古い機械を使い手作りで。カカオ界のロマネコンティ「アメディ」を食べてみよう



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カカオ豆の選別から自社で手掛ける「ビーントゥバー」というスペシャルな製法にこだわり、「チョコレート界のロマネコンティ」とまで評される「AMEDEIアメディ)」。

片岡物産さんに取材に伺ったライターhitomiが、そんな「アメディ」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします!

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「アメディ」とは?

アメディは、ショコラティエ チェチリア・テッシエリ氏によるブランド。
イタリアのトスカーナ州ピサにあります。

カカオの産地・含有量・ブレンドの比率の違いを楽しむことができるチョコレート作りに定評が。

2008年「アカデミー・オブ・チョコレート」金賞
2013年「ブランコ デ クリオロ」アカデミー オブ チョコレートのゴールデン・ビーン賞を受賞。

チェチリア・テッシエリ

チェチリア・テッシエリはイタリアで唯一の女性チョコレートマイスター。

27歳のときフランスで菓子全般を学び、ベルギーでは、プラリネやガナッシュを学び、ドイツではカカオ豆から行うタブレット作りを学びました。

現在は、イタリアトスカーナ州ボンテデーラにアトリエを構え、チョコレート作りに没頭しています。

コンチングはあえて古い機械

チョコレート作りの心臓部ともいわれるのが、コンチング(材料を混ぜる工程)。

アメディでは、最新の機械を使わず、60~70年代に製造されたコンチングマシンを修理しながら使っている事でも有名です。

カカオの熟成度が異なるからこそ、カカオと対話しながらじっくりとコンチングするのがアメディ流。

ファッションブランドとのコラボ

イタリアのファッションブランドともコラボしていることで、常に話題となるアメディ。

また、フィレンツェのペルゴラ劇場とのコラボは、イタリア文化を広めていく大きな役割も担いました。

男性から大人気

カカオの買い付けは、ショコラティエであるチェチリアの兄アレッシオが行っています。

そのため、チョコレートを包むパッケージデザインも、男女のどちらかに好みが偏ることがないように工夫されており、そのシンプルなパッケージには、洗練された色彩が光ります。

実は、年々と男性のファンが増えているんだとか。

「アメディ」おすすめ商品

クリュ

原産地別のカカオの違いを楽しめる1箱。

マダガスカル、トリニダード、エクアドル、グレナダ、ジャマイカ、ベネズエラがそれぞれ単一で使われています。

ブランコ・デ・クリオロ

ベルーのカカオ農園と共に2年の月日を費やし完成させた「ブランコ・デ・クリオロ」。

「ブランコ」=白く輝くという意味を持ち、その名の通り希少な白いカカオ豆を使ったもの。実は、品種改良から携わっています。

ウッディーでスモーキー。野生的でビター。

その他…

■ポルチェラーナ:年間収穫量がごくわずか。アカデミー・オブ・チョコレートで金賞に輝いたチョコレート。お花のような華やかな香り。
■ノーヴエ:9種類のカカオ豆をブレンドしたダークチョコレート。食べていくごとに、香り・味わいが変わっていくことが楽しい。
■チュアオ:ベネズエラ産のチュアオ谷で栽培される貴重なカカオ豆を使用。ワインを相性がよいチョコレート。

なども人気です!

「アメディ」店舗&通販情報

本店はイタリアのトスカーナ州ピサに。

日本では、サロンデュショコラやバレンタインの催事のみの販売になったみたい(2017年4月から日本でのオンラインショップも閉鎖)なので、ぜひ、そんなチョコレートシーズン(1~3月)を見逃さないで。

やじるし伊勢丹 オンラインショップ

超チョコマニアhitomiのひとりごと

個人的に、70%以上のチョコレートが大好き。

それぞれのアロマの違いが感じられ、少し食べただけでも満足感が高いチョコレートだからです。

そうそう、ショコラティエであるチェチリアは、日本の市場調査もやっているそうですよ!