4代直系で続く伝説のショコラトリー「イルサンジェー」銀座店も閉店…?



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銀座イルサンジェー ショップの様子

古き良きフランスに思いをはせながら、銀座の地でいただく伝説のショコラ

「え?あのメゾンが日本に?!」という驚きと共に迎えられた、チョコマニア歓喜のブランド…

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

そんな、「Hirsingerイルサンジェー)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。

【2019年追記】日本から撤退したようです。

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イルサンジェーとは?

「イルサンジェー」は、118年4代直系で続く伝説のショコラトリーです。

イルサンジェー賞歴

1900年初代「オーギュスト・イルサンジェー」が27歳の時に創業しました。

イルサンジェー初代から4代目の写真

現当主(4代目)は、フランスの人間国宝に値するMOF(国家最優秀職人章)を受章した「エドワール・イルサンジェー」。

イルサンジェーMOF

1つ1つのショコラはすべて、歴代の当主のみが手作りしており、その他のスタッフはコーティングや装飾など、直接味にかかわらない部分を担当しているそう。
初代から受け継がれる秘伝のレシピブックを見られるのは当主と一番弟子のみ…という徹底ぶり。

イルサンジェー 弟子たちの写真

もちろん、奥様や子供が見る事すら許されていません。

イルサンジェー 家族写真

「イルサンジェー」の本店、はじまりの地は、フランスの国境沿いに広がるジュラ山脈と、アルプスとの間に広がる、ジュラ地方「アルボア」。

ジュラ地方は職人が多い場所の為、エルメスやバカラなど、有名ブランドの創立者、創業者を多く輩出しているエリアとしても知られます。

イルサンジェーの自社農園

また、良質なワインが作られるなど、その自然豊かな土地を生かした特産品も多く、イルサンジェーでも使われている「ヴァンジョーヌ黄ワイン)」なども名産品の1つ。

その他、野イチゴやハーブ、バラ、ブラックベリー、キウイ、フェンネル、アプリコット、ラズベリーなど、アルボワで育った新鮮なフルーツたちもショコラの素材として使われます。

イルサンジェー おすすめ商品

ボンボンショコラ

なんといっても外せないのは、チョコレートクリームやプラリネなどを薄いチョコレートでコーティングした一口サイズの「ボンボンショコラ」。

イルサンジェーでは↓こんな風に、さまざまな中身、フレーバーのモノが多数用意されています。

イルサンジェー ボンボンショコラの種類

・実店舗(銀座のブティック)ではお好きなものを1粒から、
・そして、デパートの催事などではおすすめのアソートを、

購入する事が出来ます。

イルサンジェー ボンボンショコラの種類

定番なのは、初代創作のヘーゼルナッツ風味の「トゥシェフ」。

イルサンジェー初代のスペシャリテ

4代目創作の「クワトロ」は、その名の通り、4層構造になったとても手の込んだ一粒。

また、特に人気なのは、2代目創作のメレンゲに包まれた「ガレ」。

イルサンジェー2代目 メレンゲを使ったトリュフ

食べた事のない食感だな、と不思議に思いお店の方に聞いたところ、オーブンで焼くのではなく自然乾燥で作られたメレンゲが故の食感なのだとか。

「戦時中に作られたため、チョコレートとわからないよう、小石に似せた?」なんていうエピソードも興味深い1粒です。

イルサンジェー スペシャリテセット

ちなみに、銀座のブティックの地下にあるサロン(カフェ)では、以上2商品を含む「歴代当主スペシャリテセット」↑というメニューもありますので、訪れた際はぜひ。

*サロンに関しては、記事の最後にご紹介しています。

タブレット(板チョコ)

イルサンジェーのタブレットは、カカオ本来の芳醇な香りを楽しめる1枚。

例えば、ワインとの極上のマリアージュもおすすめです。

コンテチーズに使われるミルクを使用したミルクチョコレートの他、産地別、アーモンド入り、オレンジピール、それから限定のヘーゼルナッツなど、数種類あります。

ショコラテリーヌ

こちらは、銀座にあるサロンにて提供されるスイーツメニュー。

イルサンジェー ショコラテリーヌ

イルサンジェーのあるジュラ地方の名産品「ヴァンジョーヌ(黄ワイン)」を使ったシロップをかけていただく特別ないっぴん!

チョコ好きな方は必食です、コレ。

イルサンジェー 店舗&通販情報

実店舗

Arbois本店
住所:38 Place de la Liberté, 39600 Arbois, フランス(グーグルマップで開く
+33 3 84 66 06 97

イルサンジェー銀座ブティック
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目3−17 悠玄ビル 1階(グーグルマップで開く
03-6434-9579

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

1Fのブティック(ショップ)は予約なしOK
B1Fのサロン(カフェ)は要予約

訪問レポは記事最後に↓(日本から撤退?なんでしょうか。お店はもう閉店しているみたいです。)

完全予約制!銀座のイルサンジェー サロンに行ってみた

【ここからは古い情報になります】

…というワケで、2018年末、ついに銀座に復活した「イルサンジェー銀座ブティック」を訪ねました。

以下、そのレポです。

銀座イルサンジェー ショップの外観

銀座の店舗は、有楽町駅中央口から徒歩数分…

銀座イルサンジェー ショップの様子

小路をやや入った場所にひっそりとたたずんでいます。

普段通る方でも、ここが世界に2店舗しかない伝説のメゾンとは気づかないんじゃないでしょうか。

銀座イルサンジェー ショップの様子

1Fには、予約なしでいつでもお買い物が可能な物販フロアが。

銀座イルサンジェー ショップの内観

ショーケースには宝石のように並べられたボンボンショコラたち。

イルサンジェー ボンボンショコラの種類

1粒でも、アソートでも、お好きなものを購入する事が出来ます。

そして、完全予約制のサロンは地下1Fに。

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

やっぱり1900年~のフランスをイメージしているんでしょうか。

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

テーブルは2つのみ。ものすごく落ち着く空間でゆっくりおしゃべりするのにピッタリ。

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

奥のテーブルに案内され着席。

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

銀座イルサンジェー 地下サロンの様子

ショコラが置かれる大理石のボードに心ときめかせつつ、メニューをチェックします。

銀座イルサンジェー メニュー

前述のおすすめ商品でもご紹介しましたが、この日は「歴代当主スペシャリテセット」と「ショコラテリーヌ」をオーダー。

イルサンジェー スペシャリテセット

フランスから直輸入された、イルサンジェー自ら作るボンボン…。

確かにお高いですが、その価値のある中身と味わいです。

イルサンジェー アルボワの店舗の様子

この空間も含め、一度は体験していただきたいイルサンジェーの世界。

こう言ってはなんですが、世界中の有名メゾンが、日本への参入、撤退を繰り返している事を考えれば、今、これが日本で楽しめる間にぜひ訪れていただきたい!なんて思っております。

みなさま、ぜひとも。