色んな方の海外出張に「おとも」して、さまざまな仕事、世界の流行などを紹介するNHK「海外出張オトモシマス」。
この番組で、ショコラ女子の間では超有名な、通販サイト「フェリシモ」の名物チョコレートバイヤー みりさんが紹介されました。
「通販カタログバイヤー 木野内美里(きのうちみさと)」として出演したみりさん(NHKなので、「フェリシモ」という企業名は出ず。)が買い付けたモノとは?
…という事で、このページではそれらショコラトリーをまとめてみました。ライターも食べた事あるものばかり!
オンラインでのお取り寄せ方法もご紹介していますので、ぜひ最後まで~。
目次
ヤンクーヴァー(パリ10区)
1店舗目に紹介されたのは、観光地からやや離れたパリ10区。地元の若者に人気だというお洒落なエリアにある、今、大注目のショップ「ヤン・クーヴァ―」。
看板商品であるメルヴェイユ(メレンゲを使ったスイーツ)を求め、開店前から行列ができるほどの人気店だそう。
その食感はサクサク、「メレンゲも数種類使ってますね、手が込んでる。」と感心するみりさん。
そして、こちら↑も人気商品。
パティシエが小さい頃よく見た、そして「自分と同じ赤毛だから」という理由で好きだという「きつね」を模したプラリネ。
「売れすぎて何個売れたかわからない」とご本人。
中は、ナッツとキャラメルのペーストですが、通常のプラリネと比較すると滑らかな舌触り。見た目も美しいのに、ここまで中身が凝っているのは珍しい。さすがのいっぴんです。
ちなみに、この狐はバロタン(箱)↓やショッパーにもデザインされていてショップのアイコン的なキャラになっています。狐型のムースケーキ「Love」という商品もあります。
実は、みりさんが訪れた後、日本の雑誌でも「サロンデュショコラ・パリ」で取材を受けていて、やはり「今回 再注目のブランド」との紹介。(その際は「ヤン・クヴルール」の表記でした。)
店舗詳細
■住所:23bis Rue des Rosiers, 75004 Paris, フランス(グーグルマップで開く)
営業時間:10時00分~20時00分
■住所:137 Avenue Parmentier, 75010 Paris, フランス(グーグルマップで開く)
営業時間:8時00分~20時00分
パリ10区の他、マレ地区にもお店が出来たそうです。
マチュービジュー(マレ地区)
2件目は、高級レストランやブティックが立ち並ぶマレ地区にあるお店「マチュービジュー」。
二つ星レストランから独立。新進気鋭。
スタイリッシュな店内は、その名(ビジュー)の通り、ジュエリーショップのようです。
店内には、ジャンデューヤペースト?かなという瓶詰めのプロダクトや、ドドンとオレンジやヘーゼルナッツが乗っかったマンディアンタイプの板チョコなどが並んでいます。
上品な佇まいのシェフがおすすめするのは、なんと、カレー味のボンボン。
それから、ポルチーニ茸のモノも…。なんとも攻めたラインナップ。
「日本人の口には…」と残念がるバイヤーみりさんが最後に気に入ったのは「プラリネ」。「フランスらしいピーナッツの味がして、他の誰ともかぶっていない味」と絶賛。
…しかし、後日調べてみると、こちらはフェリシモではなく「松屋銀座」と取引したようで、実際にフェリシモで販売されることはありませんでした。
…パリのショコラトリーは、やはり各バイヤー同士での争奪戦なのかもしれないですね。
店舗詳細
■住所:26 Avenue de la Résistance, 93340 Le Raincy, フランス(グーグルマップで開く)
電話:+33 1 43 81 00 93
営業時間: 9時00分~19時30分
日曜日のみ 8時00分~13時00分
定休日:月曜日
ケルノン ダルドワーズ(アンジェ)
ちょっと番外編…といった感じで、3つ目に紹介されたのは、以前、みりさんが発掘して日本で大ヒットしたという「ケルノンダルドワーズ」のチョコ。
見た目が何ともユニークなのは、ホワイトチョコをブルーに着色していること。そうなんです。「青いチョコレート」なんです。
これは、アンジェ地方で名物の「瓦」をイメージしたもの。
「フランスよりも、日本の方が有名かもしれない」とシェフのインタビューでしたが、私がパリのイベントにお邪魔した時も、かなりの人気でしたので、これはシェフの謙遜?かな?
ヨハン・デュボワ(ブルターニュ)
さて、みりさんの買い付け出張のお話に戻ります。
次に訪れたのは、そば粉のガレット、そしてボルディエバターを使った塩バターキャラメルが有名なブルターニュ地方。
そのエリアの中でも、観光客もほとんど訪れないサンブリューに、凄腕のショコラティエがいました。
ブルターニュで五代続くケーキ屋の息子、「ヨハン・デュボワ」氏が、その人。
スペシャリテは、ブルターニュの海を表す波型のショコラ「そば粉のボンボン」。
そば粉と、塩バターキャラメルの2層になった、凝った一粒です。
こちら、もちろん後日フェリシモで販売され、大好評を博しました。
2018年のカタログにも大きく取り上げられていたので、売り切れも早かったです!
店舗詳細
■住所:1 Rue Fulgence Bienvenue, 22360 Langueux, フランス(グーグルマップで開く)
電話:+33 2 96 33 80 82
営業時間:9時30分~19時00分
定休日:日曜日
サンブリュー本店は2009年にオープン。2011年にディナンにも店舗を出しています。
ネネット(バンヌ)
最後に訪れたのは、バンヌにある小さなお店。
みりさんが一年以上かけて交渉を続けている「ネネット」は、地元の方でにぎわう「デリス市場」という生鮮市場の中に。
ショコラティエール エヴ カードンさんと、それを支える母シルヴィさんが営む地元密着型のショップは、元デザイナーのシルヴィさんの力もあるのでしょうか、本当にお洒落な見た目で、特に女性から人気の様子です。
鉛筆の先のような形のボンボン。
色鉛筆のように、それぞれ、先端の色が違い、それが味の違いをあらわしています。商品名には友人や家族など「人の名」が冠されていて、ゆずのチョコレートは母「シルヴィ」さんの名前が。
「大量生産が必要なら、品質が落ちてしまう」「バンヌ(地元)での販売にこだわりがある」との理由で、日本との取引に乗り気ではなかった母娘でしたが、みりさんの熱意や「世界のローカルチョコ」を販売する際の気遣い、実績などを理解した上で、実際にフェリシモでの販売が決定!
こちらもヨハンデュボワと一緒に、2018年バレンタインでは大変な人気に!
ライターは争奪戦に負けGET出来ず(涙)翌年2019年に、初めてお取り寄せしました。
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【出演】博多大吉、横山由依【ナレーション】宮野真守
フェリシモ「幸福のチョコレート」
今回ご紹介したチョコレートたちは、通販サイト「フェリシモ」の「幸福のチョコレート」で扱われています。
これらすべての店舗に自ら足を運び、そして日本のファンへ届けたのは、もちろん、記事中で何度も登場している名物チョコレートバイヤー みりさん。
雑貨やファッションなどのイメージが強い「フェリシモ」ですが、チョコレート通には知られる存在で、彼女が世界各国で探してきた、日本では手に入らないチョコが買えるとして人気なんです。
2018年9月までに484ブランド約2,400種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは244ブランド以上。
ぜひチェックを。
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