毎年「あ、アレを買わなきゃ!」と思い出す、ライター溺愛の塩キャラメル…。
それは、ベルギーはブリュッセルのはずれにあるチョコラトリーのモノでした。
このページでは、そんな「Centho Chocolates(セントー)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
「セントー」とは?
「セントー」は、ショコラティエ ゲールト・デコスターによって、2002年に誕生したベルギーのチョコレート屋さん。
首都ブリュッセルから車で30分ほど行った、テルビュレンという場所にあります。
2013年には、国際的なチョコレート・コンクールである「インターナショナルチョコレートアワード」にて、ベルギー初の金賞を受賞しました。
お店の名前は、ショコラティエ ゲールト氏のお子様2人の名前が由来。
2024年9月、表参道にセレクトショップ「ショコラトルベ」がオープン。これにより、日本でも一層手軽にセントーを楽しめるようになりました。(詳細後述)
こだわりの製法
カカオの個性それぞれに合わせたフィリングを考え、それら素材を最高に引き立てる味を追求しているセントー。
また、エンローブ製法(別名:皮膜チョコレート。ガナッシュやクッキーなどの中身をチョコレートでコーティング)の工程にもこだわりを持っており、コーティングするチョコレートをできるだけ薄く仕上げています。
そのため、セントーのチョコレートたちは、くちどけがとろけるようにスッとしていて、とても滑らか。
ショコラティエ「ゲールト・デコスター」
ショコラティエであるゲールト氏は、ベルギーの調理学校で6年間お菓子作りを学び、1983年に学校を卒業、お兄さんと一緒にペストリーショップをオープンしました。
その後、さらにチョコレート作りにハマっていき、2000年に独立。
3年間チョコレートについて学び直し、現在もカカオと真摯に向き合うチョコレート作りをしています。
「セントー」おすすめ商品
塩キャラメル ボンボンショコラ
セントーの代表作は、塩キャラメル!
冒頭にも書きましたが、これが本当に美味しくて…。
バレンタイン時期に百貨店の催事をはしごするんですが、なぜか別々のデパートで同じものを買い足してしまうくらい好き。
こちらは、コスタリカ産カカオを使用しています。
前述した通り、こだわりのエンローブ製法で作られた1粒(厚さ8mm、3x2cm)は、チョコレートの層がとても薄く、塩キャラメルの味が最も感じられる仕上がり。
完成までには何年もの歳月がかかっており、そのテクスチャは試行錯誤の上に出来上がりました。
実はこの塩キャラメル、通常のガナッシュの作り方とその過程を逆にしているんです。
この過程には、金賞を受賞した際の「インターナショナルチョコレートアワード2013」審査員たちも驚いたとのこと。
塩キャラメルはどうやらスペシャリテのようで、ボンボンのアソートボックスの中に、必ず1粒入っていました。
パヴェ
カラフルな幾何学模様の包みの中身は、少し背の高いキューブ状のボンボン。
黄色っぽい方がジャンデューヤ、そしてオレンジっぽい方が塩キャラメルでした。
エンローブではなくモールドで作られてて、通常ボンボンよりもチョコの割合が多くリッチな味わいです。
キャラメルソルトミルクチョコレートサンド
柔らかなクッキーで、分厚いチョコレートを挟んだ塩キャラメル風味のチョコレートサンド。
サクサクコリットロリと溶けて行って、ほんの少しの塩味をアクセントに口の中で一体化。
バニラのような甘く柔らかな香りと塩キャラメルが、ちょっとハッとさせられるほど身近な味です。
「セントー」店舗&通販情報
実店舗はベルギーに数店
実店舗は、ベルギー・ブリュッセルから約15km離れたフランダース地区テルビュレンに。
■テルビュレン店
住所:Veeweidestraat 3, 3080 Duisburg, ベルギー(グーグルマップで開く)
電話:+32 2 767 07 74
営業時間:火曜~金曜日 8時30分~12時30分 13時30分~18時30分
土曜日 9時00分~18時00分
定休日:日曜日、月曜日
また、2018年にはブリュッセル店、カンペンホウト店がオープンしています。
日本でのお買い物は「Chocolat Trouver(ショコラ・トルべ)」
2024年9月2日にオープンしたセレクトショップ「Chocolat Trouver(ショコラ・トルべ)」でセントーの扱いがあります。
住所:東京都港区北青山3丁目10-19, Arrows aoyamaⅡ, 1F(グーグルマップで開く)
アクセス:東京メトロ「表参道」駅 B2出口より徒歩2分
電話番号:03-6712-6730
またバレンタインシーズンになると、催事出店したデパートのオンラインショップからお取り寄せするコトができます。