今までスルーしてたけど「銀座千疋屋」のフルーツチョコが「買い」でした!



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銀座千疋屋 ボンボンショコラ23
銀座千疋屋 フルーツブレット

主に贈答用の高級フルーツのお店として有名な「GINZA SEMBIKIYA銀座千疋屋)」。

そんな銀座千疋屋が、いつからでしょうか、バレンタイン催事等に積極的に参加し、サロンデュショコラなどの大きなイベントの常連として、ショコラ女子にも広く知られる存在になっています。

今日はそんな「銀座千疋屋」「パティスリー銀座千疋屋」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。

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「銀座千疋屋」とは?

「銀座千疋屋」とは、千疋屋総本店から暖簾分けされ、1894年(明治27年)に創業したフルーツ専門店。

日本で初めて「フルーツパーラー」を開業した会社としても知られています。

銀座千疋屋 フルーツパーラー

冒頭に書いた通り、ショコラ部門でも高い評価を得ていて、なんと、2015年、2016年には、C.C.C.(ショコラ愛好家会)で最高位を受賞しています。

「千疋屋総本店」「京橋千疋屋」「銀座千疋屋」の違い

さてここで、おそらく皆様が気になっているであろうネタを1つ。

「『千疋屋』っていっぱいあるけど、全部同じ会社なの?関係あるの?」というお話。

おおもとは、1834年創業の「千疋屋総本店」。
ここから、1881年に「京橋千疋屋」が暖簾分けされ、さらにその13年後の1894年に、同じく暖簾分けされ「銀座千疋屋」が誕生した…という経緯があるそうです。

よって、それぞれ別の会社ではありますが、関係がないわけではありません。

ちなみに…バレンタインシーズンに人気のショコラ・フレーズ「苺チョコレート」↓は「京橋千疋屋」の商品。

銀座千疋屋 フレッシュ苺のチョコ掛け

国産の大粒苺に、ショコラの本場ベルギー産のクーベルチュールを2色コーティングした贅沢なスイーツ!

東京駅 千疋屋

今回は「銀座千疋屋」をメインでご紹介してますが、この苺チョコもめちゃくちゃオススメなので、見かけたらぜひGETしてみてくださいませ。

「銀座千疋屋」おすすめ商品

フルーツタブレット

2017年「サロン・デュ・ショコラ」にて購入。

苺とグレープフルーツを使った「フルーツタブレット」です。

銀座千疋屋 フルーツブレット

コレ…、さすが千疋屋と感心してしまうほど「ものすっごくフルーツ」なチョコレートなんです。

銀座千疋屋 フルーツブレット

手の込んだボンボンショコラと比較すると、シンプルなキャレなので、お値段がお安いのは当たり前なのかもしれませんが、それでも「この美味しさで1コ100円ってすごいな…」と、そのお得さに驚いてしまうと思います。

特に、サロンデュショコラのような、世界中の高級メゾンが一堂に会している場所では、なおのこと。

千疋屋 フルーツタブレット 原材料名

いちごのチョコレート

そしてお次も苺を使ったチョコレート、その名も「いちごのチョコレート」です。

銀座千疋屋 いちごのチョコレート

こちら、ここ数年よく見かけるようになった、フリーズドライのしみこみ系スイーツなのですが、どうせ食べるなら千疋屋のがいいよね!ってことでオススメです。

銀座千疋屋 いちごのチョコレート

コレ、嫌いな女子がいるでしょうか…。否!

ボンボンショコラ

ショコラティエ 奥野大智シェフによる特別なボンボン4P。

2023年の阪急うめだ本店「チョコレートバレンタイン博覧会」にて購入。

銀座千疋屋 ボンボンショコラ23

奥野シェフは、2022の「サロン・デュ・ショコラ パリ」で金賞 外国人部門賞を受賞。

カナダ、ルクセンブルク、フランスでの修行経験をお持ちです。

奥野大智シェフ

■ベルガモット×苺

シェフが「一番最初に食べて欲しい」と書いてらしたので、まずは「ベルガモット×苺」から。

ベルガモットの香りを映した生クリームと果汁を使ったガナッシュと、センガセンガナ苺そのものを楽しめる様なパートドフリュイの2層。
いい香りなんだけど青臭さもあるベルガモットを、酸味のある苺でフォローするようなイメージだそう。

