広島の海を見ながら本格手作りチョコを。「rit.(リタルダンド)」に行ってみた!



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rit.(リタルダンド)外観

高級志向、本物志向のチョコレートブームが続く中、首都圏以外にもカカオ豆にこだわるビーントゥバー*を手掛けるショップが増えてきました。

今日ご紹介するのは、広島市中区江波…の海沿いにある小さなお店「rit. craft chocolate and coffeeリタルダンド クラフトチョコレート アンド コーヒー)」。

rit.(リタルダンド)チョコレートの種類

その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。

まずは、お店訪問レポからどうぞ!

やじるし公式サイト

*「ビーン(豆)からバー(板チョコ)」の単語があらわす通り、「原料であるカカオ豆の選定から自社で一貫して行う」という製法。詳しくはコチラ
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「リタルダンド」とは?

rit. craft chocolate and coffeeリタルダンド クラフトチョコレート アンド コーヒー)」(以下、「リタルダンド」と記)は、2018年にオープンしたチョコレートショップ。

冒頭にもチラリと書いた通り、リタルダンドの最大の特徴は「ビーントゥバー」という製法を採用していることです。

カカオ豆の状態からチョコ作りを行っており、製菓用のチョコレート生地(クーベルチュール)を買い付けてそれを加工する一般的な作り方と比べて、ちょっぴり珍しい製法です。

リタルダンドのチョコレート工房

ここのお店の場合は、物販のエリアと併設する形で、アトリエ(工房)がありました。
右下に見えているのがカカオ豆の焙煎機のようですね。

こういった作り方は、近年の高級チョコブームの1つの流れで、「カカオ豆自体の風味を楽しむ」という、菓子というよりは嗜好品としての意味あいが大きいため、お酒と合わせたり、料理と一緒に楽しんだりする方も多いです。

「リタルダンド」お店訪問レポ!

…というワケで、わたし、グルメライターケイ、広島まで出張して参りました!

今回のお目当て「リタルダンド クラフトチョコレート アンド コーヒー」へは、広島駅からだと路面電車バスを使って向かいます。

住所:〒730-0837 広島県広島市中区江波沖町3-5(グーグルマップで開く
電話:082-557-4413

広島電鉄 路面電車 江波行き

*この日は、近くの「マルコショコラトリー」からの移動だったので横川駅で乗り換え乗車しました。

広島電鉄 路面電車 江波行き

路面電車は「江波」行きに。「えなみ」ではなく「えば」と読みます。

終点の「江波」に着いたら、そこから今度はバスで「江波三菱前」を目指します。(ウォーキング好きな方は歩けないこともないです。)

江波トンネル

途中「江波トンネル」という、ちょっと特徴的なトンネルを通ります。

江波 港

このあたりは大きな工場があるエリアで、周りの景色は↑こんな感じ。
海に向かって、ドーンと開けています。

リタルダンド 外観

そしてリタルダンドに到着!

磯の香りと共に目の前に現れたのは、なんとも可愛らしいショップ。まるでおもちゃのブリックのような佇まい。

この日はあいにくの雨模様だったのですが、それでも、小さな店内には、移動に気を使うほど多くのお客様がいらっしゃいました。さすが人気店です。

リタルダンド レコードチョコレート 店内展示

ノーザンソウルの流れる店内。

おすすめ商品の項目でも紹介した、レコードやカセットテープ型のチョコレートが並びます。

カセットテープチョコレート

ああ、きっとオーナーさんは音楽もお好きなんだろうな、と思ったのは、その店名にも理由があります。

検索してみたところ、「リタルダンド」とは、「イタリア語で『音楽の速度標語の一であり、テンポを次第に落としてゆく表現方法』の事を指し『rit.』と略す」と書かれていました。

なるほど。

リタルダンドのチョコレート工房

アトリエなんかも眺めつつ。

試食をしながら好みの味を探します。

チョコレートプロダクトだけでなくイートインメニューも人気で、カフェモカやホットカカオなどチョコを使ったドリンクが。一緒に焼き菓子も購入する事が出来ます。

リタルダンド クラフトチョコレート&コーヒー ブログ

珈琲もアメリカ シアトル発「スレイヤーエスプレッソ」で淹れるエスプレッソやカフェラテです。

店内でいただくことも出来ますが、せっかくなので立地を生かしたオープンテラスで楽しむのもイイですよ。

rit.(リタルダンド)外観

あ…雨さえ降ってなきゃな―――…(笑)

「リタルダンド」おすすめ商品

ビーントゥバーらしく、主力商品は、高品質なプレミアムカカオ豆から仕上げたシングルオリジン単一産地)の板チョコです。

それぞれ、例えば、ブラジル70%、ドミニカ54%、ホンジュラス70%、ベトナム67%…などと、産地とカカオのパーセンテージで区別されています。

リタルダンド 産地

さて、リタルダンドでは、そんなチョコたちが、さまざまなユニークな形のプロダクトとして売られています!

おすすめ商品では、それらカタチ別にご紹介していきますね。

味に関しては、それぞれ、ナッティーだったり、きのこっぽい発酵臭がしたり、ベリーのような酸味だったり、お花のような香りがしたり…と、驚くほど様々な個性があり、好みの問題ですので、すべてがオススメ。必ず試食が置いてありますので、ご自身でおすすめを見つけてくださいね。

ピアノタブレット

一番シンプルな形?なのが「ピアノタブレット」です。

お洒落な包み紙の中には、その名の通りピアノの鍵盤を模したモールド(型)チョコが入っています。

ピアノタブレット

シングルオリジンのタブレットだけじゃなく、ナッツが乗ったマンディアンタイプのモノも少し置かれていました。

スモールテイスティングバー

「とにかくいろんな種類を食べてみたい!」
「いっぱいありすぎて選べない~」

スモールテイスティングバー

…という方には、ピアノタブレットよりもスリムな「スモールテイスティングバー」がオススメです。

スモールテイスティングバー

このサイズならセットでまとめ買いして「お配りスイーツ」としても活躍するんじゃないでしょうか。

スモールテイスティングバー

7インチレコードチョコレート

とにかく目を惹くのが、レコードを模した「7インチレコードチョコレート」です。

7インチレコードチョコレート

この写真だけ見たら、ここがチョコレートショップだとは誰も思わないハズ(笑)

7インチレコードチョコレート

これこそまさに”ジャケ買い”ですよね。

7インチレコードチョコレート

中も本格的で、ちゃんとレコードで使われているような薄いビニールに入れられていました。

7インチレコードチョコレート

大きさの割に薄いのでパリパリと食べられてしまいます。

カセットテープチョコレート

さらに、昭和生まれの私にはとても懐かしいのが「カセットテープチョコレート」です。

カセットテープチョコレート

キコキコと開閉する、安っぽいプラスチックケースもそのまま。

カセットテープチョコレート

カセットテープチョコレート

コーヒー豆チョコレート

「Bean to Bar」ならぬ「Bean to “Bean“」(笑)なのが、コーヒー豆チョコレートです。

珈琲豆チョコレート

こちらは、リタルダンドのビーントゥバーチョコにスペシャルティ珈琲豆を砕いて混ぜ込んだ豆チョコ。

香り高いカカオ豆とコーヒー豆の組み合わせが楽しめます。

…というワケで、「リタルダンド」に関する情報まとめでした。

お買い求めは公式のオンラインショップからも可能です。広島がちょっと遠いな~待ちきれないな~という方は、そちらを利用してくださいね。