エクアドルのカカオを主役に、人と環境を考えたチョコレートブランド「Noel Verde(ノエルベルデ)」。
各百貨店のバレンタイン催事などでも、毎年話題に。
今回、こちらのブランドを詳しくご紹介します!
目次
「ノエルベルデ」について
「ノエルベルデ」は2018年スタートした、高橋 力榮さんによる、エクアドルの味を日本人の味覚で最大限に引き出したチョコレートです。
「カカオの木が生育している土壌」の状態を見るところからチョコ作りにかかわっているとの事で、公式サイトには、「Bean to bar(ビーントゥバー)」ならぬ「Earth to Bar(アーストゥバー)」なんて風にも紹介されています。
レイズトレード、100%トレーサビリティーを実現。
パッケージやモールド(型)に描かれているキャラクターは、恰幅の良い農家とサンタクロースを融合した姿を表現しているそうです。(ちょっと高橋さんにも似てる!)
「ノエルベルデ」のおすすめ商品
これまでライターが体験したもの、おすすめのものなど自分勝手にピックアップしています。
(現在販売されていないものもあるかもしれません。都度、公式サイトでご確認の上お買い物下さいませ。)
アノーナ+バナナ
「Academy of Chocolate 2022」の「Dark Bean To Bar Flavoured」銅賞受賞。
田辺農園の自然循環型栽培のバナナ100%のバナナパウダーを使用したタブレット。
粒ガムみたいなクッション性のある噛み応えで、ほどけるようにシュルリと崩れていくんだけど、そこからバナナの粘り気が出てきてネットリするっていう、他ではあまり体験しない食感です!
香りとか味も、それこそ最初は粒ガムみたいな爽やかさと苦みがくるんですが、すぐにバナナになります。
見た目ではわからないけど、バナナパウダーが結構入ってるはず!
後味はバナナの甘い部分の香りと、渋みと、コーヒーのような心地よい系の苦みで、気づくとつい「もうちょっと」と手が伸びてます。
渋みとリンクする緑茶が合いそう。
カミーノ・ベルデ + ミルク
複数の特定のカカオ農家が栽培しているアリバのブレンド。
ミルクという事で、全ての味わいの角が取れているような…といいつつ、お花のような香り、果実感もある贅沢な味わいも。
疲れているとき、元気がない時でも優しく食べられるのが嬉しい。
パッハリート 70%
サント・ドミンゴ・デ・ロス・ツァチラス県のアリバとフォラステロのハイブリッド種カカオが使われた70%タブレット。
ちょっとユニークの香りと味で、ハーブのような感じの後に旨味がシッカリ残ります。
醤油、古民家(笑)、根菜類といったレビューも。
苺ホワイトチョコレート
未脱臭のRAWカカオバターをさらに低温熟成させた「発酵カカオバター」をふんだんに使用したホワイトチョコレート。
柔らかな香りゆえ、バニラエッセンスなども加えてないそう。
その他の素材…、アンデス産の苺、海岸地方のカカオニブ、エクアドルの近海で採れた粗塩、砂糖もエクアドル南部で採れた出来る限り自然な製法で作られたものとのこと!
一般的な「ホワイトチョコレート」とは違うカテゴリーと言ってしまってもいいくらい、ちょっと特別な味わいです。
未脱臭カカオバターで作るホワイトチョコ特有の日本酒?甘酒?っぽい味に、イチゴの酸味と、カカオニブの組み合わせ。味わいも食感もさまざま、かつ、一歩間違うと臭みが出そうなところ、丸くまとまってる…というようなイメージです。
特徴ある味わいなので、飲み物と合わせるのも楽しくて色々やってみたんですが、個人的に白ワインとの組み合わせが好きでした。
カカオパルプピューレ
カカオの果実…種子であるカカオ豆を包む白い果肉を充填した珍しいプロダクト。
糖度19度でお砂糖の代わりにしたり、サラダ、ヨーグルト、フルーツのトッピング、氷に入れてジュースとしても。
「ノエルベルデ」購入方法
オンラインからのお取り寄せが可能です。
また、伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」や大丸松坂屋などのバレンタイン催事にも出展されています。
会場や、同時期には各オンラインショップにも登場します!