【NEWS】「第3回チョコレート イノベーション コンテスト2021」概要と結果について。総合優勝 萩本和也シェフよりメッセージ



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【2021年10月にお届けしたニュースです】

尾形 剛平

萩本和也シェフ

カカオ生産地における社会課題解決、100%持続可能な原材料を使用するなど、「サステナブルチョコレートを当たり前にする」という目標を掲げる、チョコレート製造メーカー「バリーカレボー」。

先日、その日本法人「バリーカレボージャパン」が主催するオンラインカンファレンス「サステナブルチョコレートの未来 2021 with #changemakers」が開催され、「”サステナブルチョコレートを当たり前にする” Part1 バリーカレボーの最前線」のコマにて、チョコレートアカデミー™センター東京の責任者 尾形 剛平さんより「第3回チョコレート イノベーション コンテスト2021」の概要と結果についての紹介がありました。

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「第3回チョコレート イノベーション コンテスト2021」とは

「サステナブル調達カカオ使用した、次世代へ贈るチョコレートの作品」をテーマに、2021年8月に開催された「第3回チョコレート イノベーション コンテスト2021」。

今回、国内外から85件の応募があり、サステナブルなカカオ原料を利用するだけではない、

「製造工程で原料をアップサイクル」
「冷凍製法で賞味期限を延長し、廃棄ロスを削減」
「再生素材・再生利用可能な素材を使った包装・パッケージ」

というシェフたちの創意工夫がみられたことが紹介されました。

総合優勝した萩本シェフからメッセージ

総合優勝した萩本シェフは、ビデオメッセージで登場。

英語 Sustainable と仏語 Agrume(柑橘の意)を合わせた造語「Sustainagrumes サステナグリュム」と名付けられた総合優勝作品は、「サステナブルカカオに、皮まで丸ごと活用できる日本の柑橘と、サステナブルコーヒーを合わせて製作しました」と説明。

サステナビリティへの意識が高いヨーロッパで、廃材が活用されたカカオペーパーやコーンペーパーが日常的に使われている現状や、自身の作品を冷凍製法により2週間の賞味期限で海外発送も可能にしたこと、カカオペーパーを使うだけでなく再利用可能にもしたパッケージ、カカオの形を模して見た目にもサステナブルカカオを表現したことなどが紹介されました。