今年10周年を迎える、日本におけるビーントゥバーブームの立役者「Minimal(ミニマル)」。
2025年バレンタインシーズンに発売される新商品発表会に参加しました。
詳しく教えてくださったのは、これまで36カ国を巡り、100以上のカカオ農園に自ら出向いたという代表の山下 貴嗣さん!
節目の年にふさわしいテーマとしてチョイスしたのは「THE Single Origin(単一産地)」。
ビーントゥバーショコラトリーとして原点に立ち返ったコンセプトを持つ新商品から、ライターが気になったものをピックアップしてご紹介します。
目次
意外?ブランド初のボンボンショコラ登場!「ザ・シングルオリジン」
発売日:
全店舗にて:2025年1月13日
オンラインストア:2025年1月14日
テーマそのものを冠するボンボンアソート「ザ・シングルオリジン」。
2025年バレンタインシーズンの目玉商品として登場するのは、8か国のカカオの個性を楽しむ事が出来るボンボンショコラのアソートボックス。
こちらは「どのシングルオリジンのボンボンよりも、味の違いがはっきり分かる」という事を意識して開発したそう。
左から…
1.ガーナ
世界でカカオの生産が2位…全体の20~25%がガーナ産だというほど一大生産地、さらに、日本のチョコレートの約60%がガーナ産という事で、なじみの深い味なので王道の味わい…
かと思いきや、現地での原始的な発酵方法(=バナナの葉でカカオ豆を包んで発酵させる「ヒープ法」。弱い発酵が緩やかに続くため、やわらかな甘みが余韻に残る)によって、王道チョコらしいボディ感にプラスして、ココナッツのようなほのかなスパイスの余韻が楽しめる1粒になっています。
2.マダガスカル
ヨーロッパでも高級カカオ産地となっているマダガスカル サンビラーノ産のカカオ。
赤いベリーのような酸味や、濃い紫色の花弁をイメージさせる華やかな余韻が特徴です。
3.ペルー
南米。アマゾン源流。カカオ先進国の1つであるペルー ピウラの豆。
ブルーベリーのようははっきりとした酸味。フローラルな余韻!
4.メキシコ
中米。メキシコ ポルセラーナの豆。
クリオロのホワイトカカオ(ポリフェノールによる紫の色素がまったくない白いカカオのこと。)を使用しています。
カシューナッツ、洋梨のような甘い酸味、胡椒や白い花のような余韻がある、複雑で面白い味わい。
5.コロンビア
南米。アルアコ族の豆。カカオハンターの小方さん経由の豆で、世界の品評会で世界2位を獲得した物との事!
ブドウジャムのような味わい。ヨーグルトっぽく変化していきます。
6.タンザニア
9年前、シアトルで開催された祭典で出会ったというタンザニアの豆。
青りんごのようなまろやかで鮮やかな酸味。
7.ブラジル
カカオポリフェノール由来の力強い渋み、ニガヨモギのようなボタニカル感があるブラジルの豆。
紅茶のような渋みが余韻に長く続きます。
オリジンらしいパワフルさがあるため、この渋みをどう生かすか、が試された1粒との事。
カカオの魅力を広げてくれるような味わいなので、酸味の奥行、広がりを感じて味わうべし!
8.マレーシア
ホワイトチョコを焙煎したブロンズチョコレートを使った1粒。
キャラメルのような香ばしさと甘さで、8粒の最後にちょっとホッとするお味です。
コチラの商品はMinimal オンラインストアからの購入も可能です。
(この他、シングルオリジンの板チョコ18種も発売予定。)
「サロン・デュ・ショコラ」限定!「生ガトーショコラ -あんバター PREMIUM-」
発売日:2025年1月15日
「サロン・デュ・ショコラ」限定
背徳感の塊?!(笑)三越伊勢丹取材のチョコレートイベント「サロン・デュ・ショコラ」限定で登場する「生ガトーショコラ -あんバター PREMIUM-」。
既存商品からさらに最高級の食材…「丹波大納言小豆」と、伊豆大島で作られている幻のバター「大島バター」、ミニマルを代表する王道なチョコレート…等を揃えた、プレミアムの名に相応しい商品になっています。
チョコレートの中に餡子を練り込んだ生地に、餡バタークリーム、バター、煮小豆といった構成。
ミルクの味わいがシッカリありつつ後味がさっぱりとしている大島バターが、上品な甘さのあんこ、煮小豆と相性抜群。
富ヶ谷の奥野シェフ渾身の1本だそう!
チョコレートクッキー缶 -2025年 winter-
発売日:おそらく2015年2月の頭に発売?調整中とのこと
バレンタイン、ホワイトデー限定の4種類のチョコレートクッキー缶。
上掛けしたり練りこんだり、チョコレートチップとして入れたり…と多様な使い方がされたチョコレートの、食感やフレーバー、視覚的の違いなどが楽しめる1缶。
1.チョコ掛けヘーゼルナッツクッキー
ココアパウダーを練り込んだヘーゼルナッツクッキーに、ナッティーなフレーバーのチョコレートをたっぷり上掛け。
シットリとした食感と甘さ、香ばしさがマッチした贅沢な1枚。
2.ディアマンショコラ
チョコレートをクッキー生地に限界まで練り込み焼きあげたクッキー。
さくさく、ほろほろ。チョコレートをそのまま練り込んでいる為、ギュっと噛みしめるとチョコレートが染み出てくるような濃厚な味わい。
3.チョコレートチップクッキー
ベリーのような果実感のあるマダガスカル産カカオを使用したサクサククッキー。
果実感と小麦が合わさることでドライフルーツのようなイメージも。
食べるたび、フルーティーな味わいが広がります。
4.チョコレートクリンクル
自家製ホワイトチョコレートを繊細に焙煎し作り上げたオリジナルブロンズチョコレートを使ったクッキー。
周りにはココナッツファインと粉糖をまぶし、焼き上げています。
キャラメルのような濃厚な甘さとココナッツの食感と香りが心地よい余韻!
「いちご家めい」を使ったガトーショコラ2種
苺の生ガトーショコラ -いちご家めい-
発売日:
代々木上原店にて:2025年1月11日
オンラインストア:2025年1月1日
毎年好評!ミニマルが作るバレンタイン商品の定番となっている、香川県の農家「いちご家」のお嬢さんの名前「めい」を冠した女峰苺を使った生ガトーショコラ!
香川県「いちご家めい」の女峰は、大粒で香気と酸味がシッカリと感じる味わいが特徴。その苺本来の味わいを最大限に活かす為、青りんごのような果実の味わいを持つタンザニア産カカオを合わせています。
中央には、ミシュラン星付きレストランでも採用されている「田中農場」の、カカオハスク(カカオ豆の皮)を餌にして生まれたブランド卵「宝玉卵」のカスタードクリームを使い、苺ジャムとチョコレートのバランスを。
ガトーショコラ ソフト 苺 -いちご家めい-
発売日:
代々木上原店、麻布台ヒルズ店にて:2025年1月11日
もうひとつの定番ガトーショコラ「ガトーショコラ ソフト 苺 -いちご家めい-」。
こちらは2つの店舗限定。
女峰を苺ジャムにし、中央に仕込むだけでなく、淡いピンクのグラサージュにも。