新鮮ミルクを贅沢に使ったタスマニアのチョコ「コールリバーファーム」

「牛しかいない、野原ばっかり」

超ローカルなタスマニアの平原。その中にポツンとあるショコラトリーには、新鮮なミルクを使ったチョコがありました。

…というワケで、このページではそんな「Coal River Farm（コールリバーファーム）」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。

コールリバーファームとは？

「コールリバーファーム」は、オーストラリアタスマニア島にある農場で、チョコレートの他チーズ工房、そしてカフェ、レストランを併設する施設です。

手作り、小ロット、そして自家製がモットー。

当然のことながら、チョコの味を支えているのはこの農場で作られた乳製品。

良い環境で暮らした牛由来なので高品質ですし、運送の際の振動を受けず、産地で作られているため、そのミルクは新鮮で美味しい。

それらチョコレートを手掛けるのは、Dimitri Smet（ディミトリ・スメト）さん。
恋人のジェイコーナチスさんと一緒に、日々美味しいチョコを作りづつけています。

ベルギーで修業をしたのち、6年前、オーストラリアに。
ライフスタイルで、この地を選んだそう。

実はこちらのチョコレート、日本で広く知られるようになったキッカケは、通販サイト「フェリシモ」の「幸福のチョコレート」において。

雑貨やファッションなどのイメージが強い「フェリシモ」ですが、チョコレート通には知られる存在で、名物チョコレートバイヤーみりさん（木野内美里さん。臨床美術士としても活躍）が、世界各国で探してきた、日本では手に入らないチョコたちがたくさん買えるとして人気なんです。

2018年9月までに484ブランド約2,400種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは244ブランド以上。

そして、今回ご紹介の「コールリバーファーム」は、そのチョコレートバイヤーみりさんがゲスト出演したNHK番組「世界はほしいモノにあふれてる」（初回放送7月26日）「激うま＆激レア！極上オーガニックチョコ」で紹介されたことで、さらに日本での知名度を上げました。

さて、NHKの番組でも、そしてフェリシモ通販サイトでも一押しされているので、「ラズベリーココナツチョコレート」です。

「コールリバーファーム」の「グルメタブレット」のカテゴリで紹介されているもの。

農園で採れたラズベリーを乾燥させて、ココナツに染み込ませてロースト。

ライター、実はココナッツチップがあまり得意ではないのですが、このチョコのココナッツは大好き！凄くおいしく食べられます。

バイヤーみりさんが、ショコラティエさんの事を「天才！」と称したのも納得の、絶妙な組み合わせと調理法。本当に感動してしまいました。

前述のTV番組でも、司会である三浦春馬さん、JUJUさんも試食していたのですが「絶対コレ！」と大絶賛。

やや内緒の話（笑）なのですが、フェリシモのイベント取材させていただいた際に伺ったところ、この商品はいわゆる「サービス品」で、ほかの商品と比較してもかなり利益が少ない価格で出しているんだそうです。

TVを見て検索して、初めてフェリシモでお買い物する方のため、そういったお値段に設定しているとのこと。

日本から購入はできませんが、現地のお店にはそのほか、ボンボンショコラのアソートボックス、ヘーゼルナッツのスプレッド（瓶詰プロダクト）、クーベルチュール、シンプルなタブレットの他、アーモンドが乗ったものや今回メインでご紹介したようなさまざまな素材を使ったグルメタブレットなど。

それら人気商品を合わせたギフトセットもありました。

また、チーズ部門の方には、カマンベール、フェタチーズのマリネ（瓶詰）、ブリー、ウォッシュチーズ、ヴィランセのような灰を使ったチーズ（Vine Ashed Log）などが。

住所： 634 Richmond Rd, Cambridge TAS 7170 オーストラリア（グーグルマップで開く）
予約: dimmi.com.au
電話： +61 1300 455 196
営業時間：9時～17時

ちなみに…

チーズ部門は、チーズ作りの達人Tim Gadischkeさん、レストラン部門は、ファームキッチンの天才 Sam El’Khouryさんがそれぞれを担当。

朝ごはんには焼き立てのスコーンに、ファーム由来ベリージャム、ホイップクリームなどがふるまわれます。

日本からの観光ツアーなどでも訪れる事があるようですよ。

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写真＆文章　グルメライターケイ