日本最大級のレストラン・イベント「フランス レストラン ウィーク」の姉妹イベントとして、2021年に誕生した「フランス パティスリーウィーク」。
参加するお店すべてが、同じテーマのお菓子を一斉に提供する…というパティスリーの祭典です。
ショコラ好きも歓喜する、スターシェフがずらりと参加することでも、大変話題になっています。
初の開催となった2021年の取材会、詳細をメインに、同イベントについて詳しくご紹介します!
https://www.francepatisserieweek.com/
目次
大御所から新進気鋭まで!スターシェフのお店が参加
今年初となる2021年を例にとっても、スイーツ好きが狂喜乱舞?!するような、スターシェフ(パティスリー、ホテル、レストラン)が参加しています。
例えば、
「トシヨロイヅカ」、「ル・ポミエ」(フレデリック マドレーヌ)、「パティスリー ドゥ・シェフ・フジウ」、「パリセヴェイユ」(金子 美明)、「クリオロ」(アントワーヌ サントス)…といった大御所(?)系、
「フレデリック・カッセル」、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」(ジュリアン キンツラー)…といった海外勢、
その他、「オクシタニアル」(中山 和大)、「ロートンヌ」(神田 広達)、「レタンプリュス」(熊谷 治久)、「アンフィニ」(金井 史章)、「パティスリー カメリア銀座」(遠藤 泰介)…といったライターが個人的にきゅんきゅん来てる系(笑)、
「ピエール・ガニェール」や、「ベージュ アラン・デュカス東京」などのレストラン系、
また、「グランドハイアット東京」、「パレスホテル東京」、「ホテルニューオータニ」、「フォーシーズンズホテル東京大手町」、「帝国ホテル東京」、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」、「ザ・ペニンシュラ東京」…といったホテル系と、書ききれないほどの参加店が…!
同じテーマでメニュー開発
また面白いのが、冒頭で書いた通り、みんなが同じスイーツをテーマにそれぞれの個性を表現。十人十色の一皿を提供するという点!
ちなみに、2021年のテーマは、フランスの伝統のお菓子パリ・ブレストにちなんだ「パリ・トーキョー」。
パリ・トーキョーとは?
「パリ・トーキョー」1891年に開催されたパリとフランス西部の街ブレストを往復する自転車ロードレースを記念して作られた伝統菓子、パリ・ブレストにちなんだスイーツです。
自転車の車輪の形から発想を得たリング状のシュー生地を真横に切り分け、プラリネを加えたアーモンド風味のバタークリームを間に挟んだのがクラッシックなスタイルで、アーモンドスライスと粉砂糖がトッピングされています。
2021年の事前取材会に行ってきました!
そんな素敵なイベントのメディア向け説明会、取材会に参加してきました。
この日、デモンストレーションを見せてくださったのは、「パティスリーカメリア銀座」の遠藤 泰介シェフ、そして、「ベージュ アラン・デュカス東京」のドゥグラス オベルソンシェフ。
「パティスリーカメリア銀座」遠藤シェフの作品
遠藤シェフの「パリ・トーキョー」は、「パリブレストノワゼットエラブル」と名付けられたいっぴん。
エラブル(メープルシロップ)を使う事で、「これでもか!」とふんだんに使用されたナッツ類の香ばしさや風味を引き立てた、贅沢な「パリ・トーキョー」です。
クリームにはマスカルポーネも使用。ノワゼットをキャラメルにしたときの美味しさ、ローストした時の香りも秀逸。
シューリングの中にもう一つシューがある?といった作りで、食感や風味の違いが楽しめるようにもなっていました。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」オベルソンシェフの作品
そして、ドゥグラス オベルソンシェフ。
こちらは、千葉のやちまた産の煎りたて落花生を使用した「パリ・トーキョー」。
実際に提供する際は、中をアイスにする予定だとか!
開催の時期に合わせて素敵に楽しめるように工夫されています。
小ぶりながら、新鮮な落花生の風味がギュっと詰まっていて、存在感ばっちりでした!
「フランス パティスリーウィーク」開催概要
…と、そんな素敵なスイーツを楽しめる「フランス パティスリーウィーク」。
開催に関する詳細は、公式サイトや公式インスタグラムなどからご確認ください!
2021年の開催期間:2021年7月2日~7月18日の17日間
主催:フランス パティスリー ウィーク事務局
参加店舗:関東圏のパティスリーなど52店舗