クッキー缶だけでなく、自社カカオ農園も開園するなどチョコにも拘る「カフェタナカ」

名古屋にある超人気店「カフェタナカ」。

本店で購入できるガトーやカフェメニューはもちろんの事、パティシエール田中千尋さんの名が冠されたシリーズ「レガルドチヒロ」…特にクッキー缶は、入手困難なお取り寄せスイーツとして知られています。

そんな「カフェタナカ」の本店を訪れましたので、そんなことも含めつついろいろご紹介したいと思います。

1 「カフェタナカ」のこと
2 おすすめ商品
3 店舗情報
- 3.1 本店
- 3.2 阪急うめだ本店

「カフェタナカ」のこと

「カフェタナカ」は、1963年、喫茶店文化全盛の名古屋において、自家焙煎珈琲専門店「タナカコーヒー」として創業しました。

フランス仕込みのパティシエさんが作るスイーツが徐々に話題に！

2019年には、理想のショコラを求め、アフリカギニア湾サントメ島に自社カカオ農園を開園。ガナッシュ・ショコラ・サントメ（季節限定）、ガトーショコラ・サントメ～ジャポン、ビジュー・ド・ショコラテなどでそのカカオを体験することができます。

おすすめ商品

ボンボン・ショコラ・サントメ

自社管理農園のあるアフリカサントメ島産のカカオ豆を使用したショコラのスペシャリテ。

土や木…ワインなどでいうアーシーな味わいを感じるカカオを、さまざまなフレーバーと組み合わせた6粒でした。

■カフェ・サントメ

「カフェタナカ」らしい、自家焙煎珈琲を使ったボンボンショコラ。

焙煎の様子がぽわわん〜って思い浮かぶような香ばしさと香り。
酸味もシッカリと感じます。豆屋さんでちょっと奮発して買った…みたいな特別なお味が楽しめました！

■サントメ・スペシャル

ラム酒で香りづけしたガナッシュ。
アーシーな味わいを一番強く感じたので、自社農園のカカオの個性が一番楽しめる1粒なのかな？と思いました。

■サントメ・フィグ・ヴァン・ルージュ

赤ワインとスパイスでコンポートした愛知県産の白いちじくと黒いちじくのボンボン。

黒ニンニク、ブラックチェリーのような深くてユニークな芳香。
酸味もシッカリ、そして意外なことに甘みもシッカリとあります。いちじくの花のプツプツした食感も楽しい1粒。

■サントメ・ハーブアニス、ヒソップ

飛騨高山・野村農園で育つしそ科のハーブアニス、ヒソップを使ったボンボン。プラントベース。

どこかで食べたことあるような、初めて食べたような…不思議な味。
バニラ？生クリーム？みたいな乳感があります。ハーブのような香りとカカオが持つアーシーな味わいがリンク！

■実山椒シトロン

飛騨山椒とレモン。プラントベース。

ビスキュイ・シンプリシテ

商品名通りシンプルな作りのビスキュイ。

サクサクとシットリが両立した素晴らしい食感と、フランス産AOPバターの風味が楽しめる定番＆人気商品です。

ものすごく美味しいのですが、カフェタナカ（レガルドチヒロ）のクッキー缶の中では比較的手に入りやすい！おすすめです。

ビジュー・ド・ビスキュイプティヴェール

本店限定のクッキー缶。

■ディアマンショコラ

想像よりのガリッと気持ち良い食感のサブレです。
お砂糖、お塩のチリチリとした粒の食感と味。
チョコチップと一緒になってとろけるようになくなって、ほわわんと甘さと香りが残ります。
ちゃんと苦味があるのでバランスもいい。チョコ好きさんも納得の一枚！

■ムラング

メレンゲ自体にそこまで魅力を感じることは少ないんですが、やっぱり美味しい。
意外とガリリ。しっかり食感。
と思いきや、フレーバーごとに食感が違うみたいで、白くてちいさいものはサクサクしていました。
卵白の生臭さがないのはもちろん、ココナッツやミント、それぞれ香りがすごく良い。

ちなみにこちらは単体でも販売されていました。
筒に入っていて見た目も良い。

■フロランタン・ミエル・オランジュ

ものすごく食べやすいフロランタン。
アーモンドスライスに「しなっ」とした部分がないのは当たり前なんですが、キャラメリゼされてるのに「コリコリコリコリッ」っとめちゃくちゃ気持ちいい食感です。下のサブレもサクサクというよりはどちらかというとカリッとしたイメージなので、一体感があります。
そして歯離れがイイ。
ナッティーで甘くて苦くて爽やかで香ばしい。フロランタン感が変わるくらい美味しくいただきました。