
世界唯一のキャラメリエ(キャラメル職人)であるHenri Le Roux(アンリ・ルルー)。
塩をスイーツに使うという習慣がなかった1970年代後半において「塩バターキャラメル」を完成させ、その味の素晴らしさがパリっ子を驚かせた…という逸話を持つ伝説の職人、そして同名メゾン…。

そんなアンリ・ルルーは、チョコレート界でも有名!
毎年行われるチョコレートのお祭り「サロン・デュ・ショコラ」でも常連の1つになっています。

2019年あらたな屋号「メゾン・ルルー」として出発した同ブランドについて、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
(セミナー参加レポ、実店舗情報もあります!)
目次
「アンリ・ルルー」「メゾン・ルルー」とは?
世界一のキャラメル職人であり、フランス国家最高職人(M.O.F)のショコラ部門の審査員を務めショコラ界の父的存在とも言われるアンリ・ルルーによって開かれたメゾン。


創業以来、現在も人気な「C.B.S.(キャラメル・ブール・サレ)」がスペシャリテです。
そんな初代のエスプリを引き継いだジュリアン・グジアンがブランドを引き継ぎ、2019年、屋号を「アンリ・ルルー」から「メゾン・ルルー」に変更。

2020年にはそのジュリアンに代わって、M.O.Fシェフ ダヴィッド・ヴェスマエルがシェフに。

2023年、新たな屋号、新たなシェフで日本に再上陸!
神戸 三宮にてブティックとティーサロンを併設した2フロア構成で店舗をオープンしました。
「メゾン・ルルー」おすすめ商品
ボンボンショコラ
詰め物をした一口サイズのチョコ=ボンボンショコラ。
定番のモノだけでなく、新作も合わせて楽しむのが〇

↑こちらは2023年に購入した「ミニ メニール ボンボンショコラ」。
ブルターニュ地方に数多く残る巨石群遺跡をイメージしたボンボンです。

ハスクのような渋みやエグ味、苦味を生かしたココナッツのプラリネや、

メゾンを代表するキャラメルのボンボン、

カリカリのフィヤンティーヌが入っていて、その食感の差も楽しい、お塩をほんのり効かせたノワゼットのプラリネなどが入っていました。

こちら↑は2015年、旧屋号時代に経験した旅をテーマにしたボンボン。

そして2019年は「地中海」がテーマでした。バロタン(箱)もそれをモチーフにしていてなんともキュートでした。


中にはプラリネやガナッシュ、そしてもちろんキャラメルなど、さまざまなフィリングが。
例えば…↓
■ソワジック
蕎麦の実入りのプラリネをダークチョコレートでコーティングした1粒。
そば好きな人必見!

■ルイゾン・パッション
キャラメルを使用した「ルイゾン・パッション」。
ショコラ・ノワールで包まれたパッションフルーツの生キャラメル…。嫌いな女子がいるでしょうか?!パッションフルーツというと、酸味が強いイメージもありますが、程よい酸味なので食べやすいんです。

■タンデム
ビターなチョコレートクリーム(ガナッシュ)にキャラウェイをきかせたプラリネの2層になっているボンボン。

タンデムは「二人乗り」の意味で、ガナッシュとプラリネのデュオを表しています。

エジプトの乾燥した大地からのインスピレーション。
■ダマス
シリアの首都ダマスカスから着想を得たボンボン。
ジャスミンの花が有名なことから、ジャスミンティーで作ったジュレを使用。さらにグレープフルーツを入れる事で、苦みや甘みが複雑に絡み合い、時間差で味が変化していきます。

プリントされた幾何学模様も、このボンボンのお洒落で不思議な味わいをイメージさせます。
■アナトリア
アジアとヨーロッパの間、トルコのアナトリア地方にちなんだボンボン。

野生のアニスの種をスパイスに、レモンをプラス。ザクザクしたサブレも食感にアクセントを加えています。こちらもものすごくお洒落な味わい!

キャラメル
チョコから離れますが、アンリルルーの絶対にハズせないスペシャリテは、前述の「キャラメルバー」でも登場したキャラメルです!

砂糖や水あめをほとんど使わない…という特別な作り方をしたキャラメルは、一般的なキャラメルとは全く違います。
「C.B.S.(塩バターキャラメル)」は創業者アンリルルー考案の塩キャラメル。
深く香ばしく、そしてキリッと塩。美味しい。ナッツも入ってさらに香ばしく。

「オレンジジャンジャンブル」は、ピールの苦味などはなく尖った味はありません。
だけれども、キャラメルが溶けていくと、今度はジンジャーがぐいっと顔を出してくる。
終わってみれば、オレンジよりもジンジャーがの印象が強く残る、スパイシーな大人スイーツでした。

そして個人的なイチオシが「タタン」!
シンプルなカラーに見えますがよく見ると林檎の果肉が入っています。
フルーティーな酸味、シナモンの風味をキャラメルが包み込みます。

その他、フレーズ(苺)、カシス、フランボワーズ、シトロンヴェール(ライム)などのフレーバーも。

店舗では1粒からの購入も可能!

