スペイン バルセロナ発祥のパティスリー「bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」。
2017年に表参道店がオープンし、日本のショコラファンからも知られる存在となっている同店が、2021年の夏の新商品を発表しました!
今期の新作は、日本初上陸となる夏季限定のグラスケーキ2種、フルーツを存分に味わえるタルト、そしてシェフお得意のマカロン3種。
目次
グラスケーキ「ノワール」
それでは、1つ1つ、ヘッドシェフ ヒロ・ヤマモトさんに聞いた、新作のポイントをご紹介していきます。
まずは、グラスケーキ「ノワール」から。
グラスケーキ「ノワール」は、2層に分かれた濃厚なチョコレートムースに、チョコクランチを忍ばせたミニパフェのようなメニューです。
どの新作にも共通しているみたいなんですが、マカロンの生地以外、お砂糖ではなくデキストリンを使用していて、日本人がちょうど美味しいと思うような甘さになっているんだそうです。
実は糖質もかなり抑えられているのでヘルシーで女性には嬉しいんだとか。(やった!)
本国と同じく、ムースにはベネズエラ産72%のチョコレート、そして、普通のサブレとチョコサブレを2種類使いさらにチョコでコーティングしたというこだわりのクランチには68%のチョコを。
トップは、スペシャリテのシャビーナ(世界一になったチョコレートケーキ)と同じグラサージュをかけて仕上げています。
ムース、スポンジ、クランチの食感の差。クランチのほのかな塩味もアクセントになっていて、最後まで飽きずにいただけます。
これは必食…!
グラスケーキ「フルートス デル ボスケ」
そしてもう1つのグラスケーキは、「フルートス デル ボスケ」です。
ムース、ジュレ、マカロンを重ね、数種類のフレッシュベリーを合わせた一皿。
酸味が際立ったジュレと、やさしい味わいのムースの差が面白いです!
もちろん、砂糖不使用。さらに、ゼラチンではなく寒天を使用しているとのこと。
暑い日に食べたいメニューです。
サブレ デ フルータス
さっくりとした食感のタルト生地の中心にミックスベリーのガナッシュを使用し、数種類のベリーで華やかに飾り付けしたタルト「サブレ デ フルータス」。
とにかくフレッシュなフルーツにこだわって作られたタルトだそうで、すぐりは農家さんから直接取引しているとのこと。
ガナッシュが甘いのかと思えば、やはり、これもさっぱりしていてとても食べやすい!
隠し味にトンカ豆が入っています。
マカロン3種
マカロンは、既存5フレーバーに加え、「キャラメル」、「ヴァイオレット」(すみれ)、「ジャンドゥーヤ」が登場。
「キャラメル」…キャラメルとホワイトチョコレートのガナッシュを使った濃厚さが魅力
「ヴァイオレット」…ミックスベリーとホワイトチョコのガナッシュで優しいスミレの香り
「ジャンドゥーヤ」…2種のチョコにピエモンテ産ヘーゼルナッツを合わせたコクのある味わい
の3種類です。
コチラのマカロンは、季節によって湿度を考え、寝かせる時間を調整。
表面だけが濡れてしまわぬよう、網に乗せ、しゅわ~~とゆっくり生地とガナッシュを馴染ませるんだそうです。
そのおかげで、表面がサクっとしつつ、中はシットリに。
パティシエの腕が顕著に表れるマカロン。ヘッドシェフ ヒロ・ヤマモトさんの確かな技術が感じられる新作です。
…と、そんな新メニューたち。
2021年7月1日から提供が開始されます!
ぜひ、表参道のお店に足を運んでみてくださいね♪
「ブボ・バルセロナ」とは?
「ブボ・バルセロナ」は、2005年 スペイン バルセロナの地において、パティシエCARLES MAMPEL(カルレス・マンペル)によって作られたパティスリーです。
厳選された材料を使用し、素材本来のナチュラルな美味しさを活かした奥深い味わいのチョコレートや、専任のデザイナーが生み出す精巧でデザインコンシャスなパッケージなど、細部に至るまで繊細さと革新性に磨きをかけ、バルセロナのファンの感性を魅了し続けています。
2017年 「サロン・デュ・ショコラ東京」にて話題を呼び、同年、表参道にも店舗をオープン!日本でもその実力が徐々に知られ始めています。
2020年 ヒロ・ヤマモト氏がヘッドシェフに
2020年10月にリニューアルオープンした表参道の店舗。
そのタイミングで、同店のヘッドシェフに「ピエール・エルメ・パリ」や「セバスチャン・ブイエ」でシェフパティシエをつとめた経験もある、ヒロ・ヤマモト氏が就任しました。
本国のレシピを元に、日本の気候などを考慮した製法や焼き具合、寝かす時間の微調整がされ、本来の美味しさを引き出しています。
「前に食べた事がある」という方も、その違いを体験しに再訪する価値あり!