チョコレートブームと共に、ローカルチョコレートも盛り上がっていますね。
そんな中でも、わたくし、ここ最近、瀬戸内海を囲むいわゆる「せとうち」と呼ばれるエリアのチョコに注目しています。
今日ご紹介するのは、広島県で今話題のチョコレートショップ「marco chocolaterie(マルコショコラトリー)」。
以下、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
記事の最後には、広島のお店への訪問レポもありますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
目次
「マルコショコラトリー」とは?
地元で評判の「マチルダ」の2号店として、2017年10月、広島市西区草津にオープンしたショコラトリーです。
オーナーシェフである中野元之さんは1974年生まれ。
専門学校でスイーツ作りを学んだ後、広島や神戸のパティスリーで修業。前述の「マチルダ」をオープンしたのが2008年でした。
マルコショコラトリーのチョコレートは、もちろん、植物油脂などを使わず、すべて天然素材で出来ている手作り品。
高級すぎず、気取りすぎず、かといって媚びず…地元の方に愛されるローカルチョコレートです。
ボンボンショコラ1粒が180円…といった具合に価格単価が抑えられている上、お洒落なショップとアトリエ、ユニークな商品展開で、広島の若い人たちを中心に大変な話題になっています。
「マルコショコラトリー」おすすめ商品
クランブルショコラ
何はなくともまずご紹介したいのは、ショップの売り上げの約半分を占めるという「クランブルショコラ」です。
たくさん売れるからお値段も抑えられる…という好循環もあり、常に人気だそう。
ご覧の通り、お店では、スイスの「レダラッハ」のチョコのように、量り売りスタイルで売られています。
何とも心躍るビジュアル!
チョコレート生地(カオカ社のオーガニックチョコを使用)には、薄く焼いたクレープ(フィヤンティーヌ)や、クランブル生地を入れてサクサクとした食感に。そこへさまざまな食材がのっかっています。
例えば、マンゴー味のホワイトチョコに自家製ドライパイン、マンゴー、パッションフルーツを使ったモノ、それからピスタチオ味のホワイトチョコにグリーンレーズンその他を使ったモノ…。
個人的に好きだったのは、イチゴ味のホワイトチョコにドライ苺とベリー系のクリスピーをとピングした「ストロベリー」でした。(コレ、以前めちゃくちゃハマった「コールリバーファーム」の「ラズベリーココナツチョコレート」を彷彿とさせる味!お好きな方はぜひ。)
…と、優に10種類を超えるフレーバーたち。
1つ1つ、自分が好きな種類をオーダーしてもよし、人気のフレーバーが詰めあわされたセットを買っても良いと思います。
↑こんな風に、ハンマーがついたギフト用の商品もありましたよ。
また、オーガニックカカオを使ったものだと、↓このような小さいサイズのタブレット(板チョコ)もありましたので、気になる方はぜひそちらも。
ボンボンショコラ
ヴァローナ社のクーベルチュールを使ったボンボンショコラ(一口サイズの詰め物チョコ)。
中のガナッシュ(チョコレートクリーム)のフレーバーをイメージしたプリントがデザインされた、わかりやすいビジュアルです。
エクアドルやマダガスカルなど単一産地のカカオを主役にしたシンプルなものから、プラリネ、それからチェリーやゆず、カシス、バナナなどのフルーツ、その他、トンカビーンズやピスタチオ、ほうじ茶、抹茶なども。
驚くべきことに、なんと、ここのボンボンは1粒180円!
