スイスアルプスでとれた新鮮な牛乳を贅沢に使ったフレッシュチョコレート…誰が食べても、どこで食べても、幸せにとろけそうになる甘チョコ「Läderach(レダラッハ)」。
シェフショコラティエ エリアスさんのセミナーにまで参加するほど、ライターも大ファンの同ブランド。
このページでは、そんな「Läderach(レダラッハ)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。もちろんセミナーで伺ったお話なども交えながら。
【追記】日本から撤退してしまいました…。
いつか購入できるようになりますように~。【追記終わり】
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目次
レダラッハとは?
レダラッハは、1962年、ルドルフ・レダラッハにより、スイスアルプスの麓エネンダという小さな町に誕生したチョコレートメーカーです。
エネンダは自然豊かな町。
冒頭で書いた通り、レダラッハのチョコレートは、その土地で育った牛の新鮮なミルクで作られており、代表作がフレッシュチョコレートと呼ばれる量り売りスタイルの割れチョコです。
フレッシュミルク由来のバター、生クリームは、ミルクチョコレートととにかく相性バッチリ。
レダラッハの工場
レダラッハの初期、それはホテルやプロ向けに、半製品を届けるビジネスでした。
その後、B to C(一般消費者向けのビジネス)に切り替え、現在はそちらの売り上げの方が大きくなっています。
2012年からは、以前より念願だったという、自社でのクーベルチュール(チョコレート生地)製造も始めています。これには、自分たちで品質管理が出来るといったメリットのほか、カカオの原産地での問題に関連するエシカルな想いもあるそうです。
現在の従業員は850人ほど。
数は大きくなりましたが、成長を続けながら職人=アルチザンを育てることにこだわり、その品質を下げていません。
もちろん、手作業の部分も多く残しています。
エリアス・レダラッハ
現在のシェフショコラティエは、初代のお孫さんであるElias Läderach(エリアス・レダラッハ)氏。
彼は、自身の意思で、レダラッハだけでなく、外部でもさまざまな修行を積んでいます。
ご本人曰く「スイスのフランス語圏でも修行したので、フランス語も少しできます」とのこと。
その後、社内に戻り、商品開発を含め様々な部署で修行。なんと、マネージメントに関してはパートタイムで働いたそう。
ワールドチョコレートマスターズで世界一に!
シェフショコラティエ エリアス氏は、2018年、かのワールドチョコレートマスターズで世界一の称号に輝きました。
エリアスさんにとって夢の大会だったワールドチョコレートマスターズ。
実は、5年以上前から悩み、そして出場すると決めてからはトレーニングを重ね、社内外のアドバイス、また、書類の準備などは人の手を借りたそう。
スイス代表戦の場には、同じ会社(レダラッハ)の一番のライバルである女性シェフも出場しており、1位がエリアスさん、2位が彼女という結果に。
エリアスさん:「自分強みと弱みに向き合うことが、大会で成功する重要な要素。私の場合の強みは、チョコ自体の味や、ピエスモンテ、ショーピースでした。
また、友人であるM.O.Fシェフ ステファン・トレアン氏からの、『シンプルなものをいかに美味しく愛してもらうか…が大事』というアドバイスを元に、スイスにこだわりすぎず、だれの為に作るのかを真剣に考え準備しました。レシピはわかりやすく完璧で美味しいものを目指しましたね。」
上記写真は、大会で出したアーバンリーフボンボン。
わたしくライターは、2019年サロンデュショコラ東京で開催されたセミナーにて試食する事が出来ました。
マンダリンの中にレモングラスをインフゥージョンし、三層でフレッシュなテクスチャに仕上げています。
「いつも作っているもので賞を受けて嬉しい。」とエリアスさん。
レダラッハ おすすめ商品
フレッシュチョコレート
