ベルギーのチョコレート専門店「Pierre Ledent(ピエール・ルドン)」。
冷蔵空輸で届けられる手作りチョコレートやマカロンには、1粒ごとに食べる人を笑顔にする美味しさがぎゅーっと詰まっています。
このページでは、そんな「Pierre Ledent(ピエール・ルドン)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
「ピエール・ルドン」とは?
世界菓子コンコール総合優勝など、日本、ベルギー、デンマーク、ポルトガル、各地でのさまざまな受賞経験をもつショコラティエ、パティシエ。
2011年にベルギー・ブリュッセルにて、自身の名を冠したブティックをオープン。
ベルギーのブランドらしくプラリネ(ローストしたナッツ類を使ったチョコ)を得意としています。
「ピエール・ルドン」おすすめ商品
ピーエルルドンのおススメ商品、1粒チョコからアソート(セット)などをご紹介します。
アミューズ・ブーシェ
「前菜」と名付けらえた「アミューズブーシェ」は、その名の通り、ピエールルドンのエッセンスがミニサイズになってギュっと詰まったアソート。
実際の半分サイズ(球形の2分の1)のボンボン(1口サイズのチョコレート)が5種類入っています。
価格も数百円なので、義理チョコやお試しチョコとしても、毎年人気の一品♪
中身は、定番以外のお味は年によってやや変わるみたいです。
ちなみに2019年は、話題のルビーチョコを使った1粒が中央にセットされていました。
お城をイメージして作られている三角パッケージ=シャトーも愛らしい。
欲しい方はお早めに。
ボンボンショコラ
もちろん、通常サイズのボンボンショコラも人気です。
2段になったプチシャトーなど、アソートボックス多数。
↓こちらは2024年ホワイトデーに体験した、ビーントゥバー(カカオ豆の状態から手作りされた)チョコレートを使用したボンボンショコラアソート「Savoir faire(サヴォアフェール)」。
どのボンボンもセンターに使用している素材どれか一つは必ずカカオと同一産地のものを使用しています。
■リサ
ベトナム産カカオ、ミラベルプラム、梅酒、ベトナム八角
梅酒のほんのりした甘み、渋みの中にきゅっとした酸味を感じる大人のガナッシュ。
チョコレートもマットなイメージで心地よい苦味がガナッシュの味わいをフォロー。
後味にも、甘酒のような優しさと苦味、渋みがジンワリと残って、口の中がいつまでも美味しいそんな一粒でした。
■アンドレア
ペルー産カカオ、ペルー産タンジェロ(柑橘)、ザクロ
タンジェリンとポメロまたはグレープフルーツが交雑した柑橘類 タンジェロが使われたボンボン。
クッと粘膜に擦れて留まるみたいなユニークなテクスチャ。
華やかで、そして柑橘の酸味香りがシッカリとあるのに、スキッとキレ良い後味でカカオのおいしさだけが残る。
ザクロとタンジェロ…今まであまり体験したことがない新鮮なお味でした。
■ミオラ
マダガスカル産カカオ、パイナップル&オレンジ、マダガスカル産バニラ
大好きなパイナップルのボンボン!
お酒が入っているので、ピニャコラーダのイメージもありますね。
ガナッシュは甘めですが、チョコレートは意外ときっちりビターでバランスがいいです。一瞬アーシー。
その他、クルミが使われたプラリネ、ホワイトラムとマンゴーを使ったガナッシュもありました。いずれもユニークで多彩な素材のガナッシュと、シングルオリジンのカカオで作られたチョコレートの個性の組み合わせの妙を楽しめるという、ルドンさん渾身のボンボンアソートでした。
その他…
■SUZANNE
ビターショコラとラズベリーガナッシュ
■PEGGY
ミルクショコラとコーヒーキャラメル
■STARLET
ビターショコラとヘーゼルナッツプラリネ
■DIANA
ミルクショコラとヘーゼルナッツプラリネ クリーミー
などなど、様々なフレーバーが。
マカロン
ボンボンショコラだけ食べていては損…と思わせるものすごく美味しいマカロン。
写真は、夏にピッタリの「B.B.マカロン フリュイ」。ハート型のラズベリーマカロンをはじめ、フルーツフレイバー5種を組み合わせたフェミニンで華やかなアソート。
現地で無数に試作されるマカロンの中から厳選したものだそうです。
自然由来の素材でヨーロッパの食文化をマカロンで表現♪
素材の名前から先入観を持たないように、ナンバリングを商品名に使用。
■No.45
ライムね…あ、そしてラズベリー…だけかと思ったら最後にふわりとミントが香るマカロン。
ミントの使い方オシャレすぎる!なんてセンスのいいお味…!となぜか上から目線でニコニコ食べちゃうNo.45。
さっくり、そしてしっとりのマカロン生地。シャリっとしたアーモンドの食感が残るのもいい…。
■No.21
ショコラパッション
オレンジとショコラかな、と思ったらもういい段階クセのある風味…パッションフルーツでした!
大人しく見えてセクシーみたいなイメージ。内側に個性的な酸味。
■No.17
ローズかな?ライチかな?という一枚ヴェールがかかったようなところから、キュッとした酸味が顔を出すラズベリーハート。
■No.9
緑をイメージさせるピールの苦味を上手に活かしつつ、誰が食べても美味しいと感じるレモンのマカロン。
夏!美味しいです…!
■No.37
アップルシナモン
口に入れた瞬間、その新鮮な味わいに「りんご味のマカロンってありそうでなかった…」と気づきました。
「ピエール・ルドン」店舗&通販情報
ベルギーブリュッセルの他、フランスにも店舗が。
Rue au Beurre 19, 1000 Bruxelles, ベルギー
62 Avenue du Général Leclerc, 78230 Le Pecq, フランス
残念ながら日本には店舗がないのですが、チョコレートシーズン(1~2月)には、高島屋などのデパート催事、およびそのオンラインショップで購入可能になります。
グルメライターケイのひとりごと
超チョコマニアの友人に、「ここはパッケージもかわいいけど、ショッパーも必須アイテム」と教えられ、そんなきっかけで興味をもったピエールルドン。
初体験はベーシックなアソート「シス」で、まったりとした黄色に、ゴールドの水玉とイラスト…という超キュートなバロタン(箱のこと)が印象的でした。
そうそう、2017年高島屋アムールデュショコラの取材でもお世話になり、その時は「スイーツ男子日本代表」として甘党が知られる前園真聖さんも、立ち止まって真剣に商品選びしていたっけ…。
男子も魅了するピエールルドン。
日本に直営店がないものの、シーズン(1~2月)になると各地のデパートで催事が行われ、意外と身近なブランドでもあるので(各百貨店限定の商品は、売り切れ必須!)、ぜひぜひみなさんも体験してみてください!