「私はミルクチョコが好き♪」「僕はビターチョコだな」
なーんて、一度はチョコレート談義に花を咲かせたことがある皆様!突然ですが、その「ミルクチョコ」「ビターチョコ」の意味、ちゃんと分かって使ってました?
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というわけで、このページでは、そんな「知っていないとちょっと恥ずかしいかも?!」な、「チョコレートのカカオ(カカオマス)の含有量による種類ワケ」についてお届け。
一般的に、3種類に分類されることが多いのですが、このページでは近年ブームである「ハイカカオ」も含め、全部で5種類、ご紹介したいと思います!
ミルクチョコ
乳原料を配合したチョコレート
カカオマスに砂糖と乳原料を加えたチョコレートのことで、かつて飲み物だったチョコレートを「食べるもの」にしたスイス人 ダニエル・ペーターにより、約140年前に開発されたもの。
明確には決まってはいませんが、カカオマスの比率は20~40%ほど。50%を超える「ハイカカオミルク」と呼ばれるものもあります。
甘く、ミルクのまろやかな風味が特徴で、誰にでも食べやすい万人受けするチョコレートです。
ビター、ダーク、ブラックチョコ
乳原料を使わず、カカオマスの含有量が多いもの。
カカオマスに砂糖と、”少量の”乳原料、もしくは乳原料を使わないチョコレート。
ミルクチョコレートと比較すると、より、カカオの香りを感じることができるため、グルメな男性などに人気の種類になります。
甘みと苦みのバランスが程よいチョコレートです。
ハイカカオチョコ、高カカオチョコ
カカオマスの含有量が60%~
みなさんご存じのように、近年「ハイカカオ」と呼ばれるカカオ高配合のチョコレートがブームです。
というわけで、前で紹介した「ビターチョコ、ブラックチョコ」の中でも特に、カカオの含有量が60~70%を超えるものを特に「ハイカカオ」として分類する分け方も、最近では当たり前になってきました。
当然、ビターチョコの中でもさらに苦みが強く、カカオ単独の香り、味を体験できるチョコレートのため、お料理や料理と一緒に楽しむ「嗜好品」としての意味合いも強くなってきます。
お酒と一緒に楽しむ…なんてお洒落な食べ方をする人も。
ハイカカオブームのきっかけ、と言ってもいいビーントゥバー(カカオの選定から自社で行う製造方法)では、単体の産地(シングルビーン)でチョコレートを作ることが多く、カカオそのものの違いを知ることができます。
ホワイトチョコ
カカオマスの配合が0%
最後にご紹介するのが、カカオマスが配合されていない、白いチョコレート「ホワイトチョコ」です。
カカオバター、乳製品、砂糖などでできています。
よく、「ホワイトチョコってなんですか?なぜ白いの?」と質問されることが多いのですが、要するに、カカオマスが入っていないため、苦みがなく白いんですね。
よって、「そもそもホワイトチョコは、チョコレートなのか?」という疑問もありますが、カカオの油分である「カカオバター」が使われていますし、今回はわかりやすいよう、種類の1つとしてご紹介しました。
ちなみに、カカオバターが使われているのため、「カカオ含有量」は0%ではありません。
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知っていると、よりチョコレートが美味しい!
そんな、チョコレートの種類に関する豆知識でした。ぜひ覚えておいてくださいね♪