口に入れた瞬間は「いちご!」って感じなのですが、溶かしていくうちにベルガモットが香ってきます。
ベルガモットの紅茶を連想させる苦い感じが好きなんですが、それがちょうどよい具合に

滑らかなガナッシュと、思ったよりもシャリシャリぷちぷちとしたのパートドフリュイの食感差も楽しい1粒。

苺とベルガモットのボンボンショコラ

■レモン×抹茶

ホロリ→ネットリ→シャリッ系の抹茶のガナッシュと、シャリシャリなココナッツプラリネの2層。
抹茶自体にレモンを香りづけするという、他の「カンキツ×抹茶」のボンボンとはちょっぴり違う作り方だそう。

パクっと食べるとすぐにココナッツ!
でも舌で溶かすようにいただくと、最初に抹茶。

レモンは抹茶とココナッツを、嫌味なくさわやかに味わうための脇役的な働きをしてる感じです。

■ライム×パイン

意外と食べたことがないパイナップルのボンボン…!
ヤスヒロセノのマジパン、あと神戸「ピエールブランシュ」のハワイとか…思い出すのもほんの少し。

今回のライム×パインは、白ワインとバニラで煮たパインとラム酒のパテと、ライムとラム酒のガナッシュの2層からなってます。

最初に強く感じるのは、2層どちらにも使われているラム酒!
パイナップルの酸味を包み込むように、ぽわわん~っと口中全体に広がります。

たま~にほんの少しシャリッとするパインの繊維の食感も絶妙なんですが、こちらは、ミキサーにかけてから裏ごしして煮詰めるという、とんでもなく手間をかけて作られているそう。こだわりを感じます…!

柚子と無花果のボンボンショコラ

■柚子×無花果

こちらは他のボンボンと違って、まずはショコラ(カカオハンターズのエレガンテ70%)ありきで作ったそう。
柔らかくすっきりした苦味、柑橘のような酸味、蜂蜜のようなコク、華やかなショコラ

そのショコラを柚子と蜂蜜を使ってガナッシュに、そして柚子に負けないよう、オレンジウォーターを加えた黒無花果のパートドフリュイと合わせ、統一感を出してます。

これも超美味しい~。
使う種類によっては蜂蜜のボンボンが苦手な私なんですが(特に栗)、黒ニンニクっぽい風味の無花果の味と香りが蜂蜜のクセをちょうどいい感じで抑えてくれてました。

そして確かにチョコが旨い!冷たくネットリ→サラリと溶けていく魅力的なチョコです。

プチガトー

コチラも同じく「チョコレートバレンタイン博覧会」にて。

プチガトーも販売されていました。

銀座千疋屋メロンクレープロール

銀座千疋屋のチョコレートケーキ&いちご

「銀座千疋屋」店舗&通販(お取り寄せ)情報

さて、そんな銀座千疋屋の実店舗は、以下に。

銀座本店フルーツショップ
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目5-1(グーグルマップで開く
電話:03-3571-0258

新宿店 フルーツショップ
住所:〒160-8321 東京都新宿区西新宿1丁目1-4 京王百貨店 新宿店内(グーグルマップで開く
電話:03-5321-5029

築地店 スイーツショップ
住所:〒104-0045 東京都中央区築地3丁目3-7-2(グーグルマップで開く
電話:03-6264-7440

お取り寄せ ネット通販

銀座千疋屋のスイーツは、お取り寄せも可能です。

やじるし公式オンラインショップ

また、楽天市場などの大きなショッピングモールにもお店があります!

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グルメライター ケイのひとりごと

千疋屋がサロショに出店したり、バレンタイン時期に色んなスイーツを出していることは知っていたのですがなんとなくスルーしていました。

だって、やっぱその時期って「普段日本では買えないメゾンを中心に買い揃えたい!」「それ以外にお金使えない!」という気持ちがあって。

なので、初めて千疋屋のショコラを食べた時は衝撃でした。
調べてみれば、一流メゾンでも得る事が難しい賞なんかも受けているとのこと…う~ん、納得の美味しさです。

日本で生活していてチョコが好きで。そしたらば千疋屋のチョコ商品、食べなきゃ損ですよ。ホント。

(バレンタインシーズンじゃなくても購入出来る品もあります。)

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