カカオに詳しく「ミスターカカオ」と呼ばれるショコラティエ 土屋公二さん。
彼が1999年富ヶ谷にオープンした「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」は、スイーツ好きの間で話題を呼び、「日本を代表するショコラティエ」と言われるまでになりました。
このページでは、そんな「テオブロマ」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細などお届けします。
目次
「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」って?
店名、ブランド名にもなっている「テオブロマ」は、カカオの木の学名から取られたもの。
(もともとは「神の食べ物」という意味を持ちます。)
カカオにこだわる土屋さんらしいネーミングが楽しい!
使われているクーベルチュール(製菓用のすっぴんチョコレート)は、いくつものメーカーの1000を超す中から厳選したもの。
それらを商品ごとに使い分けているんだそう。
失恋ショコラティエ
松本潤主演でドラマ化された「失恋ショコラティエ」のチョコを再現し、販売したブランドとしても知られています。
実はライター、そのチョコが売り出された最初の年?かな?伊勢丹で開催されたサロンデュショコラに参加したのですが、その際、会場にて、海外の松潤ファンを多く見かけました。
ただ…その年一番人気のアソートだっただけに、買えなかった人多数…
パンフレットを指さし、「コレドコデスカ?」と聞かれても、悲しげな顔で首を横に振るしかありませんでした…。あの子、次の年は買えたかな…。
ちなみに、それから数年。伊勢丹オンラインの先行販売など↑急がずとも割と手に入れやすくなっておりますので、ファンの方はぜひ。
「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」おすすめ商品
ボンボンショコラ
まずご紹介するのは、やっぱりボンボンショコラ(1口サイズのチョコレート)でしょうか。
その年の新作アソートがおすすめです♪
タブレット(動物シリーズ)
樋上公実子さんのイラストがデザインされたなんとも可愛らしい板チョコシリーズ。
カメレオン、水牛、アルパカなど、動物の絵柄のパッケージに注目!
2019年には、ブームとなったルビーチョコレーを使った特別バージョンも登場しました。(速攻買った!)
このほか、2015年、代々木公園にオープンしたカカオがテーマの新ブランド「CACAO STORE(カカオストア)」のロゴが入っているシリーズもあり、こちらはビーントゥバー(カカオ豆の選定から行うチョコレートの製造方法)で作られた、特にカカオの味わいに注目した板チョコのようです。↓写真下段
「ワインのように、チョコレートを嗜好品として楽しむ人のためのチョコ。」だそうで、土屋さん曰く「お値段が安くないのはわかっています。でも、こちらも真剣に作っているので、チョコ好きの人にはぜひ試してほしい」とのこと。
キャビア
シリアルをクーベルチュールでコーティングしたボール状のチョコスイーツ。
キャビアのようにツヤツヤとした粒状の見た目がインパクト大。
コチラもやはり画家 樋上公実子さんによるイラストがパッケージに採用されています。
贈り物にも○
ショコフル
サロンデュショコラ(チョコレート界最大といわれるイベント)にて、イートイン形式で販売される「ショコフル」。
*写真 ライターhitomi
チョコレートをゴーフレットで挟んで焼き上げる…という、女子歓喜のいっぴん。
イベントで見かけたらぜひお試しあれ。
「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」店舗情報
テオブロマ
所在地: 〒151-0063 東京都渋谷区 富ヶ谷1丁目14−9
電話: 03-5790-2181
カカオストア
所在地: 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目6−8
電話: 03-3460-1726
グルメライター ケイのひとりごと
数年前のパリのサロンデュショコラにて、土屋公二さんに初めてお会いしました。
写真をお願いすると、ひょうきんな笑顔で答えてくれたり…人柄が素晴らしい!でもチョコレートのコトを語りだすと、カチッとスイッチがはいる感じの方でした。
余談ですが、その際、どこからともなくフラリとアンリルルー氏が現れて、土屋さんと親し気にお話しされてました。
うーんさすが…顔が広くてらっしゃる!そしてレアショット!(笑)
ちなみに…その時私が購入したのは、アワードをとったアソート「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ スペシャリテ2016」。
「つい2日前に詰めたんだよ。もちろん日本でも買えるけどココで買う方が安いし、出来立てだよ。」なんて言われて買わないワケにはいかないでしょう(笑)
良い思い出です!