キャラメルバー
キャラメルをチョコレートでコーティングした、細長くってペタンとしたお菓子。
それぞれ、フレーバーをイメージさせるカラフルな箱に入ってます。

開けた瞬間、ブワっと力強いカカオの香り。
このタイプのお菓子では珍しい感覚です。あ、いいチョコ、ってすぐわかる。
とはいえ「やっぱりメゾンルルーだな」ということで、キャラメルを引き立たせるためチョコのコーティングはものすごく薄くて繊細。
なので、口に入れると先にチョコがサーッと溶けていきます。

「カシス」のチョコはかなりビターでキャラメルとの相性抜群。
独特の風味と酸味で、ものすごく食べやすいです。

そして「オレンジジャンジャンブル」は、カシスと比較すると、わりと甘く仕上げられています。チョコレートもミルクなのかな?
より一般的なキャラメルのイメージに近い味わい。

「C.B.S®」ももちろん!

「柚子抹茶」は、ゼストの苦みや酸味が、カカオのそれとリンクして相性抜群。

「フレーズ」は、キッチリとした酸味。ビターチョコとのコントラストが楽しく、もちろんバランスも良い~。

こちらも、店舗では1本から購入可能で、3本購入すると専用のお箱に入れてもらえました。
誰かに差し上げるのにもピッタリです。

クイニーアマン
日本では、伊勢丹サロンデュショコラや、高島屋のアムールデュショコラなど、バレンタイン催事のテイクアウトとして人気を博した「クイニーアマン」。

塩味が強く大人向け。
ブリオッシュ生地の底をコーティングしているカリカリとした部分と、中からトロリと溶けだしてくるキャラメルが絶品。
パフェ(カフェメニュー)
神戸店で体験できるパフェ。
塩キャラメルやショコラを使った定番のお味から、季節限定のものまで。

ちなみに写真は2024夏に体験したアプリコットが主役のパフェです。

フィヤンティーヌ?がいっぱい入ったチョコのキューブ、バニラビーンズをしっかりと使ったクリーム、アイス、塩がキッチリと効いた飾りのショコラに、酸味だけでなく舌を常温にも戻してくれる役割もあるベリーのソース…とさすが一流メゾンなこだわりがたくさん。

ちなみに↓こちらは2025年、ジェイアール京都伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」のデセールで体験したパフェ。
神戸以外だと、こういった楽しみ方もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「メゾン・ルルー」店舗&通販情報
実店舗
住所:〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目8-1(グーグルマップで開く)
アクセス:
神戸市営地下鉄海岸線 旧居留地・大丸前駅より徒歩3分
JR元町駅より徒歩5分
阪急神戸三宮駅より徒歩5分
定休日:水曜日

1Fがブティック、2Fがサロンになっています。

(旧屋号「アンリ・ルルー」として出店していた伊勢丹新宿店、高島屋玉川店は2019年にクローズしています。)
オンラインショップ、ネット通販
催事のタイミングなどで各デパートのオンラインショップにも登場する可能性があります。
私はよく伊勢丹三越オンラインを利用しています!
グルメライターケイのひとりごと
もう、ここ何年?も続けて新作を欠かさず買っています。
バロタン(チョコレート専用の箱のこと)も可愛くてお気に入り。
2015年にはパリのサロンデュショコラにも足を運びました。

その時に購入したのが↓こちらの4粒。
イタリアがテーマだそうで、左から、ブランボワーズのゼリーの上にバルサミコ酢を使ったガナッシュ、イタリア産のレモンをコンフィの上に、シナモンを使ったガナッシュ、クリのマジパンをつかったもの、そしてピスタチオ…です。

そうそう、アンリルルーのプロフィールのところで使った写真も、パリのサロンデュショコラで撮影したもの。
「テオブロマ」の土屋公二シェフを訪ねていらしたときにお願いして撮影させていただきました。なんと、私が2人に囲まれている写真も存在します。宝物です。
そしてこちらが↓日本のサロンデュショコラでの様子。

世界的に有名なシェフのデモンストレーションを間近で見ちゃいました。

ジュリアンさんカッコイイ…。

食材もお洒落!なんでそんな味を思いつくのかしら…?と感心してしまいます。
モロッコのミントティーを使ったチョコ、それからイタリア シチリア島の一部でよく食べられるブラッドオレンジ、ベルガモット…
アンリルルーのチョコは食べるだけで世界旅行した気分になれます。
メゾンルルー
