2024年11月13日、都内某所にて「セブン-イレブン クリスマス商品発表会」が開催され、目玉商品である「世界大会優勝パティシエコラボ『ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ』」を手掛けた柴田 勇作シェフ(PRISM LAB)、 高橋 萌シェフ(エキリーブル スーシェフ)のお2人が登壇しました。
苦労したこと、拘ったこと、それからお2人からのメッセージの他、チョコレート好きが注目する一流ブランド監修のその他ケーキについてもご紹介します。
目次
「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」のこと
昨年、16年ぶりに日本チームが優勝した世界大会に出場した柴田シェフ、高橋シェフが再びタッグ!
1/2ずつ監修したオリジナルのアソートケーキです。
柴田シェフ担当ケーキに関するコメント
柴田シェフが担当したのは、チョコとチーズ、栗を組み合わせたショコラチーズケーキ。
シュトロイゼルショコラ(そぼろ上のショコラクッキー)を敷き、その上に渋皮栗の甘露煮を入れたフロマージュショコラ、それをムースショコラとココアスポンジクラムで包んでいます。
柴田シェフは…、
「2つのケーキを1つに合わせる…という経験がなかったので、2人で話してどういった組み合わせにするかという点に苦労しました。
チョコを使ったチーズケーキという新しいジャンルに挑戦しました。チョコレート、チーズ、マロンとバランスをとるのが難しい素材でしたが、時間をかけて完成させました。このためだけにゼロから生み出したレシピ構成です。
チョコレートは、チーズケーキの酸味、糖分に合わせたカカオ、パーセントで選びました。チーズケーキの概念に外れないようにしつつ、しっかりとチョコレート感も。
チョコレートが高騰している中で、もしかしたら今後このクオリティとコストパフォーマンスで提供できることはもしかしたらもうないかも、と感じています。セブンイレブンさんの企業努力の結晶。自分のお店では不可能な値段です。ぜひ、お楽しみいただければ。」
とコメント。
柴田シェフの担当部分について、高橋シェフは、
「栗とチョコレートとチーズケーキの組み合わせを聞いた時は、最初『あうのかな?』という感想でしたが、焼き加減を何度もこだわっていらしたケーキを試食して『この3つってこんなに合うんだ!』というのをはじめて知ることが出来ました。」
と絶賛しました。
高橋シェフ担当ケーキに関するコメント
高橋シェフが担当したのは、バニラ香るチョコレートケーキ。
プラリネクリスティアン(チョコレートとヘーゼルナッツを合わせたフレーク)を敷き、その上にビスキュイレジェールショコラ、中央にムースヴァニラ。その下に薄くフワンボワーズのジュレを仕込んでいます。
MCからこだわり、苦労した点を聞かれ、
「苦労したのは、メインのバニラを、どれだけ中に入れられるか。限界まで挑戦しました。
チョコレートに関しては、マダガスカル産のバニラを活かすには…と考え、素直にバニラを引き立てられるようなものチョイス。
また、どうすれば特別感があるビジュアルになるか…コンビニであまり見たことがないケーキを作りたかったというのが2人の拘りで、見た目にも苦労しました。
このお値段で購入できるのはセブンイレブンだから。私も今回限りのお値段かもなと思っています。箱のデザインもこだわりましたので、開ける前から楽しんでいただけたらなと思っています。」
とコメントし、また柴田シェフも、
「難しい組み合わせですが、チョコレートからバニラ、そして最後にベリーの香りが残るという風に、きれいに順番に味わえる構成になっています。月日をかけてバランスを考えた結果なんですね。」
とお互いに絶賛しあいました。
コスパよし!「クリスマスかまくら」
昨年と同様の品数ながら、今年は「タイパ」「コスパ」を意識した商品開発で、昨年よりも3000円以下のケーキの割合が増えたそう。
そんなワケで、発表会にて前者「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」と同じく力を入れて紹介されたのが「クリスマスかまくら」です。
「ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ」よりも大きなサイズでお値段は約半分。
こだわりの卵「エグパティシエール®」を使用したカスタードババロア、果肉入りいちごソース、ふんわりとしたスポンジを乳味感のあるくちどけの良いホイップクリームで包み込んだバランスの良い味わいです。
高橋シェフは、
「先ほど試食させていただいたのですが、ビックリしました。
スポンジもふんわりしていますし、中に入っているババロアが美味しくて感動しました。
コンビニでこれを買えるっていうのはすごいな…と思います。」
柴田シェフも、
「おっしゃる通りです!
私は東京出身でありながら徳島で仕事しているのですが、都市部を外れると、家の近くにケーキ屋さんがないというのが当たり前。
だから、セブンイレブンがこんな風な幸せを運んでくれる…コンビニエンスストアという存在に本当に感動しました。」
とそれぞれコメントしました。
CHOCOLATE BANK(チョコレートバンク)監修「RICH NOEL CHOCOLAT 」
鎌倉発のビーントゥバーショコラトリー「メゾンカカオ」が展開する「チョコレートバンク」監修のケーキも登場しました。
チョコクリーム、ココアスポンジ、プラリネクリーム、パッションマンゴージュレを何層にも重ねた奥行きの深いチョコレートケーキです。
TOSHI YOROIZUKA Sept rêves(トシ ヨロイヅカ セットレープ)「プラリネショコラ」
次いで注目されそうなのが、フランスのKAOKA社のオーガニックチョコレートを贅沢に使った、鎧塚シェフ拘りのチョコレートケーキです。
素材の良さが醸し出すエレガントな香りと上品でなめらかなくちどけが特徴。
プラリネやビスキュイクロッカントのカリカリやザクザクとした食感もポイントです。
パティスリーリョーコ監修「和栗モンブラン・キャラメルプディング」
スイーツ好きのライターが歓喜した「パティスリーリョーコ」監修のケーキ。
和栗を使用したムースやクリームにキャラメルプディングをあわせ、キャラメルソースをかけた濃厚なモンブランです。
和栗は、ダイス、ムース、クリームなどの姿でたっぷりと配合されています。
フィアンティーヌやアーモンドビスケットクランチの食感もポイントの1つ。
ミッシェル・ブラン監修「シャルロット ショコラマロン」
最後にご紹介するのは、世界的に有名なショコラティエ、ミッシェル・ブラン氏監修のオリジナルケーキ。マロンムース、クレームマロンにシャンティショコラなどをわせています。
1人で食べやすいミニサイズも嬉しい。
以上、一流ブランド監修ケーキたちも、セブンイレブンの公式サイトから予約が可能です。
ぜひチェックしてみてください!