2010年に出版された小椋三嘉さんの著書「高級ショコラのすべて」には、チョコレートに関する様々な基礎知識と共に、「ミカのアドレス帳」として、小椋さんのお気に入りのチョコレートが美味しいお店が紹介されているコーナーがあります。
そのコーナーの「レストラン」のところに掲載されているのが、今回ご紹介するビストロ「ブノワ」!
お店訪問レポと、チョコレートスイーツについて、お届けします♪
ビストロ「ブノワ」とは?
「BENOIT(ブノワ)」は、1912年パリにオープンしたビストロ。
100年以上たった今でも、パリ、そしてその後展開した青山(今回ご紹介するお店)の他、京都、ニューヨークで愛されています。
青山店ももちろん、パリ店のエッセンスをそのままに。
↑螺旋階段、大きなガラス窓、そして左手に見える「ブノワ」のシンボルである「エッフェル塔」の模型…
その上、特別な木材を使ったベルサイユ風の床、椅子、テーブルなど、すべてフランスから持ち込み揃えていて、まさにパリにいるような雰囲気を楽しむ事が出来ます。
ちなみに、2005年に、フレンチの巨匠であり近年はショコラ界にも進出し話題のアランデュカスが、経営者一族から営業権を譲り受け、同年、青山にもオープンさせたという経緯があります。
「ブノワ」ほどビストロらしく、またパリらしい店はありません。
味わい深い歴史と盛りだくさんの美味しさに溢れるこの店に、私は特別な愛着を感じています。
「ブノワ」で感じられる心地よさと懐かしさは、いつの時代にもあり続ける食文化であり、また伝統でもあるのです。アラン・デュカス ビストロブノワ公式サイト
ランチ レポート♪
アクセス
…というワケで、表参道駅、渋谷駅からトコトコと「ブノワ」に向かいます。
お目当てのビストロは、国際連合大学のお隣のビル「ラ・ポルト青山」にあります。
まずはエレベーターで、カフェになってる10Fへ。
レストランは11F。
東京のビル群を借景とした大きな窓は、螺旋階段でつながった11Fにかけて吹き抜けになっています。
ランチはプリフィックス
さて、メニューはこちら!プリフィックススタイルです。
豊富で、すべてが美味しそうな字面に「うわーーー!」となりますが、レストランマネージャーさんはじめ、一流のサービスマンたちが丁寧に相談に乗ってくださいますので御安心を。
ドリンクに関しても同様で、ソムリエさんもスマートな案内。遠慮なく相談できます。
ちなみにこの日は、前菜にガスパチョとサーモンのエスカベッシュ、
友人オーダーのサラダブノワには、マッシュルームに混じって結構大きなフォアグラが…!
メインは豚肉のミジョテ、
エイヒレのムニエル、
など、楽しみました。
ショコラを使ったデザート
そしてお待ちかね、デセールは「チョコレートケーキとキャラメルのブノワ風 牛乳のアイスクリーム」。
冒頭で書いた本にも掲載されている、ブノワを代表する一皿です。
季節によってさまざまなショコラのマリアージュが楽しめる、とのことなので、何度も足を運ぶ楽しみもありそうです!
ビストロ「ブノワ」店舗情報
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山10階
電話:03-6419-4181
公式サイト
一部前菜やスープ、メインのお料理、パンの他、ブラウニーなどのスイーツメニューもテイクアウトが可能だったりするので、コロナ禍でお家でゆっくりするのにもオススメできます。
詳しくはコチラからチェックをば。
メニューと予約方法を確認できます。
ぜひ楽しんできてくださいね!