南フランス アヴィニョン地方のお花や果実をふんだんに使い、その見目も素晴らしいクリエイションで乙女心をググッとつかんで離さない「Aline Géhant(アリーヌ・ジェアン)」。
女性ならではの繊細な手作りのチョコレートには、ファンが多数。それもそのはず、なんと、ブティックのスタッフは女性ばかりなんだそう。
今日はそんな、「Aline Géhant(アリーヌ・ジェアン)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
アリーヌ・ジェアンとは?
チョコレートの名店「メゾン・デュ・ショコラ」で修業したのち、2009年、南フランス アヴィニョンにて自身のブティックを開店したアリーヌ。
2011年パリのサロンデュショコラでは「ヤングタレント賞」を受賞しています。
ブティックのあるアヴィニョン、その土地の素晴らしい食材を使ったチョコレートを作ることが何よりも楽しみなんだそう。
アリーヌ・ジェアン おすすめ商品
パレ・ド・フルール
まるいビターチョコレートの上に、アヴィニョンのスミレやバラの砂糖漬けを乗せた一粒。
箱開けた途端、花畑のような見た目と香り!チョコレートの部分が上唇の熱でじわじわ溶けるとき、さらに花の香りがたちます。
自分で楽しむのももちろん、大切な女友達に贈るのもとってもおすすめです。
アリーヌ曰く、ボンボンショコラとは違って、日持ちがするため、少し長めに楽しんでいただける、とのこと。このあたりも贈り物として嬉しい特徴ですね。
「おしゃべりな友人が、喋りすぎたら出したらいいわ。少しゆっくりできる時間になるでしょう。」と、アリーヌ。
「それから、このチョコレートは、食べるときにお花を下にして食べてね。」とのこと!
ガナッシュ ドゥ マングパッシォン エ ミエル
黄色のポチッとした印が特徴のガナッシュ ドゥ マングパッシォン エ ミエル。
マンゴーのまろやかな甘さとパッションフルーツの酸味のバランスが嬉しい。
ガナッシュ ドゥ フランボワーズ エ ミエル
こちらは「赤いポチッ」。
ビターなチョコレートををフランボワーズと合わせてガナッシュに。
日本のサロンデュショコラには、栗の花の濃厚なハチミツをたっぷり入れたミエルガナッシュと一緒に交互に詰められたアソートとして提供されました。
アリーヌ・ジェアン 店舗&通販情報
フランスの北、Avignonにあります。
15 Rue Des Trois Faucons, 84000 Avignon, フランス
残念ながら日本に実店舗がありませんが、チョコレートシーズン(1~2月)には、三越伊勢丹などのデパート催事、および、そのオンラインショップなどでGETできるチャンスがあるかも。
チェックしてみてくださいね。
チョコマニアhitomiのひとりごと
東京国際フォーラムで開催されたサロンデュショコラ2017にて、アリーヌジェアンのトークショーに参加してきました。
まずお話してくださったのは、「インスピレーションについて」。
アリーヌ:「小さな頃から、いろいろな場所に暮らしていました。フランス以外に、インドにいたこともあるんですよ。
それぞれの国からも影響を受けていますが、今のインスピレーションは、8月のバカンスから。いろんな場所に行きます。
実は、南フランスの夏はとっても暑くって、7月には町中がお祭りになるから、パリからたくさんのフランス人が遊びにやってきます。
あまりに暑くてチョコレートを食べる気分にはならないため、7、8月はブティックはお休みなの。」
アリーヌ:「そして、2017年の新作は、幼少期の思い出がモチーフになっています。
マンゴーは、インドで暮らして毎日飲んでいたマンゴージュースから。
フランボワーズは、夏休みに遊びに行っていたフランスのおばあちゃん家の庭から。
それぞれに、はちみつのチョコレートも入っています。楽しんでみてくださいね!」