しい1粒です。
■アマゾンカカオ×フリュイルージュ
カカオって改めて美味しいフルーツですね、と思わせてくれる1粒。
カカオパルプのジュースを飲んだ時を思い出す味でした!
単に「フルーティー!」というだけじゃなくって、南国フルーツ独特の、あの…なんていうの、酵素とか、漆科っぽさ?渋さと、マンゴーやバナナやパイナップルやライチやバナナが集まったような味です。
私は結局コレが一番旨かった。「旨!」と声が出ました。
■ビーントゥバー×トロピカルフルーツ
言われずとも「これはビーントゥバー!」と気づくような、きのこっぽい発酵の香りとワインの澱のような渋みと軽いえぐみ。トロピカルフルーツはカカオの味を引き立ててます。こっちが脇役なんですね。
■フワンボワーズ×胡蝶蘭
「胡蝶蘭?!」ってビックリしつつ、一番楽しみだった1粒。
華やかな香りと味が楽しめます。
ほんっとに美味しかったし、1箱6粒のバランスも良かったです。
カカオを楽しむもの、フルーツを使った軽めなものから、変わり種、遊び系など。
そしてこちらは母の日のシーズンにお取り寄せした「ハートのボンボンショコラとカモのチョコレート」。
ハート型のボンボンは、白ワインで煮込んだティムットペッパー香る無花果のコンフィチュール&カシスのガナッシュ。
最初パクっと食べた瞬間は「爽やか!」なんですが、すぐに無花果独特の癖のある風味に。
黒酢、ブラックチェリー、黒ニンニク、味醂、そして紅茶の茶葉のような後味!
プチプチ食感のコンフィチュールと滑らかガナッシュの対比も良い感じです。
チョコレートバー
「チョコバー」「キャラメルバー」の2種類が楽しめる「チョコレートバー」。
■チョコバー
ラム種を染み込ませたブラウニー生地、カシスジャム、ベリーズ産カカオ&アマゾンカカオを使ったガナッシュの3層。
濃厚な味とテクスチャながら、カカオのフルーティーさ、酸味をカシスジャムがアシストしてさらに食べやすくなってます。
■キャラメルバー
チョコバーとはまた全然違う中身で、サクサクサブレの上にキャラメルソース、ドライベリー、ナッツが乗せられ、チョコレートでコーティングされています。
ナッツの皮の苦みがチョコの苦みとリンクして、全体をキリッと占めています。
ベリーは酸味だけでなくって食感にもアクセントを。
苦くって、香ばしくって、サクサクでねっちょりで、美味しー…。
店舗では、1本から購入できますし、シンプルでおしゃれな蝋引きの袋に入った2個セットなども。
自分用、ちょいとしたお配り用など、いろんな用途に対応してくれてます!
タブレット(板チョコ)
プレーンなタイプから、いろんな素材が使われた板チョコ。
程よいサイズで買いやすく、複数食べ比べができるのも嬉しいです。
↓こちらは「フルーツ」。
オレンジの他、なんとメロンが使われた変わり種です。
↓こちらは「クッキー」。
クッキーの香ばしさが甘く優しいミルクチョコにピッタリ合っています。
クッキーサンド
アーモンドやヘーゼルナッツのスプレッドをサンドしたクッキー。
店舗では少量から購入できますが、お取り寄せ商品は、プレーンが2つ、コーヒーが2つ、府らボワーズが1つの合計5個入り。
シャリシャリジャリジャリサクサクザクザクしつつ油分のジュワみがある、美味しいクッキーです。
デカいのがいいですね~…。上品でおしゃれなブランドですが、ここはあえて「デカイ」と言いたい感じ。わかってもらえるでしょうか。
といいながらも、生地が空間に余裕をもって(?)パイっぽく重なってるので、意外とペロッと食べられてしまう感じも。
ブラウニー
チョコレートショップのブラウニーを食べるまでは苦手なジャンルのお菓子だったんですが、tealさんの、これまた美味しいですね~。
バナナケーキのチョコレートめっちゃ濃厚バージョンという感じ。
ちなみに、商品説明には「完熟バナナを隠し味に~」って書かれているんですが、全然隠れてなくてめっちゃバナナ(笑)です。
すごくネットリしていて、ブラウニーの域を超えそうなテクスチャ。
チョコチップやペカンナッツがざくざくと乗せられていて、さらに贅沢に、美味しく。
マドレーヌ
マドレーヌにはレモンが使われています。
ぎゅううっとした密度の高い生地で、ナイフでカットすると「サクッ」とするくらい。
蜂蜜を一緒に焦がしたバターレモンキャラメルと自家製のプラリネ入り!
店舗では1つから購入可能、お取り寄せではセットがオーダー出来ます!
「teal」店舗詳細とお取り寄せ情報
住所:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-10 日証館 1階
アクセス:
東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」駅 徒歩5分
東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅 徒歩6分
営業時間、定休日に関しては公式サイト、公式インスタグラムなどでご確認下さい。
お取り寄せに関しては、公式オンラインショップの他、チョコレートシーズンには三越伊勢丹のオンラインショップにも登場したりします!