アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2023」にてフランス企業のチョコレート商品、ブースを取材してきました



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「FOODEX JAPAN 2023」にて、フランスパビリオンのチョコレート関連商品

アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2023」にて、フランスパビリオンのチョコレート関連商品、ブースを取材してきました!

BtoBの展示会とはいえ、ショコラの本場フランスの、まだ日本ではあまり知られていない…けれども「実はみんなも知ってる有名なコレってココが手掛けてるんです!」なんていう面白い情報や、個人でお取り寄せ出来るスイーツなんかもたくさん。

気になったものを続けてご紹介したいと思います。

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Chocolat Mathez(ショコラ マテズ/マセズ/マテス)

ロワール地方にて1934年に創業したトリュフ専門のショコラブランド。

ショコラマテズの缶入りトリュフ

創業から伝統的な作り方を守りつつも改良を加え、今では30種類を超えるトリュフ商品を作っています。

「トリュフは高級感や特別なイメージを持たれがちだけど、もっとカジュアルなものにしたい。」という事で、ユニークな仕掛けを加えたり、楽し気なパッケージにしたり、手ごろなサイズのシリーズを展開するなどの工夫も。

ショコラマテズ

↓こちらは試食でいただいたフランボワーズマカロン入り(!)のトリュフ。

見えないけれどしっかりと食感を感じることができるくらいマカロンが入っています。
そのリズミカルなアクセントはもちろんの事、重たくなりがちなチョコレートをブランボワーズの香りと酸味がフォローして、味わいのバランスもバッチリ。食べやすい1粒になっていました。

この他、ポップコーンや弾けるキャンディーが入ったものもあるそう。

フランボワーズマカロン入りのトリュフ

そして、中身はもちろんの事、ビジュアルがいい物こちらの商品の特徴です。

動物がモチーフになった缶…よく見ると鼻の部分がトリュフになっています。

ショコラマテズの動物缶

↓こちらは水兵さんをモチーフにしたもの。

トップの赤いボンボンは、幸運のモチーフでもある水兵さんの帽子をイメージしているそうです。

水兵さんのぽんぽん付きトリュフ缶

食べ終わった後も、植木鉢にするなど再利用できるのも魅力の1つだとか!

以上「ショコラマテズ」の一部製品は、既に日本の大手輸入食品販売チェーン…成城石井やコストコでも取り扱いがあります。

関連サイト1、2

Boncolac(ボンコラック)

1955年にフランス南西部で生まれた、冷凍の焼き菓子を作るメーカー「ボンコラック」。

ブースには、チョコレートを使ったタルト、マカロン、そしてフォンダンショコラなどが並んでいたのですが、再注目は今フランスでブームになりつつあるという「Brookieブルキー)」!
「ブラウニー+クッキー」の造語で、その名の通り、ブラウニーの上にクランブルクッキーが乗っています。こちら、すでに日本のフードサービスや大手小売で取り扱いがあるそう。

Boncolacのブルキー

試食させていただいたブラウニーは、濃厚なのに甘さがほどよく抑えられていたので、きっとクッキーとの相性もいいハズ!

ちなみに、小売り・外食向けフランス産マカロン MAG’M FRENCH MACARONSを数年前に買収。こちらも同じブースで一緒に展示されていました。

関連サイト1、2

Chokoja’J-Biscochoc(ショコラージュ ビスコショック)

1979年にスタートしたニューカレドニアのチョコレートメーカー。

バヌアツのカカオを使用し、フランスの伝統製法でショコラを作り続けています。
カカオ農家の労働環境を改善を目指すなどエシカルな活動も。

商品はタブレット中心。↓トンカ豆、クリームブリュレ、キャンディーシトラスフルーツなどユニークなフレーバーのタブレットや、

ショコラージュのタブレット

↓ナポリタンチョコ(カフェでコーヒーについてくるようなチョコレート)など。

Chokoja'J-Biscochoc ナポリタンチョコ

↓クーベルチュールメーカーの一面もあるようです。

Chokoja'J-Biscochoc クーベルチュール

関連サイト1、2

Chateau Blanc(シャトー・ブラン)

「PAUL」や「Ladurée」のオーナー、Francis Holder(フランシス・ホルダー)のグループ企業。
外食産業向け焼き菓子、ペストリー、ヴィエノワズリー、ケータリング専門としています。
なんと、マックカフェのマカロンを卸している会社でもあります!

関連サイト

マックカフェのマカロンはこの会社のです

Traiteur de Paris(トレトゥール・ド・パリ)

ブルターニュの外食産業・ケータリング向け企業です。

トレトゥール・ド・パリ

自然素材にこだわり、ブルターニュの良質なバターをたっぷり使った商品がお得意!人気商品はフォンダンショコラだそう。

トレトゥール・ド・パリ フォンダンショコラ

試食でいただいたリンゴのタルトも、しっかりとシナモンがきいていて美味でした。

トレトゥール・ド・パリ 林檎&シナモンパイ

アジアの主要取引先は、日本、韓国、台湾で、日本では10年以来、大手小売、外食産業向けに商品を提供しています。

関連サイト

トレトゥール・ド・パリ

Maison Roucadil(メゾン・ルカディル)

フランス南西部 ロット=エ=ガロンヌ県にて、3世代にわたってプルーンを製造するメゾン。
プルーンの他、ドライフルーツ、ナッツ類も取り扱っています。

メゾン・ルカディル

ドライフルーツやナッツを使ったショコラ製造もおこなっていて、現在パリに1店舗を含む5店舗を展開!

現在ショコラの日本パートナーを探しているそうです。

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