フランスの権威あるショコラ愛好会である「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(C.C.C)」から、連続してその最高位を獲得した、日本人パティシエ 小山進(こやますすむ)さん。
コロンビア産のカカオを使ったオリジナルのクーベルチュールなど様々な素材を使い、世界を感嘆させる独創性を持ち、多くのファンを魅了しています。
日本ならではの素材を使ったものも、お得意。
そんな彼が手掛ける「Patissier es Koyama(パティシエ エス コヤマ)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細などお届けします。
Patissier es Koyama(パティシエ エス コヤマ) おすすめ商品
SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY
その年のベスト、最高のショコラを詰め合わせたのが「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY」です。
「このカカオにはこの素材!」
毎年毎年、新しい気づきと共に、進化していくエスコヤマ渾身のひと箱は、マストバイ。
私がかつて一番感動したのは、2015の4粒。
カカオの果肉を使っていたり、プラリネと日向夏を合わせたり…。特に心に残っているのはエルダーフラワーとカシスを使ったもの。
DNA京都
公式サイトにて、「日本の”今”を表現し尽したショコラ」と紹介されているのは、私も大好きな「DNA京都」というシリーズ。
ふきのとう、万願寺唐辛子、柚子&抹茶、それから醤油や味噌、唐辛子などの日本の調味料などが使われたユニークなボンボン。
どれも本当においしいです。
個人的な一番のお気に入りは、桜チップで燻製された「忍者」という一粒。スモーキーな風味が、不思議とカカオと合う!
タブレット(板チョコ)
エスコヤマには、本当に多くの種類の板チョコがあります!
シンプルなカカオの味わいを楽しめるモノから、2019年にはブームとなったルビーカカオにフルーツを合わせたものなど。
パズルのようなモールドもユニーク。
板チョコなのに、容器の蓋がコルクになっていたり…とプレゼントにしてもgoodな高級感もあります。
ベラベッカ
ドイツのクリスマススイーツ「シュトーレン」が爆発的人気になった2018年…。
そして、その次に「ブームになるのでは」と言われているのが「ベラベッカ」なのですが、エスコヤマではそんなベラベッカをいち早く商品化。お取り寄せする事が出来るんです。
てなワケで、私もさっそく。
これでもか!と入れられたドライフルーツやナッツで、ずっしりと重いベラベッカ。
アルザスキルシュの芳醇な香りとスパイスの風味…。
赤ワインに合わせたい大人の味わいです。おすすめ。
バウムクーヘン
ダニエルズカカオバウム+フランボワーズの名付けられたバウムクーヘン。
2019年のサロンデュショコラ東京にて購入しました。
エクアドルの農園からフェアとレートで仕入れたオーガニックカカオを使っているそうで、エスコヤマらしいしっとりとした焼き菓子になっています。
お花のような香りがするエクアドルのカカオに、木イチゴのピューレがベストマッチ。
チョコレート所作(チョコ専用ナイフ)
繊細なボンボンショコラを、スッとカットできる専用ナイフ。
かの高級宿泊施設「星のや」でも採用されている「RYUSEN JAPAN」とのコラボ商品です。私実際に使った時に、本当に感動しました。めちゃくちゃ切れる!
Patissier es Koyama(パティシエ エス コヤマ) 店舗、お取り寄せ詳細
実店舗
住所: 〒669-1324 兵庫県三田市ゆりのき台5丁目32−1
(グーグルマップで開く)
電話: 079-564-3192
とても大きな土地に、スイーツのテーマパークのような施設が広がります。
一度は行ってみたい…!
オンラインショップ、ネット通販
お取り寄せは、公式のオンラインショップの他、伊勢丹三越、高島屋、近鉄百貨店などで―パートのオンラインショップでも取り扱いがあります。
私の愛用は、高島屋!(ANAマイル貯めてる!)
グルメライター ケイのひとりごと
エスコヤマは個人的に本当に思い入れがあるブランド。
パリのサロンデュショコラに行ったとき、「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2015」を買い(もちろんサインしてもらった!)、帰国してからユックリいただいたのですが…一粒口に運ぶたびに、改めて「小山進は天才!」だと思った次第です。
それ以来、大好きに…。すごいなぁ、なんでそんな味思いつくの?
ちなみに、その年のCHOCOLOGYは、例年になく凝っていて、なんとそれをテーマにシングライクトーキングの佐藤竹善に曲を作ってもらったりも(!)
サロンデュショコラでのブースもお洒落で、1粒1粒、ビジュアルが作られていた↓のも印象的でした。
エスコヤマ…店舗があまりなく、サロンデュショコラなどのイベントや、わざわざお取り寄せするくらいしか彼のショコラに触れる機会がないのも、逆に魅力なのかも。
元祖、日本のイケメンパティシエですかね?
…とにかく好きなんです…。美味しいですよねぇ…。