普段、企業向けに業務用チョコレートを作っている「日新化工株式会社」さんのコンシューマー向けオンラインショップ「nk chocolaterie “make”」。
そこで販売されている、ちょっぴり贅沢ライン「nk premium series」の商品2種を体験しました。
聞けばなんと、カカオの果肉であるカカオパルプや、レッドカカオマスという少し変わった素材を使用しているだとか。
お取り寄せ先などの情報もあわせて、詳しくご紹介します!
「日新化工株式会社」って?
日新化工株式会社は、洋菓子やパンのコーティングなどに使われる「洋生用チョコレート」を日本で初めて開発した、70年以上の歴史を持つ業務用製菓材料メーカーです。
今回ご紹介するチョコレート2種類は、そんな日新化工株式会社が、初めてオープンした一般客向けオンラインショップの目玉商品「01 fruit」「02 red」の2種類です。
「01 fruit」「02 red」は、いずれも、ズシリと重い小箱の中に、計8枚のミニタブレット(板チョコ)が入った商品です。
01 fruit
まず「01 fruit」から。
こちらは、エクアドル製造のカカオで作られたシンプルなチョコレート…と思いきや、冒頭にちらりと書いた通り、カカオの果肉であるカカオパルプ(パウダー)を配合した、いわゆる究極の(?)フルーツタブレットです。
カカオパルプは通常、チョコレート作りには使われませんが、ライチやバナナのような味を持つため、最近では煮詰めてシロップにしたものをジュースで飲んだり、ケーキや、ボンボンショコラのセンターなどに使われることも!
カカオの味わいが好きで、かつ、「酸味がある産地のシングルビーンタブレットが好き」だとか「もっとフルーティーなチョコレートを楽しみたい!」という方は絶対好きな味!
カカオの種とカカオの実…相性が良い(というか、同じフルーツ!笑)がために、ものすごく素直な酸味、味わいに仕上がっています。口に入れた瞬間「キュン!」と舌にダイレクトに来るフルーティーさ。
苦味は、芯がありつつも酸味に寄り添う感じ。ちょうどよいバランス。
しつこい甘さも喉に残らず、爽やかにスルリスルリと食べられてしまいます。
個人的な好みの話になっちゃいますが、こういうのは、ライ麦とかのハード系パンにも合んじゃないかと。
ちなみに、この「01 fruit」を使った「ザ・テリーヌショコラ」という商品もありましたので、興味のある方はあわせてご確認をば。
02 red
そして「02 red」は、マレーシア製造のココアバターと、天然由来の赤い色が特徴のレッドカカオマスを使用したチョコレートです。
ルビーチョコレートに似た味わいですが、日新化工さんに伺ったところ、ルビーチョコレート(ルビーカカオ)とレッドカカオマスは異なる原料で、また、原材料、配合なども違うそう。
実際に食べてみると、ルビーチョコレートのまろっとした低めのトーンの乳感と、ややゆっくりした酸味に対して、「02 red」は、もう少し高音というかキュッとした華やかな酸味があります。
01、02のどちらも「え、みんなこれ知ってたの?!」と問いたくなる、そんな自分的発見な2枚でした。美味しい。
…と、そんな両者は、公式のオンラインショップにてお取り寄せ可能。
改めて是非チェックを~。
公式オンラインショップ「nk chocolaterie “make”」
チョコ好きは興味を持たずにはいられない商品です!