日本に高級チョコレートブームが巻き起こり、楽しみ方が広まるにつれ「カカオ自体を楽しむ」といった考え方もまた広まりました。
その流れでビーントゥバー(カカオ豆の選定から一貫して行うチョコレートの作り方)を採用したショコラトリーも、国内に続々と誕生しています。
今日ご紹介するのはそんなショコラトリーの1つ。「ICHIJI(イチジ)」さんです!
お取り寄せはもちろん、お店もすごく素敵でした。
「ICHIJI(イチジ)」について
「ICHIJI」は、2016年9月芦屋駅すぐ近くにオープンにオープンしたカフェと作業場、ショップが一緒になったチョコレート専門店です。
冒頭に書いた通り、世界中から厳選した4カ国のカカオをメインに使用し、その個性を活かしたビーントゥバータブレット(板チョコ)がメイン商品。
お店の場所
やってきました「ICHIJI」さん!
住所:〒659-0065 兵庫県芦屋市公光町8−8(グーグルマップで開く)
*記事中のお店は旧店舗の写真になります。現在は阪神 芦屋駅から200メートルほど北東の位置にあります。
自動ドアから入ると、右側レジ&ショーケースを兼ねたカウンターの奥に工房、中央左手方向にカフェスペースが広がっていました。
お酒も提供しているため、バーカウンターのような席だったり、入口入ってすぐ左手に壁に向かったおひとり様席も。
おすすめ商品
さて、そんな「Ichiji」の店舗、またはお取り寄せで体験した個人的おすすめスイーツをピックアップしてみます。
タブレット(板チョコ)
ビーントゥバーのショコラートリーとしてのメイン商材、タブレット。
使用するのは、「ハイチ」「トリニダード・トバゴ」「タンザニア」「ガーナ」の4カ国のカカオで、それらをさらに「コンチェ(ベーシックなタイプ)」「クランチ(カカオニブ入り)」「ビター(カカオ分85%)」の3種類で作り分け、計12種類で展開しています。
カカオの味わいを活かすため、素材は、カカオと有機キビ砂糖のみのシンプルな作りです。
ちなみに、カフェで飲み物に添えられてきたカレチョコは、市販の物とは違う%のレア?なものでした。
パルフェ(カフェメニュー)
季節によって内容が変わるパフェ。
私が訪れた時は、チョコレートのアイス、生チョコ、砕いたサブレ、カカオニブ、チョコチップの他、イチゴジャム、生の苺が使われてました。
チョコレートアイスは、口に入れた瞬間「ビーントゥバー!」という感じの、発酵の感じやフルーツとしてのカカオの味わいを楽しむことができます。
時間が経っても、しっかりとした硬さを保っていて、みっしりとした食感も素晴らしいです。
量もちょうどいい!
ひとつぶ
「婦人画報のお取り寄せ」でも扱われている、カカオ豆を使ったちょっと珍しいタイプの豆チョコ「ひとつぶ」。
ガーナ、タンザニア、トリニダード トバゴ、ハイチ4か所のローストカカオ豆を、その豆で作ったチョコレートでコーティングしています。
■ガーナ
甘さ控えめ、苦味を楽しむ。酸味が少なく低いトーンで、ドライフルーツのような風味です。
■タンザニア
ほんのりとキノコのような香りと青りんごのような爽やかさ。後味の苦みがスーッとしていてすごく心地いい。食べやすい1粒です。
■トリニダード・トバゴ
土っぽい!ティーツリーのような、木の香りと味。あまり味わったことがないカカオの味でした。クセ強め。
■ハイチ
爽やか!フルーティー!果実感が一番強いので女性に好まれそうな感じがします。青りんご。美味しい!
全体的に分厚めコーティングで食べ応えがあります。
カカオ好きのための嗜好品って感じ。木箱の高級感とか、パッケージの上品さもポイント高いです。
チョコクッキー
カフェでオーダーした飲み物に、カレチョコと一緒に添えられていたクッキーがあまりに美味しくって、思わずお持ち帰り。
サクッと噛んだ瞬間、全部が解けて粉になるような食感。
甘さ控えめで大人味…何枚でもいけそうです。
…と、そんな「ICHIJI」さん。
お店も落ち着いていてオススメですし、お取り寄せも可能ですので、ぜひ公式サイトから最新情報のチェックをしてみてください!