英国ロンドンに、独特の世界観を持ったチョコレートショップがあります。
2019年には、チョコの祭典「サロンデュショコラ東京」でも大々的に紹介され、日本においてもその知名度を大きく上げた「PRESTAT(プレスタ)」がそれ!
…というワケでこのページではそんな「プレスタ」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けしたいと思います。
目次
「プレスタ」とは?
プレスタは、1902年に創業されたイギリスを代表する老舗のチョコレート店です。
創業者であるAntoine Dufour(アントワン・デュフール)は、トリュフチョコを発明した事で有名なデュフール家の出(*1)。ゆえに、プレスタにもトリュフ商品が多く展開されています。
第二次世界大戦の際、創業者の息子である2代目が、会社を売却、新経営陣の元で黄金期を迎えます。
2度のロイヤルワラント授与後、2019年、Domoriが買収し、この契約のおかげでさらに質の高いクーベルチュールが扱えるように。
ビーントゥバーならぬ、ツリートゥトリュフ…で、さらに、アルチザンショコラトリーとしての地位を確固たるものにしています。
アントワンは、フランスからロンドンに移住してプレスタを開業
王室御用達
プレスタは、1975年に女王陛下エリザベス二世よりロイヤルワラント(王室御用達)を授与されます。
さらに1999年には、故エリザベス皇太后からもロイヤルワラントを授与。
また、故ダイアナ妃が通った店としても知られています。
「チャーリーとチョコレート工場」との関係
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作者であるRoald Dahl(ロアルド・ダール)は、2代目から経営陣が変わった黄金期の常連だったそうで、彼の別の小説「My Uncle Oswald(オズワルド叔父さん)」の中で、プレスタのトリュフを登場させています。
そのため、「チャーリーと~」の執筆にあたっても、プレスタを参考にしたんじゃないか、と言われているそうです。
プレスタのバロタン(箱)やショッパーの色合いや、店舗内の様子を見てみると、確かにその可能性は高いんじゃなかな、と思いますよね!
ルビーチョコレート
プレスタは、2018年~19年にかけてものすごく話題になった 第4のチョコレート「ルビーチョコ」を作るクーベルチュールメーカー「バリー・カレボー社」から、イギリスでいち早くそれを扱う権利を獲得し、多くの商品を展開しています。
「プレスタ」おすすめ商品
トリュフ
ブランド説明のところでご紹介したように、創業者がトリュフと大変関わりが深いブランドだけに、やはり人気のカテゴリです。
ピンクシャンパン、シーソルトキャラメルのベーシックな人気の味の他、プラリネ、ジンジャー、アールグレイなどさまざまな種類があります。
ウェイファー
丸くて薄ーい、パリッとした食感が楽しいシリーズ「ウェイファー」。
ベーシックなカカオリッチミルク、シーソルトキャラメルの他、ピーチ&アッサム 、レモン&ライムシーソルト 、アールグレイ などが。
ルビーチョコレート
ルビーチョコレートを使った商品も人気です。
カカオポッドを模した一口サイズのもの↑や、タブレット(板チョコ)↓、そして上で紹介したトリュフ、ウェイファーにもルビーチョコバージョンが。
中でも、ライターが個人的に「これは!」とテンションが上がったプロダクトがホットチョコレートです。
ホットミルクに溶いて、うすーいピンク色になる…その見た目もgood。なんとも女子力の高いドリンクが完成しますよ。
*ちなみに、2019年の日本のバレンタイン催事では、西武池袋限定だったそうで、サロンデュショコラでも販売されていませんでした。もしも見かけたら迷わず購入を!
「プレスタ」原材料名 例
砂糖、ココアバター、乳製品(脱脂粉乳、全粉乳)カカオマス、乳化剤(大豆由来)、酸味料、香料
「プレスタ」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗はイギリスと日本に。
■Prestat Chocolates(イギリス)
住所:14 Princes Arcade, St. James’s, London SW1Y 6DS イギリス(グーグルマップで開く)
電話:+44 20 8961 8555
http://www.prestat.co.uk/
■日本橋三越店(日本)
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目4−1 日本橋三越本店(グーグルマップで開く)
お取り寄せ
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