【閉店】【ローチョコ】チョコ嫌いの女性が作った古代製法「ラブロータス」を取り寄せてみた



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ラブロータスとは

先日、チョコレートのセレクトショップ「ショコラナビ」のオンライントークショーを拝見した際、初めて「love lotusラブロータス)」というブランドを知りました。

なんでも、昔ながらの作り方をしているちょっぴり面白いチョコレートを販売しているんだそうな…!

というワケでこのページではそんな「ラブロータス」について、トークショーの内容も交えつつ、ブランドの特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けしたいと思います。

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「ラブロータス」とは?

「ラブロータス」は、2018年にオープンした石川県金沢の、ビーントゥバー*1のチョコレート工房&ショップ、チョコレートブランドです。

手掛けるのは、蒲田千佳さん。

もともとチョコレートがあまり好きではなかったという彼女が、たどり着いた、こだわりの原材料、製法で作られた商品が話題を呼んでいます。

*1 ビーントゥバーとは…自社工房でカカオ豆の焙煎から完成品までの全工程をハンドメイドで作る製法。

古代製法で作るローチョコレート

採用しているのは、浅からぬ縁を感じたというベトナム ストーンヒル農園の無農薬カカオ。

製法は、いたってシンプル。
すり潰したカカオ豆に甘み成分(喜界島の黒糖)を混ぜ、練り上げた後固める…だけ。

・乳化剤などは使わず、
・かつ、コンチング(練り上げ)時間が20~30分ほどの超短時間(ノンコンチェ)

で仕上げているのが、一般的なチョコレートと大きく異なります。

その製造過程では、一貫してそれら材料が48度以下の状態にあるため、「ラブロータス」のチョコレートは「ローチョコレート」でもあるんです。

なぜ、古代製法?

その製法にたどり着いたキッカケとして「会社に資金がなく、焙煎機などの設備や手間にお金がかけられなかったんです。」…と語る蓮田さん。

自分にあるのは「カカオ豆と出会った事、そのインスピレーション」だけだったそう。

しかし、その結果シンプルな製法を用いた事で、かつて自分が苦手だった、乳化剤や油脂が原因と思われる「チョコレートの喉にまとわりつくような感覚」を消した、さくさく軽い食感でサラサラとした食べやすいチョコレートが生まれました。

エシカルな活動も!子どもを支援する「Lotus Project」

エシカルなのはチョコレートの中身だけではありません。

蒲田さんは、ご自身の経験をもとに、児童養護施設にて暮らす子ども達などを支援したい、と、NPO法人「ロータス」とともに「Lotus Project」プロジェクトを設立。

「ラブロータス」の売上の一部を寄付するなど、その活動に関わってらっしゃいます。

「ラブロータス」おすすめ商品

さて、そんな「ラブロータス」から、トークイベントで紹介されたものを中心に、いくつか商品をピックアップしてみたいと思います。

金澤山椒 山のかけら

珍しい金澤山椒を使った割れチョコ「山のかけら」。

山椒と言えば、うなぎをいただく時に使うあの印象が強いですが、「ラブロータス」が使う素材は、まだ、山椒の実の中に辛い成分が出来ていない青山椒というのを使っているんだそうです。

金澤山椒 山のかけら 中身とお味

オーナー蓮田さんが、山椒ハンターと呼んでいる方が1つ1つ丁寧に収穫したもの。

実際、袋から出してみると…

ご覧の通り、わりと遠慮なく(笑)結構な量の山椒が乗っかったチョコレートが。

金澤山椒 山のかけら 中身とお味

今まで食べたものの中では、ローチョコレートっぽさはあまり感じずビーントゥバーらしい独特の発酵臭を感じました。ざらざらシャリシャリした食感も、そちら方面。

「ローチョコレート苦手なんだよね…」という方にもぜひ体験していただきたいお味!なんだったら、言われなければ気づかないかもしれません。

意外だったのは、青山椒の美味しさ

酸味は柑橘に近いような好ましさで、舌が痺れるような感覚もほとんどありません。
時折フワっと、山椒の良い香りを感じて、味わいのマリアージュには、思わず「うっま…」と言葉が漏れるほど。

ラブロータスとは

正直、想像以上に美味しくてビックリしてしまいました。

金澤の柚子 光のかけら

そして金澤の柚子が使われた「光のかけら」も、夏でも食べやすいチョコレートとしておすすめされていました。

通常、チョコレートやスイーツに使用する場合は、柚子の周りの皮だけを使うのが一般的なところ、こちらの商品では柚子を丸ごと使用。

スライスした柚子を粉砕してチョコレートに入れています。

酸味だけでなくほろ苦さなども楽しめるいっぴん。

能登塩ペッパー 海のかけら

その名の通り、ソルトアンドペッパー、両方が使われた「海のかけら」。

使われているのは、能登半島の先端…奥能登珠洲で作られた揚げ浜式の塩と、ブラジル産の無農薬栽培の黒胡椒

ハーブのようなフルーティーな香り。

塩チョコはよくあるけど、胡椒と組み合わされているモノは、実はちょっと珍しいですよね。

「ラブロータス」原材料名 例

山のかけら:カカオ豆(ベトナム)、黒糖(鹿児島)、山椒(石川県)

金澤山椒 山のかけら 原材料名

「ラブロータス」店舗&通販(お取り寄せ)情報

実店舗

「ラブロータス」の工房、ショップは金沢市に。

住所:〒920-0906 石川県金沢市十間町61 ライオンズマンション1F(グーグルマップで開く
電話:076-208-4235

定休日、営業時間、アクセス、駐車場などに関しては、都度、公式サイトからご確認下さい。

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冒頭で書いた「ショコラナビ」さんでも扱いがあります。

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