台湾南部 屏東産のカカオを使った「福湾荘園巧克力(フーワンチョコレート)」や、 アジア各国のカカオを使いアジア人のために開発された「ナユタ チョコラタジア」など、ここ最近、ご近所さんのカカオを味わう事が続きました。
そしてついには、東京産カカオのブランド「TOKYO CACAO(東京カカオプロジェクト)」をGET!
以下、その特徴、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けしたいと思います!
目次
「TOKYO CACAO(東京カカオ)」とは?
「東京カカオ」は、チョコレート菓子製造業を営む平塚製菓が手掛ける、ソイルトゥバー(土壌からのチョコレート作り)で製造されたチョコレートブランド、プロダクトです。
そのキッカケは2003年。
ガーナのカカオ農園を訪れた同社、平塚 正幸社長が、日本でもカカオを根付かせたいと決意。
2010年、小笠原諸島にある母島でカカオ栽培を開始しました。
最初の数年は、発芽するもののすべて枯らしてしまう…といった失敗を重ねながら、農業を営む折田 一夫さんの協力を得て土壌づくりやカカオ栽培に適したハウスの設営など、ようやく現在の栽培技術を確立しました。
カカオの初収穫は、13年10月。
発酵
チョコレートの製造過程において、特に大変だったのが「発酵」だそう。
というのも、「発酵」に関しては国内での前例や資料がほとんどなかったから。
そのため、同社敷地内にラボを設置。初収穫から2年間のテストや研究を経て、15年3月ようやく試作を完成させました。
「TOKYO CACAO(東京カカオ)」おすすめ商品
TOKYO CACAO(タブレット=板チョコ)
東京産のカカオをストレートに感じる事が出来る、シンプルな板チョコ商品。
「収穫された生カカオを新鮮なうちに発酵・乾燥させてつくるため、力強い果実の香りとマイルドな風味が特徴」との案内。
味わってみると、ビーントゥバーでよく体験する、すべての特徴がギュっと凝縮されているような、味わい!
酸味も強く、「大人向けの嗜好品」という冠がぴったりなんじゃないかと!
そしてコチラが23-24のもの。
以前食べた時は、すべてのビーントゥバーチョコレートのクセを集結させたみたいなパワフルさを感じたんですが、それがまとまってきゅっと一つになったような印象を受けました。
あっちこっちしていた味わいが落ち着いたようなイメージ。カカオをブレンドしたそうです。
とはいえ、やはり香りからガツンとカカオの力強さを感じます。
シルクのような質感ではなく、舌ざわりはなめらか。トロリと溶けていき、最初に感じるのはコーヒー豆的な苦味。そしてトロピカルフルーツ…バナナに似た風味を奥に感じます。最後に小さい小さい酸味の粒が顔を出す感じ。ほんの一瞬サイダーのような爽やかさもありました。
「キットカット」とのコラボ商品も
過去数回、東京カカオが使用された特別な「キットカット」商品が発売されています。
実店舗やネスレの各通販サイトでも購入可能です。
見つけたらぜひGETを。
「TOKYO CACAO(東京カカオ)」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗
販路としては、栽培地である小笠原母島の観光協会(東京都小笠原村)や、平塚製菓工場直売店(埼玉県草加市)が予定されています。
ネット通販、お取り寄せ
もちろん、ネットでのオーダー、予約が可能です。
ぜひチェックを。
↓こんな風に届きます!