タイに行った時、現地ではちょっと珍しい、チョコレート専門店「Duc de Praslin」に行きました。
聞けば、本場ベルギー出身の方が20年以上前に創業したお店だそう。
このページではそんな「Duc de Praslin」について、店舗訪問レポを中心に、その他情報をお届けします。
目次
「Duc de Praslin」とは?
「Duc de Praslin」は、Gallothai(ガロタイ)という会社により、1993年に始まったチョコレートブランドです。
「本物のベルギーチョコレートの味をタイの市場に届ける」という想いで、そこに情熱を注いだのはポール・グレインドージさん。現在はその息子であるジーン=ルイスさん(ガロタイ マネージングディレクター)がその意思を継いでいます。
扱うのは、伝統的なプラリネやトリュフから、マカロン、チュイル、サブレなどのペストリーまで。
「Duc de Praslin」という店名の由来は、プラリネの語源に深くかかわる「プラスリン(プラズラン)公爵」から…でしょうかね。
こだわりの素材
「Duc de Praslin」の製品は、コーヒー豆、マカダミア、トロピカルフルーツなど、タイで栽培された素材と、ベルギーチョコレートの製造技術を融合させたもので、すべてタイで製造されています。
「Duc de Praslin」を訪ねました
…というワケで、今回、「RSU Tower」という商業施設内にある店舗を訪ねました。
大きな通り沿いにあり、大きなガラス張りの通り面からも、そしてビル内からもアクセスできる面白い作り。
建物内からはテイクアウト用のショーケースもあって、「ちょっと買って帰ろうかな」という気軽な様子。
さて店内は、自分がタイにいる事を忘れてしまいそうになるほど、異国テイスト満点な柔らかな色合いでまとめられています。
かといって、ベルギーか?って言われたら、ベルギーでもないっていう。
いずれにしても、落ち着いておしゃべりできる素敵な雰囲気で◎
「Duc de Praslin」おすすめ商品
品揃えは、前述した通り、ショコラトリーとしては驚くほど豊富です。
日本人の目から見ても、「なんでもあるね!」って感じ。
プラリネ(ボンボンショコラ)
一番目を惹くのは、やはり、いろんな形をしたプラリネ(一口サイズの詰め物チョコ=フランスで言うボンボンショコラ)です。
1粒約35バーツ(約120円弱)というお値段は、日本ではありえないお安さ。
フレーバーもお洒落なものが多くって、目移りします。
せっかくなので…とチョイスしたのは「Thai Tea」。
「お店のロゴ入りのモノもスペシャリテだろう」と、そちらも購入。
生チョコ
柔らかなガナッシュが、暑い地域には不向きなんじゃないの…と心配になってしまう「生チョコ」もありました。
日本ではおなじみだけど、他の国ではそこまでメジャーなチョコレートスイーツじゃないと思っていたのですが…と、商品名を見たら「Nama Chocolate」の文字。やはり日本のチョコからインスピレーションを得た商品のようです!
板チョコ
テイクアウトして帰るのにおすすめな、壊れづらい板チョコ商品もありました。
私が購入したのは、苺のフィリングがたっぷり入ったもの。
スリムな形と、波のようなモールドがお洒落です♪
このほか…、
ショーケースの中には、コーヒービーンズやアーモンドなどの豆チョコ類、マカロン、その他焼き菓子なども。
糖尿病の方や糖分の摂取を抑えたい方のために、シュガーフリーと低糖質のチョコレートもあるそうです。
「Duc de Praslin」店舗情報
観光客が一番行きやすい?のは、私も利用した「RSU Tower」という商業施設内の店舗です
住所:RSU Tower, G floor. Room No. G04, 571 ซอยสุขุมวิท 31, Sukhumvit Rd, Klongton Nua Wattana Krung Thep Maha Nakhon 10110 タイ(グーグルマップで開く)
+66 2 258 3200
グルメライターケイのひとりごと
最近タイでは、なんと、タイ産のカカオを使ったショコラトリー(例えば「Sarath N. Chocolatier」や「Kad Kokoa」といったトコロ)もいくつか出てきているみたいです。