日本で有名なブランドが少ないだけにあまりに知られていないのですが、実は、隠れたチョコレート大国であるドイツ。
1人当たりのチョコレート消費量は、フランスやベルギーよりも多いんだとか。
今日ご紹介するのは、そんなドイツの有名ブランド「Lauenstein Confiserie(ローエンシュタイン)」です。
バイエルン州駐日代表部で開催された2022バレンタイン新商品発表会に参加したライター ケイが、現地のスタッフさんお話なども交えながら詳しくお届けします!
目次
「ローエンシュタイン」とは?
「ローエンシュタイン」は、ドイツの都市 バイエルン郊外にそびえ立つ「ローエンシュタイン城」のふもとにあるファクトリー。
そのオリジンは1685年と古く、約330年以上の歴史を持ちます。
その後、1964~1965年頃、ベルリンの菓子職人とFischbachsmühleの製粉業を営む家の娘が恋に落ちたところから、本格的にチョコレートの製造を開始。
1989年、「ローエンシュタイン・コンフィズリー社」に社名変更。
2007年には、主要な生産拠点をTeuschnitzの工場に移しました。
現在、ドイツを代表するルフトハンザ航空のファーストクラスでチョコレートがサーブされる等、地元ドイツで広く愛されています。
職人の技術を大切に
たくさんのチョコレートを生み出す「ローエンシュタイン」ですが、職人による手作業にこだわり、その技術を大切にしています。
常に進化を
クラシックなスタイルにこだわりながらも、革新的な姿勢も忘れない「ローエンシュタイン」。
例えば、茶葉を粉砕してできるだけ自然な形でエキスを抽出する技術は、ケルンの菓子大会でイノベーションに関する賞も受賞。
今回ご紹介する「THE CHOCOLAT(ティーショコラ)」(詳細後述)にも、その技術が使われています!
「ローエンシュタイン」おすすめ商品
発表会でご紹介いただいたものの中から、ローエンシュタインらしいおすすめのチョコレートをピックアップします。
ドイツビールショコラ
ドイツ・クルムバッハというところのラガービール「モンヒスホーフ」を使用した「ドイツビールショコラ」。
「ビールとチョコレートは、発酵や焙煎といった製造過程に共通点が多いため、相性がいいんです。」とは、発表会に登壇したジャパンビアソムリエ協会の理事さん。
加えて、ホワイト・ミルク・ビターといった異なるのクーベルチュールを合わせる事で、フルーティーさや苦味、ドライフルーツのような深みなど、それぞれビールから引き出されるフレーバーが違ってくるのも、面白いポイントです。
アルコール度数の高いビールリキュールを使うことで、より、ビールの味わいを強く出す…といった工夫も。
近年、若い方の好みの変化から、アルコールを使わないボンボンも増えてきたという背景があるそうなんですが、このビールショコラをはじめとして「ローエンシュタイン」では、まだまだ人気のカテゴリーとの事!
ちなみに、↑こちらのモールドは南ドイツの伝統的なボコボコとした形のビールジョッキ。(ミュンヘンではオクトーバーフェスなどの際、こういったビールジョッキを使う事があるそう。)
その他、ビール樽など、素材にまつわるモチーフが見た目にも楽しいです。
ティーショコラ
ルイボスティーやアールグレイティーに加えて、シナモンの華やかな香りを閉じ込めたターメリックシナモンティー、近年日本でも注目を集めるスーパーフードの「ビーツ」を使用した紅茶など、厳選した茶葉の味わいを閉じ込めた4種のショコラアソート。
前述の抽出に関する技術が使われています。
紅茶の香りとチョコレートのアロマが混じり合うことで生まれる華やかな余韻を楽しむことができます。
「ローエンシュタイン」購入先、通販(お取り寄せ)情報
そんな「ローエンシュタイン」のバレンタイン商品は、
西武池袋本店、伊勢丹新宿店、小田急新宿店、新宿高島屋、東急東横店、日本橋三越本店、日本橋高島屋、銀座三越、松屋銀座、そごう横浜店、横浜高島屋、そごう千葉店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、名古屋栄三越、ジェイアール京都伊勢丹、京都タカシマヤ、阪急うめだ本店、阪神梅田本店、大阪タカシマヤ、あべのハルカス近鉄本店、神戸阪急
にて。開催時期はデパートによって異なります。
お近くの会場で、ぜひ。