お猪口に入ったチョコ?!東広島の日本酒を使ったトリュフを体験しました「御饌cacao(ミケカカオ)」



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日本酒トリュフ おちょこ付き 賀茂鶴

日本三大酒どころとして知られる広島西条に2019年オープンした、カカオにこだわるショコラトリー「御饌cacaoミケカカオ)」。

御饌カカオ 外観

阪急うめだ本店の大人気催事「チョコレートバレンタイン博覧会」にも出店し、話題になっていた同店。

今回、広島の実店舗に行ってきましたので、商品だけでなく訪問レポなども含め色々ご紹介したいと思います。

やじるし公式サイト
やじるし公式オンラインショップ

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「御饌cacao(ミケカカオ)」について

「ミケカカオ」は、2019年オープンした、カカオにこだわるショコラトリーです。

御饌カカオの看板

地元ならではの酒を主役にしたトリュフなどの他、産地別カカオ豆から作ったビーントゥバーチョコレートなども手掛けます。

御饌カカオ 看板

オーナーパティシエ ショコラティエは、三宅崇さん。

大阪あべの辻製菓専門学校卒業後、国内外で修行。
2009年に洋菓子店「菓子工房mike」をオープンし、2019年「御饌cacao」をオープン!

東広島のお店を訪ねました

広島駅から山陽本線を使って東へ約40分。JR西条駅が最寄。
(ちなみに私は、前回ご紹介した「ラテアートカフェ クレマ」からバスを使って向かいました。チョコ好き、カフェ好きな方は両方訪れるのがおすすめです!)

西条という場所は、その名の通り水が綺麗なこともあって 酒どころとしても知られています。

東広島 西条

とにかく酒蔵がいっぱい。
「ミケカカオ」のお店は、そんな風情ある街並みにとけこむ古民家を改築して作られたチョコレートショップです。

御饌カカオ 外観

看板によりますと、ドリンクだけでなくカレーなんかもあるみたい。
ランチとしても使えそうです。

御饌カカオ 看板

店内の様子

店内は、入口側にショップスペース、そして奥がカフェスペースになっています。

御饌カカオ ショップスペース 店内

ショップには正面にショーケースがあり、お店のスペシャリテである「日本酒トリュフ」(詳細後述)の他、さまざまなボンボンショコラが並んでいました。

1粒から買えるのがいい!

ミケカカオ 店頭 トリュフ

そしてコチラが↓奥のカフェスペース。

年季を感じるツヤツヤの木材…梁や鴨井がお洒落な、広い畳敷きのお部屋。
テーブルも同色のちゃぶ台を使って世界観を統一しています。

御饌cacaoのカフェスペース

床の間には、カカオ専用の石臼「ショコラミル」も置かれていました。

ちなみにスタッフさんに聞いたところ、ショコラミルを使ってチョコを作っているワケではないとの事。

石臼 カカオ

そしてこちらは↓疲れた喉に嬉しかった、つめた~い「ショコラトルサイダー」なるドリンク。

御饌cacaoのカフェスペース

いろんなスパイスが入って刺激的な味わい…チョコレート薬膳ドリンクみたいなイメージです。おそらくですが、唐辛子なんかを入れてたっていう古代のチョコドリンク「ショコラトル」をイメージしているのかなと。

そしてまた「ちなみに」なんですが、こちらスタッフさんによると「甘くないです(実際砂糖入ってる)」「カカオは入っていませんがチョコレートは入っています」っていう説明がありました。

謎…。

御饌カカオ 古民家

「ミケカカオ」のおすすめチョコ

さて、そんな「ミケカカオ」の人気商品をご紹介します。

日本酒トリュフ

地元西条の各酒蔵の酒を使ったトリュフです。

日本酒トリュフ おちょこ付き

西条の酒は、灘などで作られたキリっとした辛口の酒の男酒に対し、芳醇な味、やわらかで甘口で「女酒」と呼ばれているるんですが、なるほど。(実は偶然にも、10年くらい前に賀茂鶴の酒蔵に取材に行ったことが…!)

日本酒トリュフ おちょこ付き 賀茂鶴

この日は、やっぱり過去取材に伺ったことがある「賀茂鶴酒造」さんの1粒を購入。

(そのほか、「白牡丹」、「亀齢」、「賀茂泉」、「福美人」、「山陽鶴」、「西條鶴」、「金光」などの酒蔵が参加。)

広島 西条 賀茂鶴

広島 西条 賀茂鶴 取材

「賀茂鶴」さんは、江戸の初期に始まった酒造で、昭和33年に他社に先駆けて大吟造りの清酒を発売。その技術を確立した全国トップクラスの酒蔵です。

広島 西条 賀茂鶴 取材

過去取材では、出来たばかりの日本酒を試飲されていただいたのですが、出来立てはちょっぴりシュワシュワとしていてスパークリングワインみたいでした…!

広島 西条 女酒

…と、そんな貴重な日本酒を使ったトリュフ…。

日本酒トリュフ おちょこ付き

ご覧の通り、お猪口に入っています。
お猪口は、「唎猪口」と呼ばれる白い磁器のタイプで、ちゃんと中に「蛇の目」と言われる青で描かれた2重の円が。

中のトリュフは、お猪口がいっぱいになるほど大ぶり。

パクッと口に入れた瞬間、シンプルなボンボンには感じないアルコールならではの心地よい違和感が舌先に。引っかかりのない滑らかなガナッシュで、ふわわんとコメの姿が思い浮かぶような優しい甘さと酒の風味が楽しめます。

一つから購入できますが、ご覧の見栄えなので、ちょっとしたお土産とかお配りスイーツにも向いてます。
「わ!何これ!」と盛り上がること間違いなし。

タブレット

カカオの産地のテロワールを楽しむことができる、ビーントゥバーのタブレット(板チョコ)。

パッケージを開けた瞬間に強いカカオフルーツの香りを感じます。

食感は、シュルシュルシルク系で、最後にシャラッとパウダーが残る感じ。

今回私がチョイスしたインドネシアは、“らしい”フルーティーな香りと味。

やや喉に残る渋みやえぐみは、南国フルーツ独特の…例えばグアバを思い出しました。
ジュースのような後味で、すごく美味しい。暑い時期にも食べたくなる味わいです。

お店の場所

住所:〒739-0011 広島県東広島市西条本町15-25(グーグルマップで開く
電話:082-437-3577

営業時間、定休日に関しては公式サイトから都度ご確認の上お出かけください。
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