神戸市新港町ウォーターフロントに2021年10月に開館した「felissimo chocolate museum フェリシモ チョコレート ミュージアム」へ。
4月1日から始まる企画展を取材してきました!
目次
企画展その1「6Essenes ーチョコレートを表現する6人の知覚ー」
世界で活躍し続ける下記の日本人のショコラティエ&カカオティエ6名
■三枝俊介(CHOCOLATIER PALET D’OR)
■吉野慶一(dari K)
■辻口博啓(LE CHOCOLAT DE H)
■土屋公二(MUSÉE DU CHOCOLAT THÉOBROMA)
■小山進(PATISSIER eS KOYAMA)
■才村由美子(Yumiko SAIMURA)
の、チョコレート作りに関する道具、情報などの展示です。
6名それぞれ、本当に個性的な展示でして、例えば…
ダリケーの吉野さんはチョコ作りに欠かせない糖度計や剪定ばさみ、すり鉢など、
土屋シェフは、舌の状態を均一に保つなど体調を整えるためにやっているボクシングのグローブ、
小山シェフは、おなじみ、ライダースジャケットのようなオリジナルデザインのコックコート、
才村シェフは、イタリアならではのイースターに関する展示などなど…。(ちなみに才村シェフだけ、途中でジャンデューヤに関する展示に変更する予定とのこと。)
ここでしか見ることができない、特別な展示となっていました!
企画展その2:「AMAI ー Valerio Berruti の世界ー」
イタリアの美術家、ヴァレリオ・ベッルーティ氏による作品展示。
チョコレートクリームで有名な「ヌテラ」の街で、チョコレートの香りの中育ったベッルーティさん。チョコを包むアルミだったり、カカオ豆を運ぶ麻袋がキャンバス!
自身のお子さんがモデルだそうです。
常設展:「Morozoff ー 90 年の記憶ー」
日本のバレンタイン文化の礎を築いてきた洋菓子ブランドの「モロゾフ」の、創業当初 1930年代の貴重なチョコレートパッケージから最新のものまで、90年間の歴史を感じる100点以上のチョコレートパッケージの展示。
実は、一斉に展示されるのは史上初との事。
当時の、在日外国人向けの新聞「ジャパン・アドバタイザー」に掲載されたバレンタインの広告など、チョコレートガチ勢(笑)にとってテンションのあがる貴重な資料も。
コチラの広告、女性から男性への贈り物としては訴求しておらず、「大切な人に贈ろう」って書かれているそうです。
ちなみに、これら展示の関連グッズは施設内ショップにて購入するコトができますので、あわせてチェックしてみてください!
動画でもごらんいただけます♪
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施設、企画展概要
住所:神戸市中央区新港町7番1号 神戸市新港町ウォーターフロント
開館時間:午前11:00〜午後6:00(入館は閉館の30分前まで)
企画展会期:2022年4月1日(金)~9月25日(日)