アフリカで唯一、カカオ豆の栽培からチョコ作りを行う工房、「クラウディオ・コラッロ」のチョコを体験しました。
「クラウディオ・コラッロ」のこと
「クラウディオ・コラッロ」は、アフリカの島国サントメプリンシペにあるチョコレート工房です。
カカオ豆から一貫してチョコ作りを行うビーン・トゥ・バー…よりもずっと深くカカオにかかわる「カカオ・フロム・ザ・ソース(cacao from the source)」と自ら定義し、カカオ豆の栽培から行っています。
手掛けるクラウディオ・コラッロ氏は、フィレンツェで生まれの事業家。
内戦による政情不安などで全てを失った同氏が、移住先であるサントメプリンシペの荒れ果てたカカオの木を復活させるところから物語は始まりました。
苦味のないカカオにこだわり、カカオ本来の旨味や香りをストレートに感じられる奇跡のチョコレートを販売。
ユーロチョコレート最優秀国際プレゼンス賞受賞!
日本では、千葉県いすみ市の1級建築士事務所バナナドライブが運営する、輸入販売会社「せかいいち」から購入可能です。
2019年、サントメプリンシペの地で出会った「クラウディオ・コラッロ」に感動したご夫婦が、現地の工房に連絡。日本で初めて同ブランドのチョコを販売することになった、という経緯があるそうです。
食べてみました
送っていただいた包みをパカリと開けた瞬間、ものすごくパワフルな香り!
キノコや栗系というよりは、チーズや牧草系。
食感も、噛んだ瞬間ホロっと崩れるようなプリミティブな食感で、古代のチョコを思わせますが、その後はまさにチーズのような粘度でネットリと溶けていきます。
カカオマスオンリー、カカオバターも何も加えず作られた「100%」は、チーズ、牧草のイメージを最も感じる1枚。
これまで何種類か100%を体験したことがあるんですが、確かに苦味が穏やかな印象。
酸味もあまり感じず穏やかなトーン。
ソルト&ペッパーは、初め胡椒から、数秒後にチリリと塩気。
カカオの個性にぴったりのフレーバー。
より、古代のチョコみを感じる、シャリシャリとどこまで気持ちい食感のクリスタルシュガー。
あと、リベリカっていうコーヒーのもすごく美味しい!
オレンジ、そして土臭さのない生姜といった種類もあります。
お取り寄せできますので、気になる方はオンラインショップなどをチェックしてみてください。