ビーントゥバーやハイカカオなチョコレートがブームの中「とはいえ、大人になってもミルクチョコはみんな好きだよね」と、あえてそのジャンルを主役に誕生した「Murir(ミュリル)」。
「アンテノール」や行列店「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」、それから日本における「ヴィタメール」商品を手掛ける株式会社エーデルワイスから誕生しました!
目次
「Murir(ミュリル)」について
「ミュリル」は、株式会社エーデルワイス初のD2C…開発製造からプロモーション、販売すべてを自社で行うブランドです。
「ミルクチョコレート専門店」として、公式オンラインショップのみで販売を開始。
ブランド名は、フランス語で「熟す」「成熟する」という意味があるそうで、大人でも楽しめるミルクチョコスイーツを展開しています。
使用するのは、農園の環境や生態系に配慮して調達された高品質のエクアドル産カカオ豆や、ユネスコ生物圏保存地域で育つストレスのない乳牛の稀少なメドウミルクなど、超こだわりの素材。

2024年バレンタイン新商品発表会にて。
スイスのフェルクリンにお願いして作ったというクーベルチュールは、特殊な粉乳にする製法を使っていて、焦げ臭さがなかったり、水にも溶けやすいため、すっきりとした味わいが特徴なんだそうです。
おすすめ商品
ミュリル・オン・ビスキュイ
前者2つのこだわりの素材で作られたミルクチョコに、ゲランドの塩をきかせたサブレを合わせた「ミュリル・オン・ビスキュイ」。
意外なほどにミルクチョコが分厚くって、齧ると「パキッ」「ザクッ」の2種類の食感が楽しめます。
サブレは軽快ながらもシッカリと詰まったような質感で、「サクサク」といった食感にプラスして「ガリッ」といった頼もしさも。
塩も、すべての人に愛される塩梅。
質の良いもの、高い技術をもってして、
「難しい事は言わない。誰が食べても絶対に美味しいと感じる味。」
に仕上げているのが、さすが!
以前から「ヴィタメール」の「マカデミアショコラ」とか「アンテノール」の「カカオビスキュイ・オ・ショコラ」とかそっち系の商品が大好きだったので、今回の商品もとっても美味しく楽しくいただきました。
バトン・ドゥ・ミュリル
ガナッシュやガトーショコラ生地を使ったバトンショコラ。
カットすると、ふわりとドライフィグとかシナモンみたいな…クリスマスのシュトーレンを思わせる香りがしました…これはマルサラワインの香り?
真ん中、ホロホロしっとり生地のガトーショコラがあってそれをガナッシュで挟んでいるような構成です。
土台のガナッシュにはめちゃくちゃカリッカリ&めちゃくちゃ細かく砕かれたヘーゼルナッツが混ぜられていて(なのでこの層はプラリネって言った方がいいのも?)食感もリズミカル。
ぷわぷわと、いつまでも香るワインにいい気分になっていたら、トンカ豆の風味にも気づきました。
スッキリと食べやすいミルクチョコレートと、香りのいいお酒、ナッツの香ばしさ、それらのバランスをまとめるトンカ豆。
そして当たり前ですが、ブランドの顔であるミルクチョコレートの繊細さにも驚きますね。
このくらいの大きなミルクチョコレートのスイーツをいただくと、どうしてもちょっぴり喉に「ウッ…」と違和感が残るものなのですが、それがないですね。
その繊細さを楽しむ為、あわせるならコーヒーよりも紅茶がおすすめです。
エタージュ
ケーキ型商品。お酒にも合うよう作られた大人のガトーショコラです。
ポイントはアールグレイと、熟成された柔らかな香りが特徴のディロンラム!
この他、シンプルなソリッドチョコレート、生チョコ、ケークといった商品も。ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。
ショコラ・フォレ・オ・キャラメル・フォンダン
砕いたナッツを使ったサブレとキャラメル、チョコレート。
パキッと割ると、トロリとキャラメルが溶けだします。
アーモンドとヘーゼルナッツ。甘さが強めなのでゲランドのフルールドセル(塩)を入れてアクセントにしています。
クリスティアン・キャラメル・ショコラ
軽く煮詰めたキャラメルに、砕いたアーモンドやクルミを加え焼きあげ、ミルクチョコでコーティング。
カリッと食感。
キャラメル・ムー・ショコラ
キャラメルとミルクチョコの、ひとくちサイズのキャラメルスイーツ。やわらかな食感。
キャラメルの煮詰め温度が異なる2種(108℃と109.5℃)がセットになっています。
108℃→舌の上で柔らかに溶けだす、ミルクチョコを感じる1粒。
109.5℃→より香ばしさが増した味わい。
という風に、1.5℃の温度差による違いが楽しい商品。