「Seiste」や「アルノー・ラエール ジャポン」にお勤めだった佐藤美歩シェフによる「fammy」。
2023年12月、桜新町に実店舗をオープンした注目店についてご紹介します。
目次
「fammy by Miho Sato」のこと
2023年、ブランド名を「mills(ミルズ)」から「fammy(ファミ―)」にチェンジし生まれ変わった、佐藤シェフ(@mihho9)の新たなブランド。
「Favorite+Yummy」
「Family(家族)の様に、『fammy(ファミー)』に帰ってきて欲しい」
「日常の小さな幸せを作る。」
といった想いが込められているそうです。
住所:東京都世田谷区弦巻3- 12- 13グレフォルム1階
ライターがこれまで体験したファミ―のスイーツたち
クッキー缶
写真は、お家でホッと寛ぐ、温もり宿るクッキー缶「relax at home缶」。
2024年10月、三越伊勢丹オンラインから購入しました。
フレーバーは、
・メープルピーカンナッツ
・狭山茶紅ほうじ茶クッキー
・狭山茶強火煎茶クッキー
・北海道多寄町蕎麦粉ラングドシャ
・アマゾンカカオメレンゲ
・お家クッキー、くもクッキー(ノーマルクッキー)の6種類。
メープルピーカンナッツは、ガリリッとシッカリした食感の分厚いサブレ。
ハスクを思わせる心地よい苦味と、じんわりと染みるメープルシロップの甘さが楽しめる1枚。
北海道多寄町(たよろちょう、って読むんだそうです。)の蕎麦ラングドシャも美味しいです!
真ん中の部分と端っこの生地が薄い部分の食感もちょっぴり違って、それがまた楽しい。
小さく絞ったグリーンのクッキーは、狭山茶強火煎茶。
シッカリとした香ばしさと、塩がバランス◎
狭山茶紅ほうじ茶ホロホロクッキーは、ほうじ茶の甘い香りと、こちらも塩がチラッと利いててお洒落な味。シットリとサクサク両方楽しめる食感です。分厚いのもいい~。
ちなみに、狭山茶紅ほうじ茶は、狭山茶の茎を発酵させた上で焙じて作ってるんだそうです。
そして、アマゾンカカオのメレンゲ。
サクサクとシャクシャクの中間のような繊細な食感。
生臭さも一切なくって、アマゾンカカオの良い香りが楽しめます。
チェンマイblossomケイク
タイ北部チェンマイのカカオを使った焼き菓子。
ココナッツ、そして広島県呉市豊島の「小越農園」のグリーンレモンが使われています。
封を開けてまず最初に感じたのは、あら?紅茶が入ってるのかな?と言うような香りの良さ。
そして、シットリほろほろプシュプシュ…そしてサラリと溶けていくような生地。
ちょっと米粉とか大豆のお菓子っぽい歯切れのよさ?がある不思議な食感です。
断面写真の下の方の塊がレモンです。
キュゥっとパワフルな味なのかと思いきや、想像よりも酸味の角がなく優しい味わいで、カカオの良さを引き立てるような仕掛けに。
そしてトップにクリーム。
いずれも、生地自体に混ぜられてるんじゃないので、自分が好きな時に齧れるのも楽しい。
メイプルシロップとココナッツが優しくて、全然飽きない。
甘さ控えめで、コロンっと大きなサイズでも軽やかにいただけます。
言い方があってるかわからないんだけど、ちょっとお食事ぽさ?があるお菓子でした。
瀬戸内小越農園レモンケーキ
瀬戸内小越農園のレモン、土佐ベルガモット、米粉を使ったレモンケーキ。
とにかくレモンのフレッシュさが際立ってる!アイシングに使われているベルガモットのやわらかな香りと爽やかさレモンに加わって超お洒落なフィニッシュ。
時折ライムを思わせるニュアンスも。
生地はしっとりとしながらも、シャクシャクとした軽やかさが絶妙に同居していて、一口ごとに粒立ちの良さが口の中で「美味しいよ!」「美味しいよ!」と自己主張してくる感じ。
しっかり酸っぱいのが好きだけど、ヒヤッとするほどの酸っぱさはちょっと苦手…、と、そんなわがままな願いを叶えてくれる、酸味と甘味のバランスが最高です。
リトルハート
2024年、松屋銀座のバレンタイン「銀座バレンタインワールド」に登場したボンボンショコラアソート。
北海道産蝦夷ベリーのコンフィチュールを閉じ込めた「red Heart」と、レモンコンフィチュールと積丹ジンを使ったガナッシュの2層仕立ての「yellow Heart」。
「fammy」のお菓子を手に入れるには?
実店舗、もしくはお取り寄せで。
催事などにも積極的に出店されているので、イベント、そして期間中は該当デパートのオンラインショップなどでも扱われます。
また、タイのカカオを使ったチョコレートブランド「ガートココア」さんとコラボすることも多く、タイミングが良ければそちらからお取り寄せすることも!