元金融アナリスト…という異色の経歴を持つ青年が、インドネシアのカカオに興味を持ち、その素晴らしさを広めるため作ったチョコレートブランド「Dari K(ダリケー)」。
単なるチョコレートにとどまらない商品展開、そして新型コロナで不安定な業界への支援などエシカルな活動にも注目が集まっています。
このページではそんな「Dari K(ダリケー)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細などお届けします。
そして!
様々なTV番組などで話題の、シャープと共同開発したという最新機器を使った「カカオプレッソ」が楽しめる「The Obroma 990(ジ・オブローマ 990)」についてもご紹介しています。
最後までご覧くださいませ♪
Dari K(ダリケー)とは?
ダリケーは、代表 吉野慶一さんが、2011年、京都で立ち上げたチョコレート店。
世界有数のカカオ生産国でありながら、その正しい扱い方を知らないが故、今まであまり注目されていなかったインドネシアのカカオ豆…を中心に商品展開。
チョコを食べたことがない農家のため、現地スラウェシ島に赴き発酵技術指導から、その体系を作り上げました。
カカオ豆の選定から自社で一貫して手掛けるBean to Bar(ビーントゥバー)という作り方を採用しています。
サロンデュショコラ パリにも出展
ここ数年は、日本でも開催されるようになり知られるようになった、チョコの大祭典「サロンデュショコラ」。
ダリケーは、その本場「サロン・デュ・ショコラ パリ」にも出展。
ヨーロッパでは珍しい「生チョコ」が、C.C.C品評会にて高く評価されました。
また、2018年には、カカオ豆を挽く画期的なマシンと共に出展し、世界のショコラティエをどよめかせました。(詳細後述)
Dari K(ダリケー) おすすめ商品
カカオプレッソ
NHKBS1「チョコレートで世界を変える日本人たち」、NHK「クローズアップ現代+」「世界が恋する日本チョコレート」で紹介され、さらに話題となった「カカオプレッソ」。
こちらは、「ダリケー」のセカンドライン?(っていう言い方でいいのかな?)の「ジ・オブローマ990」でいただけます。
カカオ豆の消費をさらに伸ばすためにも、出来立てのチョコレートを知ってもらう事が重要…という事で、それが叶う特殊な機械を「シャープ」と共同開発!
今まで、カカオ豆から食べられる状態になるまで、約72時間かかっていたところを、その場の作業、目の前で提供できるまでに時間を短縮。
2018年の「サロン・デュ・ショコラ パリ」では、名だたるショコラティエから「自分も使いたい」「機械を譲ってほしい」という申し出が相次ぐなど話題に。
日本で楽しめる場所は京都駅(詳細後述)、また、バレンタイン時期の百貨店催事などにも出店しています。
カカオが香るフレッシュ・チョコレート
そして、ダリケーといえば、絶対にハズせない商品がコレ!「カカオが香るフレッシュ・チョコレート」。
インドネシア産カカオのフレッシュさを存分に楽しめる商品。
「濃厚なのに、後味はさっぱり」とパリでも評判をよびました。
5種類のフレーバーがありますが、個人的に一番好きなのが「シナモン&クローブ」。クローブのちょっと土っぽいスパイシーな味が、不思議とカカオに合う~。ちょっと面白い1粒ですので皆様もぜひ~。
カカオニブチョコ
これも大好き!カカオニブチョコ。
名前の通り、カカオニブ(焙煎したカカオ豆を小さく砕いたモノ)をチョコでコーティングした商品です。
コーティングのチョコが想像よりも厚めなので、カカオニブの苦みがちょうどよい具合に中和され食べやすい!