東京のショコラトリーでは考えられないお値段です。たくさん買えていいですよね。
面白系モールドチョコ
マルコショコラトリーの魅力の1つだと思うのですが、こういうテイストのショップには珍しいユニークな形のチョコもたくさんあります。
オーナーさんはそれを「面白系」と呼んでいるそう。
モールド(型)にチョコレートを流し込んで、金や銀で着色されています。
メディアなどでも紹介されることが多い「大仏チョコ」「ロボット」の他、
「ムンクの叫び」をモチーフにしたモノや、ミステリアスなマスクをかたどった「THE MASK」、
義理チョコに便利そうな「ミニカー」デザイン、そして、缶詰まで再現した「サーディン」などなど…
フルーツチョコ
シャンパンに付け込んだレーズンやクランベリーなどをチョコレートでコーティングしたフルーツチョコも人気だそうです。
私も、レジ前に置かれた、広島のブドウを使ったフルーツチョコを1袋GETしました。
写真で見ると地味(笑)ですが、数種類がセットになったものは見栄えのするパッケージで販売されていましたので、プレゼント用にはそちらを。
…
と、マルコショコラトリーは、ここに書ききれないほど豊富な商品展開をしてらっしゃいます。
その他アイテムは、記事最後の店舗訪問レポでもご確認ください。
「マルコショコラトリー」原材料名 例
カカオマス、生クリーム、砂糖、カカオバター、転化糖、全粉乳、バター、ナッツ、フルーツピューレ、リキュール、バニラ、スパイス、乳化剤、香料、着色料
チョコレート、バター、卵、砂糖、小麦粉、チョコチップ、アーモンド、クルミ、バニラ
「マルコショコラトリー」店舗&通販(お取り寄せ)情報
マルコショコラトリーは広島に。アウトレット店もあります。
店舗が遠い方は楽天市場からのお取り寄せも可能です!
マルコショコラトリー(本店)
住所:〒733-0834 広島県広島市西区草津新町2丁目14−15(グーグルマップで開く)
電話:082-277-7787
営業時間:10時00分~19時30分
定休日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日)
マルコショコラトリー(ジ・アウトレット広島店)
住所:〒731-5162 広島県広島市佐伯区石内東4丁目1-1ジ・アウトレット広島内(グーグルマップで開く)
電話:082-208-1990
営業時間:10時00分~20時00分
マチルダ
住所:〒731-3168 広島県広島市安佐南区伴南4丁目7-1(グーグルマップで開く)
電話:082-209-5445
営業時間:10時00分~19時30分
定休日:月曜日
オンラインショップ
直営のオンラインショップの他、楽天市場内「カクイチ横丁」からのお取り寄せも可能です!
広島にあるマルコショコラトリーに行ってきました!
…というワケで、グルメライターケイ、広島に出張!
マルコショコラトリーを訪ねました。
最寄りは「新井口駅」。「しんいのくち」と読みます。
広島駅から10キロも離れておらず、観光の際も立ち寄りやすいかと。
大きなショッピングモールの近くにあるので、まずはその建物の方向に歩き出すと間違いないです。途中、歩く歩道を使って進み…
じゃん。こちらがマルコショコラトリーです。
「倉庫をリノベーションした」という外観は、とてもお洒落ですがカジュアルで入りやすい。
1Fがショップ、2Fがアトリエ(チョコレート工房)になっているそうです。
店内は木の内装、それからズラリと並べられた無漂白や蝋引きのパッケージのおかげでナチュラルな印象を受けます。居心地がいい空間になっているので、多くのお客さんがゆっくりと商品を選んでいらっしゃいました。
やはり人気はクランブルショコラですね。ボンボンショコラのお値段にも驚かされますが、こちらのコスパはさらにスゴイ。
誰からも愛される味が多いので、小さいお子さんから年配の方まで、ニコニコ&もぐもぐと食べられる。ローカルチョコらしい商品展開です。
さまざまな商品が少しづつ詰めあわされたセットの種類が豊富なのも、その特徴かなと思います。
さて、「おすすめ商品」のところでご紹介したようなチョコを一通りお買い物した後は、イートインメニューであるショコラショー(イメージ的には「ココア」の方が近かったかな)を。
店内&店外に簡単なベンチがありますので、そこでいただくことも出来ます。
近くに公園があったので、お天気がいい日はそこで楽しむのもイイかも。
…
というようなマルコショコラトリー。
広島に行った際はぜひ!