日本にバウムクーヘンが伝わってからちょうど100年の年に、バウムクーヘンについて詳しく取材させてもらう機会がありました。
バウムクーヘンの定義や、そしてなにより、「日本人が本場ドイツ人よりもバウムクーヘンが好きすぎて、国内のそれが独自の進化を遂げまくってる」という事(笑)を教えていただいたのを覚えています。
さて、今回ご紹介するのは、ドイツで100年以上の歴史を持つ「HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE(ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ)」。こちらも日本で独自の進化を遂げているとか…?
メゾンの歴史の他、お取り寄せ情報などもお届けしたいと思います!
目次
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」とは?
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」は、北ドイツの中心都市であるHannover(ハノーファー)のパティスリー&カフェです。
そのオリジンは1895年。
1921年に、菓子職人のフリードリッヒ・バーテルスが伝統を引き継ぐ形でパティスリーを開業。それ以来「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」と呼ばれるようになりました。
1943年には、ハノーファ空襲で店舗が全壊。
その後数年間で、暫定的な再開からリニューアルオープンを果たし、1976年にストリートカフェをオープン。
現在も、100年前と同じように、最高の品質と匠の技で個性的なスイーツを作り続けています。
日本ではユーハイムが製造販売を手掛けています。
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」おすすめ商品
それでは、ライターが勝手にピックアップしたおすすめ商品たちを。
バウムシュピッツ
一口サイズのバウムクーヘンでアプリコットジャムをサンド、それをスイートチョコレートでコーティングした「バイムシュピッツ」。
バレンタインデーやホワイトデーには、ちょっと変わったフレーバーの特別バージョンが登場します。
パッケージもアーティストとコラボしたり。
ちなみに、本国ドイツのドイツのBaumkuchenspitzen Spitzen↓は、こんな風↑に箱にピッチリと入れられてはおらず、袋にガサッと↓
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やっぱり日本仕様なんでしょうか?
このあたりは、「発祥の地ドイツよりも進化して愛されている日本でのバウムクーヘン」の本領発揮。さすがユーハイム?!
クラシックバウム
通常よりも背が高くカットされた特別なバウムクーヘンをスイートチョコレートでコーティングした「クラシックバウム」。贅沢な一品。
マルガレーテンクーヘン
味はもちろんのこと、とにかく「映える」見た目から、インスタグラムなどのSNSでも大人気の「マルガレーテンクーヘン」は、その名の通り、マーガレットのお花を模しています。
マジパンを使用したしっとり濃厚な生地にアンズジャムとマジパンの花びらで飾りを。
マルガレーテンクーヘン(三越伊勢丹オンラインショップ)
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」原材料名&カロリーの例
ホワイトチョコレート(スイス製造)、砂糖、液卵白(卵を含む)、バター、液卵黄、小麦粉、ラズベリージャム、小麦澱粉、マジパン(アーモンド、砂糖、転化糖)、クリーム(乳成分を含む)、ドライラズベリー、レモン果汁、食塩、バニラビーンズ/ゲル化剤(ペクチン)、レシチン
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗
■ドイツ ハノーファ店
住所:Ständehausstraße 2-3, 30159 Hannover, ドイツ(グーグルマップで開く)
■伊勢丹新宿本店
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿 本館地下1階 グランアルチザン
電話:03-3352-1111
その他、三越伊勢丹系列を中心に、全国に数か所。