食材豊かな南フランス プロヴァンス地方。
タイムやバジルなどのハーブ、果物やはちみつなど地元の食材を毎朝仕入れ、ふんだんに使う”五感で楽しむチョコレート”「Frédéric HAWECKER(フレデリック・アヴェッカー)」。
このページではそんな「Frédéric HAWECKER(フレデリック・アヴェッカー)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
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目次
「フレデリック・アヴェッカー」とは?
フレデリック・アヴェッカーシェフは、1976年アヴィニョン生まれ。
コンパニオン(職人組合)制度のもと、フランス各地のパティスリー&ショコラトリーで修行を積み、26歳で独立します。
2002年、兄ギヨームとともに、アヴィニョン郊外のシャトー・ルナールに「HAWECKER(アヴェッカー)」をオープン!
2011年、M.O.Fショコラティエの称号を取得。
2015年には、C.C.C(クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)でアワードを受賞。
お店があるシャトー・ルナールは、フランス人がバカンスを過ごすために訪れる人気の街。
丘の上にそびえたつ古城が街のシンボルとなっており、フレデリックアヴェッカーはそんな素敵な街並みの中で、やはり素晴らしいショコラを生み続けています。
店の向かいにある市場から、毎朝新鮮なフルーツや野菜を仕入れているパティスリーには、常時17種類ほどの商品が。
お店に来る方の想像をかきたて刺激するようなディスプレイも話題!
なんと、フランスの超有名映画俳優ジャンレノや、サッカー元フランス代表選手などセレブリティも通っているそう!
「フレデリック・アヴェッカー」おすすめ商品
コフレ ユイル ドリーヴ
アヴェッカーと聞くと、これを思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか。
プロヴァンス産のオリーブオイルを使ったガナッシュのボンボンショコラ「コフレ ユイル ドリーヴ」。
イチゴやミント、ランボワーズ&タラゴン、ユズなどが使われています。
センターのガナッシュはホワイトチョコがベース。
コーティングはミルクチョコレートです。
ショコラ アソート ベスト オフ
これまでの代表作6粒をセットにしたショコラアソート。
■フロコン(左、白いプリント)
スペキュロス風味のプラリネと林檎のジュレをあわせたボンボン。小さくカットした洋梨と無花果も入ってます。MOFコンクールの為に考案した思い入れの深い1粒。
■フレーズ マント(苺ミント、中央、ドーム型緑)
苺とミントを使ったガナッシュをセンターにしたプロヴァンスらしい1粒。日本での人気です。
■メキシック(ミルクチョコ&黄色いプリント)
トウモロコシ風味のプラリネ。数年前に考案してスペシャリテに!
そしてこちら↓は、オーダーチーズ」のサイトからお取り寄せした「rouge」という名前がついたアソート。
■松ぼっくり(左斜め上 松ぼっくりのモールド)
ホワイトチョコをキャラメリゼしたベイリーズリキュールと合わせたボンボン。
「ベイリーズリキュールって何?」と調べましたら、癖のないクリーム系のリキュールとの事。なるほど、ホワイトチョコとの相性ばっちり。
■ベネズエラ(ブランドロゴのプリント)
トンカ豆を使ったガナッシュ。
クンッと香りをかいだだけど「お、トンカ豆ですか」という香りの強さ。滑らかなテクスチャ。
桜の葉っぱの塩漬け、栗の蜂蜜のような風味がありました。
前者の特徴のせいでしょうか、なぜかちょっと和菓子っぽいイメージも。なのでほうじ茶との相性がめちゃくちゃよかった!
■赤いデコレーション(下 赤いモヤモヤのプリント)
生姜を使ったボンボン。
全体的にプワッとした弾力のあるガナッシュに、すこしシャラッとした固形物を感じるセンター。
シッカリと生姜の味わいがあるボンボン。でも、赤いプリントのイメージ通り、酸味が活きていて、すごく食べやすい1粒になっています。甘みもワリとシッカリ。
■オリーブオイルとオレンジ&シナモン
あぁぁっぁあこれ美味しいです…!
オリーブオイルを使ったホワイトチョコのガナッシュには、ココナッツのようなまるい甘みと風味が。
そしてその上にオレンジとシナモンのジュレ。ピールの繊維かな?というシャリッとした食感も感じます。
サブレ
■サブレ グルマン
サブレ、プラリネ、チョコレートを重ねたスイーツ。
2021年は、グリーンアニスや松の実を使った個性的なフレーバーの物を制作。
■レ クール ド プロヴァンス
その名の通り、クール…ハート型のサブレ。
アーモンドのサブレを砕いてホワイトチョコトとミックス、それをミルクチョコレートでコーティングしています。
アドベントカレンダーで「レ」を体験したことがあるのですが、美味しいです…コレ。
サブレというイメージよりも「フィヤンティーヌたくさん重ねまくった」というようなパリパリ&チャリチャリ感と甘みがあります。
サブレは「レ」じゃない方が好きという方もいらっしゃるかと思うけど、コレはこの甘さがいい。皆さん、ぜひ甘やかされて下さい、と思います。
1キロの苺から100グラムだけ作られるパウダーを使ったホワイトチョコバージョンもめちゃくちゃ美味しいです!
こちらはフールセックとドゥミセックの中間のような、サクサクほろほろシットリとした食感でした。
ケーク
2022年、「サロン・デュ・ショコラ」アンバサダー時に体験させてもらった「ケーク ドューヴル ショコラ」。
ロワイヤル
オープン時、一番最初に作ったのが「ロワイヤル」。
カリカリとしたヘーゼルナッツのプラリネと、ビターチョコのムースを併せています。
小さいお子さんからも人気のために、数年前に、現在の「アイス型」に変更したそう。
「フレデリック・アヴェッカー」店舗&通販情報
実店舗は、前述のシャトー・ルナールに。
また、2020年には、近くのスーパーマーケット空き地を買い取り新しいアトリエも完成させたそうです。
住所:6 Cours Carnot, 13160 Châteaurenard, フランス(グーグルマップで開く)
電話:+33490940416
http://www.hawecker.com/
日本でのお取り寄せ、通販
残念ながら日本に店舗はありませんが、チョコレートシーズンである1月~2月には、各デパートの催事(伊勢丹取材のサロンデュショコラの常連です!)どに登場。
同時期、三越伊勢丹のオンラインショップでも購入可能となります。
また、世界のチーズを扱う「オーダーチーズドットコム」では、その三越伊勢丹よりも品揃えがシンプルながら、バレンタイン関係なく販売していますので、こちらも併せてチェックしておくと買い逃しがないかと!
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ライターのひとりごと
「フレデリックアヴェッカーでは、よくセミをモチーフにしたショコラを作っています。
実は、セミは南フランスでは幸福の象徴。アヴェッカーのショコラを食べた人への幸せのおすそ分けなんですね♪」(ライター 超チョコマニアhitomi)
「2017年のサロンデュショコラ(日本)で購入したセレクションボックス フルールに入っていたフレデリックアヴェッカーの1粒は、なんとキンモクセイを使ったものでした。
他ブランドと比較しても結構チャレンジングなお味で、とても印象深かった!」(グルメライター ケイ)