一度は訪れてみたい世界遺産として人気のアンコールワットを擁し、クメール料理など独自の食文化を持つカンボジア。
そんなカンボジアのカカオ豆を主役にしたブランド「チョコリコ」さんをご紹介します。
「チョコリコ」のこと
「チョコリコ」は、渡邉千晃さん、由利子さんご夫妻によるチョコレート専門店。
カンボジア産オーガニックカカオ豆と天然パームシュガーを使い、カカオ豆の状態から手作りされたチョコレート(ビーントゥバー)が主役です。
2014年、教育支援のためカンボジアを訪れた渡邉さんが、現地で社会的な問題に触れ一念発起。
経済的な理由で学校に通えないカンボジアの子どもたちのために、自社カカオ農園も運営。
チョコの製造は、ほぼ独学でショコラティエの資格を取得した由利子さんが担当!
2020年7月7日設立。
「チョコリコ」のおすすめ
72%
一番ベーシックな商品。
ほんの少しの酸味、きのこっぽさ、ビターチョコですがやわらかく、乳成分が入っていないのに不思議とミルクぽさがあります。
歯を押し返してくる弾力性。チョコに使うオノマトペじゃないとは思うけど、サクサクと表現してしまってもいいくらい、気持ち良い歯ざわり。
そしてなにより苦味がいい。本当に驚くほどスカッとキレが良くって嫌な苦味が残らない…!
ほろにがミルク
「72%」にミルク入れたら絶対美味しいだろう…という商品がコレ。
やっぱり苦味を活かしたミルクチョコで、甘ったるさやベタベタした感じが一切ないのが特徴です。
「ほろにがミルク」のネーミングはまさに。
こぶみかん(カファライム)
東南アジアと言えば、なバイマックルー!
私コレが大好きで、カンボジアでよく食べた揚げピーナッツ?みたいなヤツ(いろんなハーブと塩、胡椒、ナンプラー?で味付けされてた)を自宅で再現するために購入したことも。
カンキツの爽やかさにプラスして、山椒に似た味があります。
お食事っぽさもありつつ…ミルクチョコなのでやっぱりデザート、スイーツ感もある!
クラタペッパ―(胡椒)
ご存じない方もいらっしゃるかもしれないんですが、カンボジアは胡椒が有名。
中でも、一流シェフからも指名買いされるという「クラタペッパ―」が高級な品として知られてます。(内戦で壊滅的になった胡椒を、日本人である倉田さんって方が復活させた…なんていう経緯も。)
胡椒のフレッシュな香りがカカオと合う!そして最後にピリリとした刺激。
チョコはシュルシュルとしたシルクタッチの舌ざわりで、弾力がありながらするりと溶けていきます。
「ベトナムのカカオと似てるのかな?」と思ったんですが、意外と穏やかで深い味わいのカンボジアカカオ。
その他、「苺とチョコってやっぱあうなぁ」と思わず頬が緩んでしまう間違いない1枚、ミックスベリーも美味しかった♪
店舗情報
住所:名古屋市西区赤城町16-1
電話:052-504-5335
定休日、営業時間に関しては都度公式サイトなどでご確認の上、お出かけください。
ライターのひとりごと
実は、「今までどの国が良かったですか?」の質問に、必ず「カンボジア!」と答えている私。
「アンコールワットは死ぬまでに一度は見たほうがいい」としつこく友人に布教してるし、そんでもって、カンボジアのクメール料理の美味しさもちょっとずば抜けてると思っている…!
魚を発酵させペースト状にした、日本でいう味噌や醤油のような存在の「プラホック」も、わたしイケるクチでして。
あとあと、フランス領だったこともあるので、意外なことにパンが美味しいんですよねぇ…。
バインミーじゃなくって、カンボジアではヌンパン(ノンパン)って言ってた。
…とだいぶ脱線したんですが、世界遺産だとか、ラグジュアリーなホテルとかスパとか、町のマッサージ屋とか屋台とか、急に現れるお洒落なヨーロッパ調の街並みとか、早すぎるトゥクトゥクとか!全部全部好き!