【2023年12月にお届けしたニュースです。日付にご注意ください】
チョコレートのクオリティーが高いだけでなく、「毎日チョコレートドリンクを飲む」など、生産者と生活者が寄り添って生活をしている風景が日頃より見られるコロンビア。
「MAISON CACAO(メゾンカカオ)」は、そんな「チョコを日常的に楽しむ」というコロンビアの文化に感動し、チョコレート作りを始めた…という石原紳伍さんによるブランドです。
そんな「メゾンカカオ」の「新作コレクションの最速試食会」に参加して参りましたので、石原代表、スタッフさんのプレゼン内容を交えながら、ライター注目のチョコを中心にご紹介していきたいと思います。
目次
2024年新作コレクションのテーマは
アロマ生チョコレートから100種目のフレーバーの誕生、そしてブランド創立10周年を迎える記念すべき年に掲げられたコンセプトは「SYMPHONY(シンフォニー)」。
日頃から大切にしているという、音楽性…トップノートからラストノートまでどのように表現していくかという事を意識したコレクション…なんだそうです。
アロマ生チョコレート
ブランドの代表作「アロマ生チョコレート」からは14種(ミックスフルーツ、マスカット、アセローラ、ピノ・ノワール、シャルドネ、キウイ、日向夏、カカオコーラ、ココナッツ、メープル、ウイスキー白州、ウイスキー知多、金柑、カモミール)の新作が登場します。
「MAISON」(マスカット)
注目その1は、ブランドのシグネチャーとなっているマスカット(商品名は「MAISON」)。
ギリギリまで収穫せず追熟させた専用農園の大粒シャインマスカットを使用しています。今回は、これにタスマニアで出会ったシャルドネを足し、例年よりも大人っぽい味わいに仕上げているとの事!
アセローラ
また「アセローラ」もハズせません。
戦後アメリカから5つのフルーツが渡って来たそうなのですが、アセロラはその1つなんだそうです。そのため日本での栽培は農家さんも苦労したとか…。
ドリンクのイメージが強いフルーツですが、チョコレートになるとまたイメージが違います。ぜひ体験して欲しい1粒。
「NATURE」(ウイスキー白州)
そして、ウイスキー白州(商品名は「NATURE」)。
「サントリーのササキさんにアドバイスをいただいて、スモーキーな香りにホワイトチョコを合わせてみました。」とスタッフさん。
切れ味がよく、白州の良さを引き出した生チョコになっていました。
2016年パリの「サロン・デュ・ショコラ」で「ジャポネのSakeのチョコレートが美味しい!」と話題になるなど、お酒を使った生チョコもお得意なメゾンだけあってこちらも間違いない新フレーバーです。
ショコラ・コキーユ
誕生以来、完売続きの人気作が「ショコラ・コキーユ」として生まれ変わり、今回6種(BITTE、MUSCAT、LYCHEE、AMAOU、RINGO、HONEY LEMON)が新登場。
繊細なショコラシェルの中に、トロリとした液状のチョコレートを閉じ込めたトリュフ商品です。
こちらは、カカオのレストラン「ROBB」のコース料理のデザートとして生まれたもので、生チョコ専門店としての技術はもちろん、お料理を作っていなければ生まれなかったものだそう。
まさに「1粒のデザート」の謳い文句通り!
特に「LYCHEE」「AMAOU」「RINGO」の3種は、日本各地の果樹園や畑を訪ね、その行程そのものを製品に落とし込んだ「旅するメゾン」というシリーズで、メゾンカカオ大切にしているスピリットの1つ、との事。
「フルーツ単体で充分美味しいから、チョコレートを混ぜて欲しくない」と断られることもあったという事なのですが、今では40農家さんほどから素材提供を受けているなんていう裏話も伺いました。
(LYCHEEとHONEY LEMONはジェイアール名古屋タカシマヤ先行販売)
2024年のチャレンジ。オープン予定の新店についても!
取材会では、代表石原さんから新たなチャレンジについてのお話もありました。
1つ目のチャレンジは、日本国内でのカカオ栽培について。
5年ほど前から模索し、ついに来年から植え付けを開始していく予定だそうです。
また、鎌倉新店舗についても!
元ラルフローレン1号店だった場所にて、1Fがショップ、2Fが生チョコ専門のショップ、3Fがカフェ&バーという業態の店舗を準備している事が明かされました。
いずれも楽しみなニュース。2024年もメゾンカカオから目が離せません。