レダラッハの代名詞「フレッシュチョコレート」は造りたての新鮮な味わいをお届けするために、工房で造られてから間もなく、航空便で日本に届けられます。
前述の通り、クーベルチュールから作っているので、出来上がったらすぐに売ることが出来るため新鮮です。
スイスのチョコレートらしく、ベースは甘めなミルクチョコレート。
その種類は様々。期間限定や新作のフレーバーなども。
人気のヘーゼルナッツの他、オレンジアーモンド、クランベリー、ブラックベリーラズベリー&ブラックベリー…
最近食べた中でお気に入りはフロランタンとフルーツ&ナッツ。美味しくないワケないですよね(笑)
こちら、実店舗ではスイスらしく、チーズの売り方に倣ってオープンセリングで。
もちろん、1欠片だけの購入や、4種類セット8種類セットなども。
ナチュール スイス
フレッシュチョコレートがあまりに有名なレダラッハですが、もちろんボンボンショコラ(1口サイズのチョコ)もたくさん作っています。
ミツバチのチョコには、蜂蜜とジャンデューヤが入っています。
スイスらしいデザインがキュート。
マクレア(新商品)
2019年日本で行われたセミナーで、新商品「マクレア」に関してお話を伺いました。
「マクレア」とは、マカロンとエクレアを組み合わせた造語。
その名の通り、味がマカロンで、形がエクレアなんだそうです。
この時点で日本では販売されていませんが近日中(2019年)に、スイスで販売予定だそう。
レダラッハ 原材料名 例
砂糖、ココアバター、アーモンド、カカオマス、ヘーゼルナッツ、脱脂粉乳、全粉乳、クランベリー、果糖、植物油脂、ブラックベリー、ラズベリー、大麦麦芽、パーム油、乳化剤(大豆由来)、香料、酸味料、着色料(二酸化チタン、クルクミン)
レダラッハ 店舗&通販情報
本店はスイスに。
日本の店舗は、青山店も閉店、また2020年に片岡物産との契約終了により、銀座三越店も閉店になっています。
今後、チョコレートシーズン(1~2月)でも日本で購入出来るかどうか不安なトコロ…。
大好きなブランドだけに、ぜひどうにかしてまた日本で購入できるようになることを祈ってます。
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ライターのひとりごと
「2017年は、本当にラッキー。池袋西武、そして伊勢丹主催のサロンデュショコラでレダラッハ出会うことができて、一番大好きなフレッシュチョコレートをほぼ全種類、購入することが出来たんです。
それもそのはず…販売員さんに聞いたところ、なんと、今年は53年ぶりに、レダラッハの主要アイテムが揃ったんだそう。
それにしてもフレッシュチョコ…やっぱり良い!厚みがあって食べ応えはあるし、それぞれの特徴があるので、どのフレーバーも試してみたくなっちゃうんですよね。
そうそう、サロンデュショコラ(日本)では、限定の味が必ず用意されています。
特に人気の味は、イベント開催1週間以内に完売するほど人気があるそう!
…ちなみに…、日本の食材、抹茶を使ったものはスイス本店では不人気だった…なんてこぼれ話も。」(超チョコマニアhitomi)
「今までさほどスイスのチョコレートに興味がなかった私。
2017年に初めて、hitomiさんに紹介されたレダラッハを食べて、驚いてしまいました(笑)
やっぱり食べず嫌いはよくない!こんな美味しいチョコを今まで知らなかったなんて。
…というワケで、スイスの山をイメージしたパッケージに入った4種類セットの他、量り売りにもチャレンジ。
hitomiさんによると日本での量り売りはちょっと珍しいそうですよ。
私は2000円ほどの予算で、気になる種類を4つほど購入しました。
誰からも愛される味は、お配りチョコにも。
1欠片500円ほどなので、意外にリーズナブルです。
2019年、セミナーで実際にお会いしたシェフショコラティエ エリアスさんもかっこよくて(笑)大好きになりました。
セミナーのお土産も、他のブランドよりもずいぶんと豪華で、ますます好感度アップ。」(グルメライター ケイ)