230年以上の歴史を持つ、オーストリア 古都ウィーンの象徴である「デメル」。
このページではそんな「DEMEL（デメル）」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
チョコの事をつぶやいてます
チョコの事をつぶやいてます目次
「デメル」とは？
「デメル」は、1786年創業の老舗ブランド。
かの神聖ローマ帝国を統治したハプスブルグ家の紋章をブランドマークにしていることからもわかる通り、当時は王宮御用達としても活躍。皇帝が愛した味を現代に受け継いでいます。
世界各国から選び抜かれたカカオや、マダガスカルバニラビーンズ、洋酒など、高品質な材料を用いています。
チョコレートのデザインはあえてシンプルに、その代わりに、パッケージはとても美しく、創業当時のヨーロッパの街並みなど様々な絵柄が楽しめます。
「フェリシモ チョコレートミュージアム」で見たデメルの古いパッケージ
「デメル」おすすめ商品
ザッハトルテ
皇帝フランツ・ヨーゼフにも愛された「ザッハトルテ」は、チョコレート風味のスポンジケーキにアプリコットジャムを塗り、さらにチョコレートでコーティングしたモノ。
これは、ザッハトルテの生みの親である菓子職人フランツ・ザッハーの息子が、デメルでの修行中に販売したものだそう。
チョコレートを大理石の上で練り作る事で、サクッ＆トロリとした独特の舌触りが生まれます。
ちなみに…
この、エドゥアルト・ザッハーが後に自身で創業した「ホテル・ザッハー」でも同じザッハトルテを販売した事から、「デメル vs ホテル・ザッハー」でその販売権を巡り法廷で争ったというお話があるそうです。
興味のある方はこちらの記事が詳しかったです。
ソリッドチョコレート（猫ラベル）
シンプルなソリッドチョコ。
猫の舌を模したユニークな形が印象深く、「デメルといえばこれ」という人も多いハズ。
味は、スイート、ミルク、ヘーゼルナッツ、それからミントが使われたタイプもあります。
猫の舌の形以外にも、お花の形のモノも。
ハプスブルグ
デメルと関係の深い、オーストラリア皇帝ハプスブルグ家の紋章がデザインされたチョコレート…その名も「ハプスブルグ」は、ウォッカのガナッシュが使われています。
デメル
ブランドの名が冠された「デメル」は、やはりこちらもウォッカを使った一粒。
ガナッシュにも、そしてコーティングにもビターチョコが使われています。
デメル 店舗＆通販情報
実店舗
本店は、オーストリア ウィーン コールマルクト14番地に。
大理石やシャンデリアで飾られた店内は、古都ウィーンらしい素晴らしいつくり。
住所：Kohlmarkt 14, 1010 Wien, オーストリア（グーグルマップで開く）
電話：+43 1 5351717
demel.com
日本の店舗は、札幌三越店、仙台藤崎店、松屋銀座、東武池袋、伊勢丹新宿、三越日本橋店、高島屋日本橋店、高島屋新宿店、京急百貨店、京成百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ店、岡島百貨店、ながの東急百貨店、新潟伊勢丹、高島屋大阪店、阪急うめだ本店、大丸神戸店、天満屋岡山本店、鶴屋百貨店、トキハ本店など、全国の百貨店内にあります。
お取り寄せ、ネット通販
お取り寄せは、デメルの公式サイトの他、上記デパートの通販やショッピングモールなど。
文章、写真：グルメライター ケイ
デメル本店、ハプスブルク写真：公式リリース