酸味の具合もバッチリ。
缶タイプと袋タイプがあり、袋の方が割安です。
クーベルチュール
「板チョコはないんですか?」とのユーザーからの声にこたえて作られたのがコチラ。
製菓用のすっぴんチョコレート生地「クーベルチュール」。
ダリケーが選定し、発酵技術指導までして育てたチョコをダイレクトに味わう事が出来ます。
プレミアムチョコレート
バターが香るサクサクのラングドシャ生地で厚めのチョコレートを挟んだダリケーの新作。常温で持ち運びがしやすく、京都駅などでも販売しているため、お土産に最適です。
抹茶味もあります。
神香茶 京のカカオ茶
チョコレート商品以外の展開も面白いのがダリケー。
まずご紹介したいのが、カカオニブが入った紅茶!
5袋入り680円。
京都和束町 東茶園の和紅茶とカカオ豆が出会いました。
カカオが香るチョコレート・リップクリーム。
チョコレート以外のプロダクトその2は、リップクリーム。
カカオバターを使った保湿スキンケア商品は、プレゼントにも楽しいと思いますよ。
写真は2015年、「サロン・デュ・ショコラ パリ」にて。
そのほか…
「カカオから手作りチョコキット」などの変わり種アイテムもありますので、実店舗やオンラインショップなどでいろいろとチェックしてみてくださいね。
有名youtuber(SeikinTV)さんも取り上げるほど、楽しい商品。
動画内では、その他の商品も紹介していますのでぜひ視聴をば。
Dari K(ダリケー) 店舗情報
地下鉄烏丸線「北大路」から徒歩14分の場所にある「本店」、そして「祇園あきしの店」があります。
本店はややアクセスしづらい場所にあるので、観光などで訪れる場合は、祇園のお店に行くのが現実的でしょうか。
八坂神社の近く、徒歩数分の場所にあります。
そんな様子、ぜひ動画でもご覧くださいませ。
■本店
住所:〒603-8205 京都府京都市北区紫竹西高縄町72-2(新大宮商店街内)
電話:075-494-0525
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜
■祇園あきしの店
住所:〒605-0821 京都市東山区清井町492-22
電話:050-3567-0525
営業時間:11:00-18:00
定休日:火曜
そして…品揃えは少ししかないのですが、京都駅地下「ポルタ」地元京都のスイーツを厳選するセレクトショップ「京せれくと」にもダリケー商品が並んでいます。
本店などに行く暇がない方は駅地下で。
お取り寄せは公式の他、バレンタイン時期の百貨店のオンラインショップやぐるすぐりなど、有名ショップからの通販が可能です。
京都駅に新ブランド店「ジ・オブローマ990」
さて、冒頭からご紹介している「カカオプレッソ」が飲める「ジ・オブローマ990」について。
2018年、京都駅にあるお土産屋さんの中に出来たイートインスタイルのお店です。
正確な場所は、JR京都駅西口2階 南北自由通路(南側)にある「京銘菓・名菜処 亰(みやこ)」の中。
注文用カウンターと簡易なイートインスペースのこじんまりとしたお店。
いろんな種類のカカオドリンクと、
チョコタルト、ガトーショコラ、ソフトクリームなどのスイーツメニューなどがあります。
その他、ジオブローマ990ブランドの菓子「クランチカカオバー」や、
本家ダリケーブランドのプレミアムチョコレートの販売もあります。
カウンターの横にはガラス張りになった作業場があり、ドリンクを作る様子を眺めることも。
お店は年中無休。
営業時間も、朝8時半から夜9時まで…と長い時間オープンしていますので、利用しやすいです!チョコッと疲れた出張帰り…など立ち寄ってカカオドリンクを楽しんでみては♪
グルメライターケイのひとりごと
2015年、パリのサロンデュショコラでダリケーの商品に触れました。
ただ…あまりにたくさんのブランドがありすぎ、実際にはほんのちょっとのお買い物で済ませてしまった…(せっかくパリに来たので、なんとなく日本のブランドには食指が伸びなかったんですよ~。いろいろ買いすぎてワケわからなくなってたし…)。
その後、「星のや京都」に泊まった時に、無料のおやつサービスで再会!
なにこれ美味しい…!とビックリした焼きカカオが、有名私店とダリケーのコラボ商品だったんです。